30年前、浅草の街を真っ赤な英国製の二階建バスが走った。その後、ドイツ製の二階建バスを走らせたが、01年3月に運行中止になった。
そして今日、「おかえりなさい二階建バス」と銘打って、英国製の二階建バスが再び復活したのだ。一番乗りを目指して乗ったバスは、午前10時、すしや通り入り口を出発し、雷門通り、馬道通り、言問通りを経て、国際通りからかっぱ橋道具街を周り、再びスタート地点に戻る周遊バス。途中での乗降はできない。
記念乗車券
一周した第一便のバスは、小雨模様の雷門前に姿を表し出発式に臨む。デザイナーの山本寛斎さん(中央の笑顔)の音頭でテープカットが行われ、関係者を乗せて再び浅草の街に姿を消した。
このバスの運行は、浅草寺本堂再建五十周年を記念した「大開帳」に合わせ、10月11日から11月16日まで運行される。一周約20分、乗車料金は100円、委員会の方のガイドが付く。
浅草寺境内で開かれている、浅草奥山風景を楽しんだあとのバスの周遊は、今まで知らなかった浅草風景と下町人情に出会うかもしれませんよ。
浅草寺境内で開かれている、浅草奥山風景を楽しんだあとのバスの周遊は、今まで知らなかった浅草風景と下町人情に出会うかもしれませんよ。