「おれが悪かった、父ちゃんが悪かった。お前が悪いんじゃない、お前をそうい人間に育ててしまった父ちゃんが悪いんだ。だれのせいでもない、父ちゃんの責任だ」
少年Aは、父親の真剣な姿を見て、全身で感動し泣き崩れた。場所はある警察署の一室。
Aは気の弱い性格で、友達から誘われれば否とはいえない少年でした。ある時、仲間数人と一緒にスーパーで万引きをしました。のろまなA少年だけが店主に見つかり、現行犯で補導されました。Aの自白から仲間達も補導されたわけですが、Aの父親は仲間の少年達のことにはふれず、ただひたすらに「盗みをしたのは自分の子だ。仲間の少年がどうあれ、意志強固であれば『いやだ』といえたはずだ。それができなかったのは、そういう人間に育ててしまった父親の自分だ、自分の育て方が悪かったのだ」
相田みつをさんが講演先のホテルで、A少年の父親から聞いた話だそうです。

私はこの父親の言葉に感動しました。こういう場合、たいていは「友達が悪いんだ」「仲間が悪かったのだ」と、悪いことはみんな他人(ひと)のせいにするんですね。自分の責任、自分の問題として受け止めないんです。自分に都合の悪いことはすべて他人のせい、他人になすりつけてしまう。そういう親の姿勢、大人の生き方を見て育つわけですから、子供がその通りになるのはあたりまえです。だから罪の意識も反省もないんです。

どこかの国のリーダー、選挙に大敗した責任をすべて部下に押し付け辞めさせた。悪いのは自分じゃない、他人(ひと)がやったこと、責任は他人にある、だから私は辞めない。そして実態のみえない美辞麗句を連ね、根拠のない論理で責任感も反省もない。
「反省すべきは反省し・・・」などといっても、口先だけのごまかし。具体性など微塵も感じられない。この人に、年金問題をはじめとする政策を任せられるのだろうか?
人間を根底から動かし、根底から変えてゆくものは、難しい理屈や上から下への威圧的な説教ではなく、父親(大人)の生き方に対する腹の底からの感動、腹の底からの納得にあると思います。
このA少年の父親は、「お前だけに苦労はさせない、父ちゃんも一緒に苦しむ、一緒に走ろう」と言って、翌日から毎朝5時に起きて、子供と一緒に街の中を雨の日も風の日も、約4キロ走ることにしたそうです。
PS.
青字はすべて相田みつをさんの著書『一生感動一生青春』からの抜粋です。
少年Aは、父親の真剣な姿を見て、全身で感動し泣き崩れた。場所はある警察署の一室。
Aは気の弱い性格で、友達から誘われれば否とはいえない少年でした。ある時、仲間数人と一緒にスーパーで万引きをしました。のろまなA少年だけが店主に見つかり、現行犯で補導されました。Aの自白から仲間達も補導されたわけですが、Aの父親は仲間の少年達のことにはふれず、ただひたすらに「盗みをしたのは自分の子だ。仲間の少年がどうあれ、意志強固であれば『いやだ』といえたはずだ。それができなかったのは、そういう人間に育ててしまった父親の自分だ、自分の育て方が悪かったのだ」
相田みつをさんが講演先のホテルで、A少年の父親から聞いた話だそうです。


どこかの国のリーダー、選挙に大敗した責任をすべて部下に押し付け辞めさせた。悪いのは自分じゃない、他人(ひと)がやったこと、責任は他人にある、だから私は辞めない。そして実態のみえない美辞麗句を連ね、根拠のない論理で責任感も反省もない。
「反省すべきは反省し・・・」などといっても、口先だけのごまかし。具体性など微塵も感じられない。この人に、年金問題をはじめとする政策を任せられるのだろうか?
人間を根底から動かし、根底から変えてゆくものは、難しい理屈や上から下への威圧的な説教ではなく、父親(大人)の生き方に対する腹の底からの感動、腹の底からの納得にあると思います。
このA少年の父親は、「お前だけに苦労はさせない、父ちゃんも一緒に苦しむ、一緒に走ろう」と言って、翌日から毎朝5時に起きて、子供と一緒に街の中を雨の日も風の日も、約4キロ走ることにしたそうです。
PS.
青字はすべて相田みつをさんの著書『一生感動一生青春』からの抜粋です。