日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

アドマイヤラクティが豪州GⅠ・コーフィールドカップを制覇!

2014年10月18日 | 競馬

オーストラリアから嬉しいニュースが飛び込んできました。18日にコーフィールド競馬場で行われた第137回コーフィールドカップ(豪GⅠ・芝2400m 18頭立て)で、日本から挑戦したアドマイヤラクティが優勝する快挙を成し遂げました!


このレースはアドマイヤラクティとバンデの日本勢2頭が出走する予定でしたが、バンデが出走を右前脚の熱発のため出走を取消。ちなみに、今回22頭が出走したけど、4頭も直前になってキャンセルしたという。(バンデも4頭のうちの1頭に含まれてる)
①アドマイヤラクティは7番枠からスタートし、序盤から中団より後ろの位置でレースを進めます。レースは④シームーン(英国)が先頭で逃げると、⑧ホークスパー(豪州)が2番手、3番手に⑲ブランブルズ(ニュージーランド)、⑯ライジングロマンス(NZ)、⑨ジュヌーブ(英国)らが4番手集団を形成。ラクティは⑭リダリ(フランス)と並走する形で10,11番手につけた。
3コーナーを過ぎたところで縦長になると、アドマイヤラクティは大外に持ち出して徐々に順位を上げる。そして4コーナーから直線に入るところで、ライジングロマンスが内からするっと抜け出して先頭に踊り出て、直線でラストスパート。2番手から⑮ルーシャヴァレンティーナ(NZ)が追いかけるもその差が詰まらない。ライジングロマンスが押し切るかと思われたが、ラクティが大外からグイグイと追い込んできて、ラスト100mで2番手まで浮上すると、ゴール手前でライジングロマンスを捕らえて1着でゴールイン!豪快な差し切り勝ちで豪州GⅠのタイトルを手にしました!(全着順はこちら



アドマイヤラクティがアウェー・オーストラリアでやってくれました。トップハンデ・58キロを背負いながらも、最後の直線で大外一気のごぼう抜きでGⅠ初制覇です。日本でGⅠ無縁の馬が海外で勝つなんて素晴らしいです。鞍上のザカリー・パートン騎手の「外に回す」という判断もGOODでした。これがもし日本人ジョッキーが乗っていたら、おそらく惨敗だったと思います。Youtubeで見て、外国人ジョッキーは改めて上手いなあと感じました。
今回ラクティが勝利した「コーフィールドカップ」は、豪州最大レース「メルボルンカップ」の前哨戦のひとつとされていて、日本勢はこれまで過去4頭参戦し、2005年のアイポッパーの2着が最高でしたが、アドマイヤラクティが日本勢初優勝の快挙達成。海外GⅠ&前哨戦を勝ったことで、大一番に弾みがついたと思います。メルボルンカップ当日は、「コーフィールドC」での勝利が評価されて負担重量が58キロから60キロ近くになるかもしれません。
今年に入ってから、日本馬の海外GⅠ勝利は4頭目。豪州でのGⅠ勝利は「オールエイジドステークス」を制したハナズゴールに次いで2頭目です。アドマイヤラクティはジャスタウェイと同じく父がハーツクライ。ハーツ産駒は海外に強いですね~。19日の秋華賞ではヌーヴォレコルトがGⅠ2勝目を狙い、菊花賞ではワンアンドオンリーが2冠に挑むので、快進撃はこの秋も続きそうです。




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