勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

千春の抗議

2006-09-21 23:38:41 | Weblog
 今日は早朝の仕事、午前10時過ぎお店に出勤、カウンターで軽い朝食を摂っていた千春ちゃんに「おはよう」と声を掛けると、慌てて椅子から立ち上がり、丁寧に「おはようございます」と挨拶をする。

 彼女は、他の教師仲間にも、顔を見るとわざわざ椅子から立ち上がって丁寧に挨拶をしている。
そんなに気を使うと疲れてしまうのではないかと気を揉むが、そんな挨拶をされて悪い気持ちになる人はいない。

 そんなに丁寧に挨拶しなくてもいいよ、ゆっくり食事をしなさい。
すると、ニッコリ笑いながら、僕に抗議してきた。
「あの話、私、変な女のようですけどちょっと違うのぉ~」 
セクハラ・PARTⅡのことである。
「アラッ、そう。片方の話を聞いただけではいけないね」 

 このところ、我がブログは彼女の話題が多いので、疲れているとはいえ、気になって眠い目を擦りながらチェックしているようだ。

「更衣室で着替えのとき、○○先生こういったのよ」 
『あぁ~、お腹すいた』「そう言ってから」
『きゅうり買って帰ろう』「って言ったの」
「だから私、きゅうりだけですかぁ、って聞いたの」「変じゃないでしょう?」
「うん、あまり変わらないと思うけど、ニュアンスがちょっと違うかなぁ」「でも、やっぱりどっちも変だね」(笑)  
「・・・・・・・???」ちょっと不満そうである。

「○○先生のほうが面白いのよ、私が『今の音楽いい曲ね』って言うと、聞いてなかったって言うし、この曲なんですか?と聞くと『サンバ』って言うの、私だってサンバくらいわかるわぁ」
「それはね、彼女、曲の題名がわからなかったんだね、『知らない』って言うと面白くないから、サンバって言ったんだよ、千春ちゃんがサンバを知らないとは思っていないよ」
「その話、僕が教えているかも知れない、僕もお客様から曲のタイトルを聞かれてわからないと、タンゴとかワルツとか答えると、お客様黙っちゃうよ」
 
千春ちゃん、目を白黒させながら聞いている。

「そういう時はね、『あらぁ~、私タンゴかと思ったわ~』とかいって、話に乗ってあげなくちゃ」

 
  
 ある時、「抱擁」の曲が流れていて、踊りながらバンドのボーカルと一緒にお客様と共に口ずさんでいた。
『♪泣き~たく なる~ほ~ど 』のフレーズのあと、聞いた。
「次はなんだっけ」 
「♪あな~た~が~好きよ~」
「ホント!ありがとう」
「アラッ、罠にはまったわぁ」
二人で大笑いした。

 千春ちゃんも経験を積んで、僕のように図々しくなる日が来るだろうか?
今のままの天然ボケの千春ちゃんのほうがかわいいとは思うが・・・。

 彼女の名誉のために、抗議の内容をお知らせしました。
果たして名誉回復になったかどうかは、ご覧の皆様の判断にお任せします。
2006.09.21