静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

亜寿加@渋谷

2017年07月26日 07時17分26秒 | ラーメン(静岡県以外)
亜寿加@渋谷

 今日は一年ぶりの大学関係の集まりです。
昔のバンド仲間が集まってセッションをするというので、はるばる東京までやってきました。
メインの会場は午後3時ですが、その前にバンド練習をしようというので、12時に渋谷に集合です。



 私はと言いますと、一足先に会場のチェック、そして渋谷でのラーメンです。
そこで思い出したのが、「亜寿加」さんでした。
こちらのお店はラーメンのバイブルともいわれる、「ベストオブザラーメン」にも掲載されています。
私はたぶん三回目ぐらいの訪問になると思いますが、以前のことはもうすっかり忘れていますね。



 それでもお店の場所はすぐにわかりました。
「激安!」の目立つ看板の下にあるのが「亜寿加」さんです。
さっそく中に入りましょう。

 「いらっしゃいませ」
元気な声で店員さんが迎えてくれます。
「こちらの席にどうぞ」
カウンターの右側の角あたりに席を取ります。

 お冷やが出て、醤油ラーメン(700円)の注文です。
「お会計は先払いでお願いします」
こちらのお店では注文と同時にお会計をするシステムでした。
まさか、食い逃げの被害にあったのではないでしょうが、珍しいです。

 周りのお客さんを見てみると暑い季節のせいか、冷やし麺を食べている方がほとんどでした。
店員さんは男性ばかりの三名で、分業体制がしっかりしています。
お隣さんは冷やしタンタンメンに小ライスでがっつり食べていますね。



 「おまちどうさまです」
前から私のラーメンが出てきました。
ラーメン本の発売から30年以上も経っていますから、ラーメンの風貌もすっかりと変わっていますね。
まずはコショーを掛けていただきます。



 具には大きめのチャーシューが二枚で、ここがラーメン本と大きく変わったところです。
太めのメンマにワカメも大盛り、細かく刻んだねぎが印象的なラーメンです。
スープはあっさり系の醤油味で、けっこうシンプルなものです。
麺は並のストレート麺で意外に腰があってのど越しが良かったです。



 食べ始めてわかりましたが、このラーメンは意外にボリュームがあります。
具も多めですから、これ1杯で十分お腹が膨れますね。
お店には次々とお客さんが入ってきて、「パーコー麺」の注文が出るとそのたびに豚肉が鍋に放り込まれていました。
これも美味そうだなあ。

 するとお客さんの一人が追加で「小ライス」を注文されました。
すぐに出てきたのは良いんですが、その時の店員さんの一言が。
「ライスはサービスです」
しまった、そうだったか。

 お客さんの中にもこれに感化された方がいたようで、しばらくたつと向かい側のお客さんからも小ライスの追加注文が出ていました。
悔しいですが私はお腹がいっぱいで小ライスは入りません。
次回はこれを忘れないようにしなくては。

 美味しいラーメンでお腹も膨れ、これで準備は完了です。
お店を出てすぐ近くにある練習場に向かいます。
ごちそうさまでした。



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吉野家@ポテサラで

2017年07月25日 07時16分43秒 | 居酒屋
吉野家@ポテサラで



 「たこ八」さんなき今、あいかわらずの居酒屋難民状態です。
金曜日の夜なんて、居酒屋さんはどこも満員ですから、落ちついて飲めるお店はなかなかありませんね。
それでもふらふらと寄り道してしまうのが、酒飲みの悲しい性です。

 先日行ったばかりですが、セットにつられて吉野家さんに入ってしまいます。
すると、困ったことにカウンターが微妙に埋まっています。
お食事中のお客さんのお隣で飲み始めるというのも気が引けるので、席どりに迷います。
えーい、テーブル席に座っちゃえ。

 ここならかばんを置く場所もあるので安定します。
前回と同じ外人女性の店員さんが来て、「牛皿ドリンクセット」をホッピーで注文です。
この店員さんなら大丈夫で、ちゃんとセットが出てきました。



 あれ、今夜はナカの盛りが少し多いような気がしました。
まさか私の顔を覚えていたわけではないんでしょうが、何となくハッピーな瞬間です。
今夜の牛皿は濃い目の味で、ホッピーが進みますね。





 当然ながら紅ショウガに一味も振りかけていただきました。
お隣のテーブル席にはサラリーマン風の若い男性がお二人。
生ビールに牛丼でご会食です。
それがビール1杯だけなのは、例の150円サービス券を使っているんでしょう。



