勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

桃ラー

2010-04-05 22:19:03 | Weblog
 或るものの愛好家を、その名前の後に“er”をつけて「・・・ラー」と呼ぶ。かつてはアムラーシャネラーという言葉が踊った時期もあった。
最近「桃ラー」なる言葉を知った。昨年桃屋が発売した「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が大人気で、各局のテレビでも紹介され、店頭から姿を消したと聞く。そんなに人気があるものなら、一度は食べてみたいと思うのが人の常。しかしスーパーでも見当たらない。友人に話すと、早速見つけてきてくれた。


 といっても桃屋のそれではない。他社のものだが、同じ具入りラー油である。ラー油は、「ごま油で唐辛子を煮て油に辛味をつけたもの」だという。栄養価も高く、肝機能を高め、成人病を防ぎ、老化やガンの予防にも効果がある、などなど、その効能は万能薬といってもいいらしい。更に美容にも効果があるとか。

 それではと、温かいご飯に掛けて食べてみた。ン~ム、不味くはないがいまいちだ。先日自分で噛んだ唇に沁みる。恐る恐る食べたのでは味わう余裕もない。


 このままでは引き下がれない僕は、同じ様に唇に沁みることを覚悟でラーメンを作って、このぶっかけラー油を入れてみた。唇に沁みて、痛いのを我慢しながらであるが、ご飯に掛けるよりははるかに美味い。ネットで調べてみると、この具入りラー油の食べ方の様々なレシピが紹介されている。工夫次第では料理の巾が広がりそうだ。今までラー油を使う機会はあまりなかったが、健康にも良いと聞けば放っておく手はない。僕も桃ラーのひとりになりそうである。