静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

かぶら屋@新人教育

2016年01月25日 08時09分35秒 | 居酒屋
かぶら屋@新人教育

 パルシェの「北一条」さんでエンジンを掛けたあとは、そのまま新静岡セノバまで向かいます。
意外に距離がありますが、その間に酔いも醒めてきましたから良いでしょう。
目指すお店は、「沼津魚がし鮨」さんです。
ここにもちょい飲みのセットがあるという情報を得て、メインに決めました。

 セノバではお店の階を間違えてしまい、いきなりエレベーターを往復してしまったのはまだ酔いが残っていたせいでしょうか。
それでもとにかくお店に着きました。
ところがお店の前の掲示を見てびっくり。



 何とお目当てのセットは午後5時からと書いてありました。
それですと今からまだ1時間以上あります。
そして今日は5時から別の焼鳥屋さんに行くつもりですから、これは困ったものです。
仕方なく同じ階のお店を見て回ります。



 「ぶどうの丘」さんもやはり中休みのようですね。



 「CHAO」さんはちょうど良いですが、餃子がかぶりますからだめです。
こちらのセットは「北一条」さんに200円プラスで生春巻きというものでしたから、次回の候補には上げておきましょうか。
残念ながら適当なお店はなく、そのままセノバを後にしました。



 そして地上に出てから行ったお店はセノバのすぐ前にあるピザやさんです。
確かここでもお酒が飲めたと思います。
しかし外から見た感じではお客さんの姿も見えず、開いているのかよく分かりませんでした。



 こういう何となく入りにくい雰囲気はお店としては損ですね。
そこで諦めて御幸通りの方に向かいました。
「てんま屋」さんはまだ開店前で、そこを通り抜けます。



 通り沿いの居酒屋さんとも思いましたが、こちらはすでに閉店されていました。
隣は海鮮網焼きですから私にはだめです。
そうなると向かうお店はもう決まったものです。
というわけで、「かぶら屋」さんにやってきました。



 ここまでに無駄な時間を20分以上も使っていますが、これもまた居酒屋巡りの楽しいところです。
なお、偶然でしょうか、私のすぐ前を歩いていた若い男性がそのままお店に入ってしまいました。
続いて入るとお仲間と疑われかねないので、いったん通り過ぎてからお店に戻ります。
まあ馬鹿馬鹿しい習性ですが、君子危うきに近寄らずです。



 お店に入りますと、さすがに空いていて手前のカウンターに席を取りました。
まずはお決まりのチューハイでのどの渇きを潤します。
店員さんの若い女性のうち一人ははまだ不慣れらしく、何か動きがぎこちないですね。
つまみには最近知って気に入った、「上ねぎタン塩(302円)」を注文しました。

 私の席はちょうど焼き場の真ん前なので、焼きとんを焼いている様子がよく分かります。
今日はいつもの店長さんではなく、若い男性の新人さんがやっています。
それを横でしっかりと見守っている店長さんの視線が厳しいですね。

 見ているとまだ手さばきがぎこちなく、一つずつ所作を確認しているところが初々しいです。
しかしそのために、もちろんいつもよりも余計に時間がかかります。
したがって品物の出も通常よりはゆっくり目になっていますね。
と言うことは私の注文もかなり待たされるということです。

 まだまだお店は空いていて、もう一人の新人女性も暇な様子です。
女性の店員さんはお二人で、片方はもうベテランさんらしく、手が空くとしきりに細かいところのお掃除をしたり、さらには表に出てお客さんに呼びかけたりしています。
いつもながらかぶら屋さんの店員さんはしっかりしていますね。



 そして待つこと15分、ようやく上ねぎタン塩がやってきました。
ほう、これは期待以上に美味しそうな仕上がりです。
この焼き上がりなら新人君も大丈夫ですね。
さっそくレモンをかけていただきます。



 脂の乗った豚タンで、上に掛かったゴマ油とねぎも利いています。
これは気に入りました。
次回からはこれが定番になりそうですね。



 チューハイのお代わりです。
すると困ったことに、新しいお客さんが一人入ってきました。
中年の女性で、一気に注文された後はタバコを口にされていました。
その煙がしっかりこちらに流れてきます。

 もちろん禁煙のお店ではないので文句は言えませんが、風向きには勝てません。
これがかぶら屋さん唯一の欠点です。
そこで時間を見ますと、どうやら今お店を出れば焼鳥屋さんの開店に間に合いそうです。
それではとお会計をすると、端数をおまけしてくれてちょうど900円でした。

 かぶら屋さんを出て、もとの伝馬町方面に向かいました。
ごちそうさまでした。
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