 一人ですとペースが速くなるのかすぐにホッピーが空いて、ナカのお代わりです。
うーん、今度は標準でしたね。
前回と同じで夜の時間帯は店員さんはほぼ外国の方ですが、お店が問題無く回っているのは吉野家さんの教育が良いんでしょう。



 さて、今回はおつまみを追加しました。
これが「ポテトサラダ」です。
サイドメニューのものですから、ミニサイズですが、つまみにもなりますね。
牛皿だけですと塩分過多ですから野菜も必要です。

 さて、私のいるテーブル席の横がカウンターで、そこに若い男性のお客さんが私と同じく「𠮷飲み」をされていました。
そのかたから見ると私は真後ろになるんですが、振り返りながら話しかけてきました。
こういう時にお隣の席なら相槌も打てますが、真後ろでは会話もやりにくいですね。
何か気になったんでしょうが、数回会話を交わして楽しみました。

 気のせいか今回はアルコールを注文されているお客さんが多かったように感じました。
それでも居酒屋さんとは違ってお客さんの回転は速いです。
私も30分ほどでお会計をしました。
するとまたもやビールの150円券が出てきました。

 嬉しいんですが使用期限が7月末なので、はたして使えるのか疑問です。
浜松で1杯だけ飲んでみようかな。
今夜もごちそうさまでした。


 
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一番鶏@二回で空に

2017年07月24日 07時26分23秒 | 居酒屋
一番鶏@二回で空に



 「こんばんは」
先週に引き続いて、2週連続の「一番鶏」さんです。
今夜はけっこう賑わっていますね。
それというのも奥の間で宴会があるようで、そこにお客さんが勢ぞろいしています。

 私は空いているカウンター席に座ります。
バイトのお兄ちゃんにボトルを出してもらい、水割りでスタートします。
前回入れたばかりのボトルですが、かろうじて何とか残っていました。



 するとご主人が出てきてボトルを拭いてくれました。
どうも保管中に油が付いたということです。
そういえば何となく滑りやすそうな感じでしたが、中身が少ないですから大丈夫でしょう。



 セットも出てきてさっそく飲み始めました。
今回は薄目に作って最初からごくごく飲んでしまいます。
暑い時期には薄目で多量に飲むというのが早く酔えていいです。



 定番のお通しも出てきてこれをパリパリかじります。
そういえば今日はこれが最初で最後の生野菜になりました。
野菜の補給は一番鶏で、これ定番です。

 今夜は宴会のせいか店員さんが4人でした。
日によって人数を変えるのかそれとも、時間帯を調整するのかわかりませんが、お店もいろいろと工夫しているようです。
そしておつまみは毎回同じものばかりです。



 まずは焼き物が二本で、鳥皮につくねのたれ焼きです。
今夜はたれが少し濃い目になっていますね。
このお店のタレの味はかなり気に入っています。



 そして熱々の手羽先です。
手で持ってかじるのでこれは少し冷ましておいてからいただくことにします。
うん、これも相変わらずいい味出してるねえ。
やはりこちらの手羽先が一番です。

 10時を過ぎると宴会のお客さんが続々と帰り支度をはじめました。
お店もだんだんに静かになってきました。
こちらのお店のご主人はお客さんとあまり会話をしないところが良いです。
私自身もほとんど話したことはありません。

 こじんまりとした居酒屋さんではよくあることですが、寂しいだろうと話しかけてくれることがあります。
これには好き嫌いがあると思いますが、私はあまり返さないほうです。
例えばお店に10回ほど行った後で、他にお客さんがいない時などには、もちろんお話もします。
しかし他にお客さんがいるときには慎んだほうがいいかと思います。

 カウンターの前が調理場になっているお店では、常連さんが常にご主人に話しかけているお店がありますが、あまり好きではないですね。
一番鶏さんはけっこう賑やかではありますが、騒ぐお客さんはいらっしゃらないので毎回快適に過ごせていいです。
そんな風に飲んでいると1時間ほどで残ったボトルがすべて空いてしまいました。

