
街づくりの一環として、八重咲きの一葉桜を街路樹にした浅草観音裏・小松橋通りは、我が家とは目と鼻の先。

その小松橋通りでは一葉桜まつりが開催され、恒例の花魁道中は好天にも恵まれ、初めての試みの二人の花魁が出演した。

一般区民が太夫役を務めるのも今回が初めてだそうだが、ひとりは27歳の主婦、もうひとりは19歳の慶応大の学生だという。

初めての経験とは思えない足捌きは、優雅に3枚歯下駄の外八文字。

禿(かむろ)や振袖新造を従えての道中は、江戸絵巻を見るようでもある。

満開の一葉桜の下、特設会場では数々のパフォーマンスが繰り広げられ、下町浅草観音裏の春は盛り上がっていた。

江戸の昔遊郭として栄え、樋口一葉の小説「たけくらべ」の舞台にもなった吉原や、一葉記念館は、このすぐ近くにある。浅草は観音裏も見逃せない。