日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

GW最終日は3歳マイル王決定戦!藤岡佑介デビュー15年目で初めてのGⅠ制覇!

2018年05月06日 | 競馬

ゴールデンウィーク最終日の6日は、東京競馬場で3歳マイル王決定戦・第23回NHKマイルカップ(GⅠ・芝1600m 18頭立て)が行われました。アーリントンカップを勝った⑦タワーオブロンドン、ニュージーランドトロフィーを勝った①カツジ、初芝のファルコンステークスで勝利した⑯ミスターメロディ、毎日杯2着⑨ギベオン、父は2001年優勝馬クロフネ⑩パクスアメリカーナ、NZT2着⑪ケイアイノーテック、モーリスの弟⑬ルーカス、クイーンカップ覇者③テトラドラクマ、⑤プリモシーン&⑫アンコールプリュの桜花賞組、オルフェーヴル産駒⑱ロックディスタウンなどが出走しました。


単勝のオッズは、1番人気がタワーオブロンドン(2.6倍)、2番人気ギベオン(5.2倍)、3番人気テトラドラクマ(7.5倍)、4番人気のパクスアメリカーナ(9.6倍)までが10倍を切り、その後はプリモシーン、ケイアイノーテック、ミスターメロディ、カツジ、⑰レッドヴェイロンと続きました。

スタートでカツジとプリモシーンの2頭が出遅れ。⑦ダノンスマッシュがポンと飛び出したが、テトラドラクマが内から並びかける。3,4番手に④フロンティアと②ファストアプローチ、ギベオンは5番手につける。外からはミスターメロディが押し上げ、ついでに⑭カシアスもやってきた。8番手グループにカツジ・ロックディスタウン・パクスアメリカーナ・⑥リョーノテソーロの4頭が固まっている。タワーオブロンドンは12番手に控え、13番手レッドヴェイロン、14番手アンコールプリュ、プリモシーンは15番手に下がり、16番手ルーカス。後方は17番手ケイアイノーテック、⑭アダムバローズが最後方。
3,4コーナー中間を過ぎ、先頭グループはドラクマ・ダノスマ・ミスメロの3頭が並び、外からロックディスが接近。5番手グループにはギベオンとカシアス、内側にファスアプ。カツジとパクスは真ん中あたり。タワロンは馬場の最内を走るが、直線で馬群を上手く捌けるのか?
18頭が一塊のまま、4コーナーから直線コースへ。テトラドラクマが先頭だが、ダノンスマッシュとミスターメロディ、その間にギベオンも先頭争いに加わる。さらに外からカシアスも接近し、大混戦だ。タワーオブロンドンはイン突きを狙うが、前が詰まって苦労している。ゴール残り200mで、ギベオンがわずかに先頭、ミスメロも競り合う。残り100mで、外から追い込んで来たパクスアメリカーナ・レッドヴェイロン・ケイアイノーテックの3頭が前の2頭に襲い掛かる。ゴール前でギベオンが抜け出すが、外からノーテックがかわしてゴールイン!ケイアイノーテックがゴール手前で逆転勝ち!


NHKマイルカップ 全着順&払戻金
1着⑪ケイアイノーテック  1分32秒8
2着⑨ギベオン        クビ差
3着⑰レッドヴェイロン    アタマ差   
4着⑯ミスターメロディ    3/4馬身
5着⑤プリモシーン      クビ差
6着⑩パクスアメリカーナ
7着⑧ダノンスマッシュ
8着①カツジ
9着⑭デルタバローズ
10着⑮カシアス
11着⑥リョーノテソーロ
12着⑦タワーオブロンドン
13着④フロンティア
14着③テトラドラクマ
15着②ファストアプローチ
16着⑬ルーカス
17着⑫アンコールプリュ
18着⑱ロックディスタウン

単勝 ⑪ 1,280円
複勝 ⑪ 370円  ⑨ 230円  ⑰ 520円
枠連 5⃣-6⃣ 1,890円
馬連 ⑨-⑪ 3,140円
馬単 ⑪-⑨ 7,470円
ワイド ⑨-⑪ 1,230円 ⑪-⑰ 3,360円 ⑨-⑰ 2,180円
3連複 ⑨-⑪-⑰ 21,840円
3連単 ⑪-⑨-⑰ 129,560円



東京競馬場の5週連続GⅠ開催の第1弾は、直線は混戦となりましたが、外から突き抜けたケイアイノーテックが、ゴール手前でギベオンを捕らえて優勝しました。ギベオンは残り200m手前から先頭に浮上したんですが、押し切れず2着。ディープインパクト産駒が1,2着を独占し、3着には9番人気のレッドヴェイロンが入線。1番人気のタワーオブロンドンは12着。直線で内側から追い込みを狙ったものの、前が詰まって終了…。3番人気のテトラドラクマは、前半から先行したけど、直線で沈んで14着でした。
今回のレースは、パドックでロックディスタウンがバックドロップするわ、ギベオンが落鉄するわで、レース前から波乱含み。レースも人気薄の2頭が上位に入り、1番人気のタワーオブロンドンが2ケタ着順で大敗。WIN5も今年初の1億円オーバー(1億327万6720円)となりました。ちなみに、パドックで大暴れしたロックディスタウンは大差の最下位でした。気性難は父にそっくり、いやそれ以上かも…。
重賞初制覇のケイアイノーテックは、栗東・平田修厩舎に所属。父・ディープインパクト、母・ケイアイガーベラという血統。鞍上の藤岡佑介騎手は、デビュー15年目で嬉しいGⅠ初勝利。2009年に弟の康太騎手がマイルカップを勝ち、それから9年後に兄が制しましたね。騎乗停止中の武豊騎手の代打でしたが、ノーテックを勝利に導きました。その藤岡騎手は、前日の京都新聞杯でも勝っており、2日連続で重賞勝利です。
ケイアイノーテックはデビューから全て5着以内を走り、朝日杯で4着、前走のニュージーランドトロフィーで2着でした。この日はスタートから後方に控え、3コーナー辺りでは17番手の位置。しかし、直線で大外から一気に追い込んで、見事に差し切り勝ち。ディープインパクトを彷彿とさせる力強い末脚でした。今後はダービーに向かわず、秋に向けて休養予定。秋の目標は天皇賞かマイルチャンピオンシップのどちらかだと思います。藤岡佑介騎手、GⅠ初勝利おめでとうございます。







