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勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

蓮の花

2014-07-23 22:27:57 | Weblog
都内でも有数の蓮の名所、上野恩賜公園の不忍池の蓮が見ごろを迎えている。


 不忍池には今年から新たに蓮観察ゾーンが完成し、池一面に覆いつくされた蓮の花を水上の回廊デッキから身近に見ることができ、風にそよぐ蓮の葉も涼しさを届けてくれる。


 蓮の花が開くとき「ポン」と音がするとはよく言われることだが、数年前に確認をしたことがある。それは2008年のちょうど今頃のある朝早く、ここ不忍池で花の開くのを待った。


  池の周りは、次々と訪れるカメラを手にした人で賑わい、話にも花が咲く。話題が蓮の花が開く音になった時、40年もここを訪れているという人が、まだ一度も蓮の花が開く音を聞いたことがないという。


 聞くところによると、ある作家が作品の中で、蓮の花が開く形容として「ポンと開いた」という表現を使ったことが、実際に音がするように誤解されたとの説があるらしい。


花の美しさは、音がしてもしなくても、神秘の夢を広げてくれる。


水上デッキから弁天堂を望む蓮は一見の価値がある。今の時期、上野にお出かけの節は立ち寄ることをお勧めします。僕は蓮の花が開く音を確認できなかったが、蓮の蕾に向かって、ポンと手を叩くと、花が開いてくれるかもしれません。