日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

前夜に続き、またもや1イニング5得点!ロッテに連勝で、いざ日ハムとの帯広決戦へ!

2015年07月13日 | HAWKS

パリーグ首位の福岡ソフトバンクホークスは、12日もQVCマリンフィールドで千葉ロッテマリーンズと対戦しました。11日の試合は、6回まで0-3とリードされましたが、7回に5点を挙げて逆転勝ちしました。12日はロッテ・大嶺祐太VSソフトバンク・中田賢一の先発で始まり、またしてもホークス打線が終盤に力を発揮しました。




両チームのスタメン
   千葉ロッテ    ソフトバンク
1(左)角中勝也  (二)本多雄一
2(遊)鈴木大地  (遊)今宮健太
3(右)清田育宏  (中)柳田悠岐
4(三)今江敏晃  (指)内川聖一
5(二)クルーズ  (一)李大浩
6(一)根元俊一  (三)松田宣浩
7(指)井口資仁  (左)中村晃
8(捕)田村龍弘  (捕)細川亨
9(中)岡田幸文  (左)牧原大成
 (投)大嶺祐太  (投)中田賢一

この日のホークスは、牧原が9番レフトでスタメン入り。本多が1番、今宮が2番に座りました。



3連勝を目指すホークスは、初回に今宮のヒット、柳田が相手のエラーで出塁、イデホが四球を選んで2死ながら満塁のチャンスを作りますが、松田が遊撃ゴロに倒れて無得点に終わります。3回は本多がロッテ遊撃手・鈴木の悪送球で2塁まで進み、内川の四球で2死1,3塁とするも、イデホがライトフライに打ち取られて2者残塁。
ホークス先発・中田は、初回にロッテ上位打線を3者凡退に抑えると、2回と3回も0点に抑える好投。4回に1アウトから清田にレフト前ヒット、4番・今江にセンター前ヒットを打たれます。しかし、後続をフライで打ち取り、ピンチを切り抜けます。
0-0のまま迎えた5回、ここまでロッテ打線をゼロに抑えていた中田が、2死を取った後、岡田に四球を与え、1番・角中に低めの変化球を打ち返され、センター・柳田の頭上を越えるタイムリー2塁打を浴び、先制点を許してしまいます。
1点を追うホークスは6回、柳田と内川が凡退で2死となりますが、イデホの四球、松田のヒットで1,2塁と一打同点のチャンス。この場面で中村が大嶺の3球目のストレートを捉えてセンター前ヒット。2塁走者・イデホが生還し、ホークスが1-1の同点に追いつきます。
7回、中田が先頭の田村に四球を与えると、続く岡田の犠打をキャッチャー・細川が2塁へ悪送球。1塁走者は3塁まで進み、ノーヒットながら無死1,3塁とされる。ここでホークスは中田に代えて森福允彦を2番手に送り込む。一打勝ち越しのピンチの場面で登板した森福は、角中を2塁ゴロ→3塁走者を三本間で挟んで1アウト。続く鈴木を空振り三振に仕留めると、清田を1塁フライに打ち取り3アウト。ノーアウトのピンチを0点に抑える見事なリリーフを見せました。
1-1の同点のまま試合は9回へ。ホークスは先頭の中村がロッテ4番手・香月良仁からセンター前ヒットを放つと、細川がしっかりと犠打で繋ぐ。1死2塁で牧原の代打・吉村裕基がレフト前ヒットを打ち、1死1,3塁とチャンスを拡げる。犠牲フライでも勝ち越しという場面で、本多が香月の2球目を振り抜き、打球は左中間を破るタイムリー2塁打!3塁走者が生還し、ホークスが2-1と試合の均衡を破ります!
この1点で勢いが出たホークスは、今宮四球のあと、柳田が2塁ゴロ→2塁手・クルーズが本塁へ投げるも、ボールが逸れてセーフ。フィルダースチョイスで1点を追加。さらに途中出場・川島慶三の押し出し四球で4点目を加え、イデホがロッテ5番手・藤岡貴裕からレフト前タイムリーヒットを放ち2点追加して勝負あり。9回に5点を奪ったホークスが、6-1でロッテに勝利しました。



◇パ・リーグ 2015年7月12日 (日)       
ロッテ-ソフトバンク12回戦
(ソフトバンク7勝5敗、QVCマリンフィールド、18,006人)         
H 000 001 005-6 
M 000 010 000-1 
▽勝 森 28試合4勝      
▽敗 香月良 21試合1敗 


今回の試合、前半は中田投手と大嶺投手の投手戦で進み、中田投手が5回に1点を奪われましたが、直後の6回にホークスが同点に追いつきました。そして9回に本多選手のタイムリーなど5得点の猛攻でロッテを突き放しました。前夜に続き、またしても1イニングで5得点。首位を行くチームは終盤に勝負強さを発揮しますね。ロッテに快勝したホークスは、3連勝で貯金22。中継ぎ陣が打ち込まれたロッテは泥沼の5連敗です…。
先発の中田投手は、7回途中(6回0/3)まで投げて被安打5・4奪三振・3四死球・1失点。4回までロッテ打線をゼロに抑え続けていましたが、5回に四球から角中選手にタイムリー2塁打を打たれました。前回の登板では大荒れだったけど、この日は1失点のみ。でも、勝ち星はつきませんでした…。
中継ぎ陣は、中田投手の後に登板した森福投手がロッテのチャンスの芽を潰す好リリーフを見せれば、8回に3番手で登板した森唯斗投手がロッテの中軸を3者凡退に退けました。森投手はこの試合の勝利投手となり、今季4勝目。今季28試合目で昨年の勝利数に並んだな…。ただ、ホールド数に関してはまだ「2ホールド」なんですよねえ。
打線の方はチーム全体で8安打。好調の柳田選手は、相手のエラーで2度出塁したけどノーヒット。打率も.374にダウン。打率トップの西武・秋山翔吾選手(.387)と差が開きましたね…。6回に同点タイムリーヒットを放った中村選手がチーム唯一の2安打のマルチ。そんな中村選手は、打率.330でリーグ3位。中村選手も高い数字を残しているけど、上位2人が凄すぎるんだよ。
9回に勝ち越しのタイムリー2塁打を放って勝利に大きく貢献した本多選手、1軍に復帰してから初めての打点を挙げました。前日は無安打に終わったけど、この日は自らの打撃で復活を印象づけました。通算1000試合出場を達成した松田選手は、6回の第3打席でレフト前ヒットを打ちました。でも、初回の満塁のチャンスで凡退したのはいただけませんな。

QVCマリンでのロッテとの2連戦に連勝した福岡ソフトバンクホークス、14日からは帯広の森野球場で北海道日本ハムファイターズとの2連戦に臨みます。現在首位・ホークスと2位・日ハムとの差は3.5ゲーム。もし連勝すれば5.5差に拡がり、逆に連敗すれば1.5差に縮まってしまいます。日ハムは3位・西武との3連戦で全勝と波に乗っているので、非常に手強い相手かもしれません。前半戦最後の2連戦も一戦必勝で頑張ってほしいです。





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