5月5日は工藤監督の55歳の誕生日!武田翔太が1安打完封で今季初勝利。

2018年05月06日 | HAWKS

千葉ロッテを3タテし、本拠地・福岡ヤフオクドームに戻ってきた福岡ソフトバンクホークス。4日のオリックスバファローズ戦では、一時は4-2と2点をリードしたんですが、中継ぎ陣が打たれて、4-5の逆転負けを喫して連勝がストップしました。岩嵜翔&サファテ不在の影響が出てしまいました。オリックスに連敗は避けたい5月5日は、工藤公康監督の55歳の誕生日。監督のバースデーを勝利で飾れるか!



両チームのスタメン
  ソフトバンク      オリックス 
1(右)上林誠知    (左)吉田正尚
2(遊)今宮健太    (中)宗佑磨
3(中)柳田悠岐    (右)ロメロ
4(一)内川聖一    (三)小谷野栄一
5(指)デスパイネ   (一)T-岡田
6(左)中村晃     (遊)安達了一
7(三)松田宣浩    (指)マレーロ
8(二)髙田知季    (二)福田周平
9(捕)髙谷裕亮    (捕)山崎勝己
 (投)武田翔太    (投)山岡泰輔


この日の先発投手は、ソフトバンク・武田VSオリックス・山岡。今季4試合登板して未だに勝ち星のない武田は、初回にオリックスの上位打線を簡単に3者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回も打たせて取るピッチングでまたも3人を抑えます。3回に1死から福田に2塁打を許すと、2死3塁のピンチを背負ったが、吉田を1塁ゴロに退け、得点を与えません。
武田を援護したいホークス打線ですが、オリックス先発・山岡の前に3回までノーヒット。特に3回裏は、松田が山岡の3球目を捉え、ライトポール際への打球を飛ばして先制ホームランかと思われたが、リプレー検証でファウル。その後、空振り三振に倒れました。
0-0で迎えた4回、1死から今宮がチーム初安打となるセンター前ヒットを放つと、柳田が初球ストレートをフルスイング!左中間に打ち上げると、文句なしでスタンドイン!柳田が試合の均衡を破る2ラン本塁打を放ち、ホークスが2点を先取。この勢いに続けと、4番・内川がライト前ヒット。これで内川も通算1999安打。デスパイネも四球を選び、1死1,2塁のチャンスを作ったが、中村と松田が倒れて追加点はならず。
6回、武田が2つの三振を奪った後、その裏に柳田がレフトフェンス直撃の2塁打。1死2塁と追加点のチャンスに内川に打席が回る。2000本目のヒットを期待したかったが、残念ながら遊撃ゴロ。それでも2死3塁となり、デスパイネが右中間へのタイムリー2塁打を放って3点目。ホークスに貴重な追加点が入ります。
6回まで無失点に抑え続ける武田は、7回以降も続投。7回は小谷野に四球を与えたが、2死2塁で安達を遊撃ゴロに打ち取ってまたも0点。8回は下位打線を片付け、9回も簡単に2死を取ると、最後の打者・ロメロを2塁ゴロに打ち取りゲームセット。武田が見事に完封勝利を収め、ホークスが3-0で勝利しました。


パリーグ 2018年5月5日(土)
ソフトバンクVSオリックス 8回戦 ヤフオク
(4勝4敗 ◇観衆38,530人)
オ|000 000 000|0
ソ|000 201 00X|3
[勝] 武田 5試合 1勝 2敗
[敗] 山岡 6試合 2勝 3敗
[本] 柳田 8号2ラン(山岡・4回)


オリックス戦での連敗を止めたいこの日の試合は、3回までオリックス先発・山岡投手の前にパーフェクトに抑えられましたが、4回に今宮選手のヒットから、柳田選手の豪快な一発で2点を先行。6回にもデスパイネ選手のタイムリーで追加点を奪いました。投げては、先発の武田投手が9回を1人で投げ切り完封。工藤監督の55歳の誕生日を勝利で飾ることができました。監督の誕生日の試合は、4年連続で勝ってます。
9回完投&完封勝利の武田投手は、121球を投げて被安打1・6奪三振・2四球・無失点。今季は4試合登板して0勝2敗と苦しんでいましたが、この日は低めの変化球で凡打の山を築きました。3回に福田選手に2塁打を打たれましたが、4回以降はノーヒットピッチング。今季5試合目の登板でようやく今季初勝利をマーク。長いトンネルを脱し、ここから白星を積み重ねていってほしいですね。
5安打を記録した打線は、柳田選手がまたしても打ちました。4回に左中間スタンドへの先制2ランを放つと、その次の打席では2塁打。柳田選手はここ6試合で4本塁打、連続試合安打も12に伸ばしています。6回にタイムリー2塁打を打ったデスパイネ選手も4試合連続ヒット。1試合に1本ずつだけどね…。内川選手にもヒットが生まれ、2000本安打まであと1本。日曜日の試合で2000本に到達できたらいいなあ!それに、ホークスが勝てたらもっと嬉しいけど。