季節を感じさせるものはたくさんある。空、雲、風、虫、鳥、花、etc。唱歌「夏は来(き)ぬ」では、「ほととぎす早も来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ」と歌い、卯の花と共に、ほととぎすの鳴き声で夏が来たことを知る日本の抒情が詠われる。ほととぎすは不如帰または時鳥とも書き、その鳴き声は「テッペンカケタカ」などと聞こえるらしい

我が家のベランダでは、秋の花ホトトギスが咲き、秋の深まりを知る。ホトトギスは鳥の鳴き声は初夏なのに、何故か花は秋である。そして花のホトトギスは漢字で杜鵑と書くらしいが、この字は読めても書けない文字のひとつでもある。空の青さにも、風の囁きにも、流れる雲にも、そして花にも、深まりゆく秋を知らされる昨今である。

我が家のベランダでは、秋の花ホトトギスが咲き、秋の深まりを知る。ホトトギスは鳥の鳴き声は初夏なのに、何故か花は秋である。そして花のホトトギスは漢字で杜鵑と書くらしいが、この字は読めても書けない文字のひとつでもある。空の青さにも、風の囁きにも、流れる雲にも、そして花にも、深まりゆく秋を知らされる昨今である。