掌(てのひら)に納まるひとつの白球を追って広場を走り回った子供の頃。野球は少年時代の限られた遊びのひとつだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ef/07830be259adcb16aeb322253481750e.jpg)
その小さな白球をめぐって、投げて、打って、守って、走る男たち。野茂投手が開いた道でもある、野球の本場アメリカに渡って活躍する日本の選手を見ると心が躍る。
前人未到の大記録を達成したイチロー選手のその瞬間をテレビで見ていた。淡々とした表情の中に安堵の顔も見えた。大男の中で小柄で細身の彼の活躍は痛快でもある。
そして何よりも痛快なのが、彼の口から発せられる言葉の数々。それは哲学者かと思わせるような、深い思慮と選び抜かれた言葉による表現の美学。時には尊大とも思える、感情を抑えた彼のインタビューは、実績に裏づけされた言葉の重みからくるものかもしれない。
実績もなく、漢字も読めず、上から目線の、尊大で軽々しい言葉ばかりが目に付く、どこかの国の総理(だった人)とは比べようもないが、チームメイトの城島選手が語るイチロー選手の言葉が尚重い。
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前人未到の大記録を達成したイチロー選手のその瞬間をテレビで見ていた。淡々とした表情の中に安堵の顔も見えた。大男の中で小柄で細身の彼の活躍は痛快でもある。
そして何よりも痛快なのが、彼の口から発せられる言葉の数々。それは哲学者かと思わせるような、深い思慮と選び抜かれた言葉による表現の美学。時には尊大とも思える、感情を抑えた彼のインタビューは、実績に裏づけされた言葉の重みからくるものかもしれない。
実績もなく、漢字も読めず、上から目線の、尊大で軽々しい言葉ばかりが目に付く、どこかの国の総理(だった人)とは比べようもないが、チームメイトの城島選手が語るイチロー選手の言葉が尚重い。
「感情を表に出すと損しかしない」