勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

選挙

2012-12-16 16:33:20 | Weblog
 真冬の寒さが続いていた東京は、コートも要らないほどの、雲ひとつない暖かな晴天に恵まれた。今日は衆院選だが東京では同時に都知事選も行われる。遅いブランチを摂って出かけた投票所は入り口付近から長蛇の列。


 かつてないほどの政党の乱立と、あまりにも多すぎる問題が山積し、どの政党も耳触りのいい言葉を並べる。いや、時には非常に耳障りな政策を主張する政党もある。どれをとっても一長一短であるが、本当に実行してくれるのかも疑問である。もう何年も棄権したことのない選挙だが、僕の中ではどの政党を、また誰を選ぶか決めかねていた。ならばと、棄権することも選択肢のひとつと考えたが、それは本意ではない。


 我が選挙区には、支持しようとする政党の候補者が立候補していない。したがって支持政党とは違う候補者を選ぶことになる。投票用紙に政党名を書くとき、似たような名前の政党も多く、政党名をフルネームで書こうとして、不覚にも違う政党名を書いてしまった。慌てて鉛筆で黒塗りをし、その横にとりあえずの支持政党名を書いたが、政権政党になる期待も薄く、どの政党が政権を握っても、期待できるとも思っていない。今回の衆院選は、何か虚しさの残る選挙になってしまった。