博多長浜ラーメン蛮骨@中村町
「静岡ラーメン放浪記」今回は豚骨ラーメンです。
とんこつラーメンといっても最近はいろいろな種類がありますが、今日のラーメンは博多長浜タイプです。
静岡市駿河区は中村町にある、「博多長浜ラーメン蛮骨」さんにやってきました。
こちらのラーメン屋さんも新しいお店で、去年の後半にオープンしたお店です。
場所はSBS通り沿いで、駐車所も広く取ってありますね。
平日の開店直後を目指して、ママチャリではるばるやってきました。
我が家からは25分、お食事前のいい運動になりました。
自転車を停めてお店に入ります。
すると私の前にすでに若い男性のお客さんが入っていて、自動券売機で食券を購入しているところでした。
その後ろについてすぐに私の番になります。
ラーメンの種類はメインの「博多長浜ラーメン」と、「醤中華そば」の二種類です。
ここは素直に、「博多長浜ラーメン(750円)」を選びました。
するとお釣りを取っているときに面白いことに気が付きました。
たくさんあるボタンのうち一つが点灯したままなんです。
よく見るとそれが、「平日ランチタイム無料」の「半ライス」でした。
そうか口頭で注文するんではなくこの券売機でもらうのか。
そこでお釣りをお財布に入れた後でそのボタンを押してみます。
すると普通に食券が出てきました。
これは何となく嬉しい気分でした。
なお、替え玉は100円です。
店員さんに席を指示されてカウンターに座ります。
食券を渡すと麺の茹でかげんを聞かれます。
私はもちろん「普通」です。
席にあるコップと水差しで、セルフサービスのお冷やを飲みながら出来上がるのを待ちます。
カウンターの前にはいろいろな調味料も置いてあります。
各自の好みによって味変できるのはいいことですね。
やみつき刻みにんにくはあとで使ってみましたが、なかなか良いです。
その下にあるのがお箸入れです。
席の前にもメニュー表が置いてありました。
しかしどうせ券売機で買うんですから、その前に大きく貼っておいたほうが分かりやすいとは思います。
たぶん追加で食べたくなった時に利用するんでしょうかね。
そしてまだまだ他の無料トッピングも見つけました。
なんと、辛子高菜に紅ショウガも取り放題です。
これはご飯の良いお供になるぞ。
そしてまずはお隣の先客さんにラーメンが出てきました。
それに少し遅れて私のラーメンも登場です。
「おまちどうさまです」
配膳の女性は日本語のアクセントが微妙に違いますが、お仕事はしっかりされています。
「博多長浜ラーメン」に無料の半ライスが出てきました。
まずはメインのラーメンです。
具にはチャーシューが二枚にキクラゲと海苔です。
このチャーシューは厚めに切られていて食べ応えがありますね。
そして刻みキクラゲも多めに乗っていました。
これは美味しそうだぞ。
まずは一口スープを。
そこで驚きました。
これはかなりスープが熱いです。
熱いスープは美味しさが二割増しですから、これは間違いなく合格店です。
そしてスープはもちろん長浜風の豚骨でした。
横浜系の豚骨醤油に比べるとこちらのほうがあっさりしていてのど越しが良いです。
久しぶりに本格的な博多豚骨ラーメンに出会いました。
そして肝心の麺は細麺のストレートです。
麺の硬さもちょうどよくて、これは普通で十分でした。
麺が伸びるのが嫌でカタメンにするという方がいますが、なあに伸びる前に食べてしまえばいいだけです。
そしてライスに取り掛かります。
まずはチャーシューを一枚、ご飯に乗せてチャーシュー丼です。
うん、これもまた美味しいぞ。
そして次は麺を少し乗せてラーメンライスです。
さらには「激辛からし高菜」も乗せます。
これはかなり辛いですが、ご飯によく合いますね。
辛子高菜丼をラーメンスープでいただくのも乙なものです。
これが美味しかったので後半も同じく高菜にしました。
したがって今回は紅ショウガの出番は無しでした。
これは替玉よりもライスが良いな。
ここで気が付きましたが、お隣の若い男性が意外に静かでした。
一番乗りで入ったんですからこれはもちろん替玉でもするんであろうと予想していましたが、その気配がない。
注文したのは「カタ」のラーメンだけでしたから、ライス付きの私よりも早いと踏んでいたのにまだ食べています。
私は何とか食べ終わって最後のお冷やも飲み干しました。
そこで帰りにふと彼を見たら、スマホを見ながらのんびりとまだ食べていました。
そうか、こういう時にカタメンにするんだ。
納得してお店を後にします。
ごちそうさまでした。