日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

JリーグYBCルヴァンカップ決勝 セレッソ大阪が初のタイトル獲得! 

2017年11月04日 | soccer

Jリーグの「YBCルヴァンカップ」の決勝戦が4日、埼玉スタジアム2002で行われました。25周年を迎えたこの大会、今年の決勝戦は川崎フロンターレVSセレッソ大阪の組み合わせに。どちらかが勝てば大会初優勝、さらにはクラブ史上初のタイトル獲得となります。無冠返上をかけた一戦は、開始早々に試合が動きました。



両チームのスタメンはこちら
[セレッソ大阪]
GK 21 キム・ジンヒョン
DF 2 松田陸
DF 14 丸橋祐介
DF 15 木本恭生
DF 22 マテイ・ヨニッチ
MF 6 ソウザ
MF 10 山口蛍
MF 16 水沼宏太
MF 46 清武弘嗣
FW 8 柿谷曜一朗
FW 9 杉本健勇

[川崎フロンターレ]
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 18 エウシーニョ
DF 5 谷口彰悟
DF 23 エドゥアルド
DF 7 車屋紳太郎
MF 21 エドゥアルド・ネット
MF 10 大島僚太
MF 14 中村憲剛
MF 13 三好康児
MF 41 家長昭博
FW 11 小林悠


川崎ボールでキックオフした前半、開始直後にセレッソの左サイドのスローインから、川崎DFエドゥアルドがクリアミス。ボールはセレッソFW杉本に渡り、右足でゴールに叩き込む。試合開始わずか47秒でセレッソが先制点を奪います。セレッソは13分に柿谷がミドルシュートを放つが、左に外れます。
追いかける川崎は16分、エウシーニョが右サイドからシュートを放つも、GKの好守にはばまれる。18分には右サイドのFKを憲剛が蹴るも、相手にクリアされる。26分には家長のスルーパス→三好がドリブルで仕掛けたが、折り返しは味方に通らず。30分には三好がミドル、33分にはエウシーニョのシュートも決まらない。
41分、セレッソは清武が相手のクリアミスからシュートを放つも、川崎GKの好セーブに防がれた。川崎も43分に家長のパスを受けた憲剛が左足を振り抜くもシュートは決まらず。前半はセレッソ1点リードで折り返し。

後半に入り、川崎は三好に代えてMF長谷川竜也を起用。後半3分、右サイドのエウシーニョのグラウンダークロスから小林がシュートを放ったが、これはGKの正面…。後半11分には家長クロス→小林がオーバーヘッドキックを試みたが、シュートは枠外…。後半15分は波状攻撃を仕掛け、最後は長谷川がシュートを打ったが、枠を捕らえることができません。その直後、セレッソは味方の縦バスから柿谷がシュートを狙うもGKにキャッチされた。
川崎は後半19分、敵陣の高い位置で小林が相手に倒されたがノーファウル。選手たちが抗議するも判定は覆らず。後半26分には憲剛の右CKから谷口が飛び込んだが、ヘディングシュートは決まらず。後半30分、エウシーニョに代えてFW知念慶を投入。すると32分に自らドリブルで仕掛けて、小林にパスを送るが、通らなかった。さらに33分、左サイドのクロスに長谷川が頭で合わせたあ、枠の左に外れる。後半35分には阿部浩之を送り込むみ、42分にシュートを打ったものの大外れ。
セレッソ1点リードで迎えた後半アディショナルタイム、我慢の時間帯が続いたセレッソにチャンス到来。DF松田が自陣右サイドからロングボールを蹴り込むと、清武→水沼とつなぎ、水沼のパスを受けたソウザがGKをかわし、左足でゴール右隅に流し込む。セレッソが後半終了間際に大きな追加点を奪い勝負あり!セレッソ大阪が2-0で川崎フロンターレを下しました。


ルヴァンカップ決勝戦はセレッソ大阪が初優勝。1995年にJリーグに参入してから、23年目で悲願の国内タイトル獲得を果たしました。杉本選手の先制弾の後、川崎に攻め込まれる時間が長く続きましたが、堅い守りで同点を許さず。後半アディショナルタイムにソウザ選手のダメ押し弾が生まれ、川崎にトドメを刺しました。最後まで集中力を切らさず、少ないチャンスをモノにしました。先制点を挙げた杉本選手が今大会のMVPに選ばれたけど、ソウザ選手の貢献度の方が大きかったような気がします。
敗れた川崎は、またしても決勝戦で涙を呑み、無冠返上ならず。開始直後にエドゥアルド選手のクリアミスから失点。シュートを11本も放ちながらも、1点が遠かった…。川崎はこの大会に過去3度決勝に進みながらも、全て無得点で敗戦。4度目の決勝進出となった今年も無得点に終わりました…。今季はACLで準々決勝敗退、天皇杯もベスト8止まり、ルヴァンカップで準優勝、そしてJ1リーグでは首位・鹿島に勝ち点4差の2位につけていますが、逆転優勝は厳しいかも。今年もまた無冠のまま終わるのでしょうか。

ルヴァンカップも終了し、2017年のJ1リーグもいよいよ大詰め。J1首位の鹿島アントラーズは、5日にカシマスタジアムで浦和レッズと対戦。勝てばリーグ連覇に王手となるだけに負けられない一戦となりそう。2位の川崎は18日にホームでガンバ大阪と対戦。逆転優勝に望みをつなぐには勝ち点3が必要だ。ルヴァンカップを制したセレッソは、アウェーで横浜Fマリノスと戦います。3位争いの方も熾烈です!
残留争いでは、最下位・アルビレックス新潟と17位・大宮アルディージャが、18日の結果次第でJ2降格となってしまいます。大宮は昨シーズン年間総合5位と大躍進しましたが、今季は開幕から低迷…。リーグ優勝3回のサンフレッチェ広島も降格圏内の16位にいます。広島東洋カープが日本シリーズ出場を逃し、さらにはサンフレッチェも降格したら、広島の人たちが凄い悲しむと思います。17位・大宮アルディージャから15位・ヴァンフォーレ甲府までの勝ち点差は「4」。逆転残留はあるのだろうか?








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