勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

夏をあきらめて

2009-09-12 21:29:20 | Weblog
 突然終った短い夏に戸惑いながら熱いお茶を淹れた。昨日まで活躍したペットボトルのお茶は、冷蔵庫の片隅で肩身が狭そうだ。
 響く波音が遠ざかり、近づいた雨雲に、今日の東京は強い雨が降ったり止んだりの肌寒い一日。あきらめの夏は、誰かが恋に破れた夏かもしれない。


波音が響けば 雨雲が近づく
二人で思い切り遊ぶはずの 
on the beach
きっと誰かが恋に破れ



言葉もないままに あきらめの夏

 夏用のシーツを冬のシーツに換え、タオルケットを毛布に換えた。昨夜は風呂にも入らずに寝てしまった。張り切った夏の疲れに、早朝に一度は起きたものの、再びベッドの中。
午後遅く、久しぶりに家でひとり飲む寝覚めの熱いコーヒーが喉を通るとき、大好きな夏はあきらめの夏に変わった。
 カサブランカ・グッバイの白いさよならが、あふれて揺れてあきらめた夏。明日は秋晴れになる、と天気予報が伝えている。