日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

中田賢一、ロッテ打線を1安打に抑える。2年連続2ケタ勝利に望みを繋いだ。

2015年09月19日 | HAWKS

17日の西武戦で2年連続でのパリーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクホークス。リーグ連覇を決め、ここからはクライマックスシリーズを見据えた戦いに入ります。18日からは千葉ロッテマリーンズとの3連戦を戦っているんですが、初戦は喜びすぎて疲れたのかどうかわかりませんが、ロッテに3-4と競り負けました。19日はソフトバンク・中田賢一VSロッテ・涌井秀章の先発で始まり、中田投手が快投を見せました。


両チームのスタメン 
  ソフトバンク      千葉ロッテ
1(二)田知季    (左)荻野貴司
2(一)中村晃     (遊)鈴木大地
3(中)柳田悠岐    (右)清田育宏
4(左)内川聖一    (二)クルーズ
5(指)李大浩     (三)今江敏晃
6(三)松田宣浩    (一)福浦和也
7(右)長谷川勇也   (指)デスパイネ
8(遊)今宮健太    (捕)田村龍弘
9(捕)谷裕亮    (中)加藤翔平
 (投)中田賢一    (投)涌井秀章



ホークス先発の中田は、1回にロッテ先頭の荻野を3球三振に仕留め、2アウト後に清田に四球を与えたものの、4番・クルーズを内野ゴロに打ち取り、初回を無失点に抑える上々の立ち上がり。2回は3者凡退に仕留め、3回には2アウトから荻野にセンター前ヒットを与えたが、後続を退けて3アウト。序盤3イニングを投げてロッテ打線を寄せ付けません。
中田のためにも、ロッテ先発・涌井から先制点がほしいホークスは、1回に2死から柳田の2塁打、内川のレフト前ヒットで2死1,3塁と先制のチャンスを作りますが、イデホが3塁ゴロに倒れて先制点ならず。3回には高谷が涌井の甘い変化球を捉え、ライトフェンス直撃の2塁打を放つと、高田の犠打で1死3塁と再びチャンス到来。しかし、中村と柳田が凡退し、またも無得点に終わります。
0-0で迎えた4回、ホークスは先頭の内川がヒットで出塁す。続くイデホがフルカウントから9球連続でファウルで粘る。2塁へ向かおうとしていた1塁走者・内川は、その度に1塁に戻り続け、走りすぎて汗だくに。結局イデホは15球目を打ち上げて1塁ファウルフライ。1塁走者の内川は、松田の3塁ゴロの時に2塁へ向かうもフォースアウト。お疲れ様でした。
2死1塁となり、長谷川が技ありのレフト前ヒットで2死1,3塁とチャンスを拡げ、8番・今宮が2球目のストレートを打ち返し、センター前へのタイムリーヒット!今宮の一打で、ホークスが1-0と試合の均衡を破りました。
6回、中田が荻野に四球を与え、2死2塁とこの試合初めて得点圏に走者を背負ったが、清田を投手ゴロに打ち取り、ピンチ脱出。ホークスはその裏、3つの四球で2死満塁と追加点のチャンスを迎え、高谷がショートへのタイムリー内野安打を放ち2点目!中田に大きな追加点のプレゼントが入ります。
2点の援護を貰った中田は、7回と8回を3者凡退に抑え、8回無失点の快投で降板。最後はサファテが締めてゲームセット。ホークスが2-0で逃げ切りました。



◇パ・リーグ  2015年9月19日 (土)      
ソフトバンク-ロッテ 21回戦
(ソフトバンク13勝8敗、ヤフオクドーム、38,500人)            
M 000 000 000-0 
H 000 101 00×-2 
▽勝 中田 22試合9勝6敗   
▽S サファテ 61試合5勝39S 
▽敗 涌井 25試合12勝9敗 


今回の試合は、先発の中田投手が8回まで無失点と素晴らしいピッチングを披露。守護神のサファテ投手は、球団新記録となる39セーブ目を挙げ、中田&サファテの2人でロッテ打線を完封。打線は今宮選手と高谷選手の下位打線2人が、ロッテ先発・涌井投手からタイムリーヒットを放つ活躍を見せました。これでロッテ戦の対戦成績は、21試合を終えて13勝8敗となり、今シーズン勝ち越しが決定。ホークスはパリーグ全5球団から勝ち越しを挙げました。交流戦での広島戦の負け越しがなかったら、2011年以来の11球団勝ち越しだったのに…。
今季9勝目を挙げた中田投手は、8回まで106球を投げ、被安打1・5奪三振・2四死球・無失点。打たれたヒットは3回の荻野選手の1本のみ、得点圏に走者を背負った場面は6回の1度だけでした。今季ベストともいえる完璧な内容で自身2連勝。2年連続2ケタ勝利まであと1勝です。レギュラーシーズンの登板機会はあと2試合くらいだと思うけど、達成できるかな?
打線の方はチーム全体で7安打。4番・内川選手と9番・高谷選手が共に2安打のマルチヒットを記録。高谷選手は好守で勝利に貢献し、打っては6回2死満塁の場面で追加点となるタイムリー内野安打を放ち、打点1をマーク。守備では中田投手の好投を後押ししました。4回に先制タイムリーヒットを放った今宮選手は、自身にとって5試合ぶりのタイムリーヒットとなりました。
内川選手は4回にヒットで出塁した後、イデホ選手のファウル連発により10回連続でスタートを切り続けましたが、そのシーンを振り返って「試合の中で10回もスタート切ることなんてないよ。3日分は走ったよ」と苦笑い。イデホ選手のフルカウントからファウルを打ち続けたこともすごかったけどなあ。スタンドからも内川選手の頑張る姿に拍手が沸き起こったようで…。

デーゲームで行われる19日は、予告先発がソフトバンク・千賀滉大VSロッテ・イデウンとなっています。8月18日のオリックス戦以来の1軍での登板となる千賀投手。前回は7回無失点で勝ち投手となりました。今季2度目の先発登板となりますが、内容と結果を残して工藤監督に猛アピールしたいところです。勝ち投手になれば、ポストシーズンでの起用もあるかもよ…。



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