 今回のボトルは2回で空ということです。
ここでお会計をして、本日は無事終了です。
いつもごちそうさまでした。


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豊後高田どり鳥酒場@御幸町

2017年07月22日 07時16分05秒 | 居酒屋
豊後高田どり鳥酒場@御幸町



 浜松からの帰りです。
静岡駅の北口すぐに新しいお店ができたので、そこに寄り道することにしました。
モンテローザの系列のお店で、「豊後高田どり鳥酒場」さんです。
この場所は周期的に何回か形態が変わっていますが、今回は全品税抜き280円均一というスタイルに変わりました。





 まずは二階に上がりますが、一目見て安心しました。
今夜はそれほど混んではいないようです。
入口で一人だと告げると、喫煙は尋ねられず、二人掛けのテーブル席に案内されました。
お客さんは3割ほどの入りでゆったりと空いています。



 まずはドリンクを聞かれます。
迷いましたが「レモンサワー」にしました。
これがあっという間に出てきて、第一印象はなかなかいいですね。
なおファーストドリンク以外の注文は、今はやりのタブレットで行うことになっています。



 とにかくお通しがないというのが嬉しいですね。
さらさらっと二品注文しましたが、つまみの出てくるのはけっこう時間がかかります。
その間にレモンサワーが空いてしまい、二杯目に同じタブレットで生ビールを注文します。



 なんとそれが30秒で出てきました。
それは嬉しいですが、つまみを早くしてほしいですね。
しばらく待ってようやく焼き物が出てきました。



 まずはつくねです。
大きめの鶏団子が三つ刺さった串で、タレの味も良いですね。
これが税込みで303円ですから1本150円ほどはまあまあのお値段でしょうか。



 もう一皿は手羽先です。
手羽先が大好物なのでメニューにあると大体注文してしまいます。
これも同じお値段ですが、大きめなので納得です。


 しかし気になるのは奥で若者のグループが宴会をやっている声でした。
まあそういうお店ですから文句は言いませんが、席が離れていて幸いでした。
お店でもそれを考えて奥まった席に入れたんでしょう。
逆に考えるとそういう配慮のできるお店だということも言えます。



 二杯目もすぐに空いてしまい、今度は日本酒を注文しました。
ぬる燗があればいいんですが、タブレットにそれはなく、普通の熱燗でした。
今回はさすがに少し時間がかかりました。

 焼き鳥も食べつくして、おつまみには「とり煮込み」というものを注文しました。
鳥の煮込みというのが珍しいのでつい気になったわけです。
しかしそれがなかなか出てきません。



 そこでドリンクの4杯目です。
今度は角ハイボールをいただきました。
こちらのお店の欠点はアルコールの量が少なめな点でしょうか。
じっくりと飲む方はボトルを入れたほうが早いです。

 しかしそれでもなかなかつまみが出てきません。
お店が混んでいるならわかりますが、まったくガラガラですし、煮込みですから温めるだけでしょう。
15分以上待ったので、さすがにこれは遅いだろうと、席を立って催促しに行きました。

 「すいませんすぐお持ちします」
その様子を見ると、やっぱり忘れられていたようでした。
ものの1分で出てきましたから、やればできる君でした。



 その「とり煮込み」がこれです。
鶏肉よりも大根やニンジンがメインの野菜スープという感じでしたが、これが予想以上に美味しくてびっくりしました。
何しろスープが激うまです。
汁物のつまみは大好物ですが、これには目からうろこが落ちた感じです。

 いやあ注文して大正解でした。
これならイライラして待ったかいもあるというものです。
いろいろありましたが最後は大団円でした。

 これでお会計ですが、その時にもまた謝られました。
まあ開店間もないですから良くあることでしょうか。
お値段も手ごろなので、これぐらいの混み具合でしたら、また使ってみたいです。
どうもごちそうさまでした。

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スガキヤ@ぶっかけ冷やし麺

2017年07月21日 07時30分50秒 | ラーメン(静岡県内)
スガキヤ@ぶっかけ冷やし麺

 今日は浜松、仕事前の腹ごしらえです。
ラーメンや牛丼も良いですが、夏場はどうも食が進みません。
駅近くのお蕎麦屋さんに向かいましたが、たまたま目の前に男子高校生の一団が並んでいました。
不思議なことにお店の中にも大勢いるようです。

 この暇な時間にわざわざ混みあうお店というのも気が進みません。
そこで少し遠いですが、歩いて別のお店に向かいました。
昔の西武のあったあたりの建物(古いですね)の地下にあるお店「スガキヤ」さんです。
こちらには年に1回ぐらいの頻度で行っています。



 お店の前に着くと、意外にもフードコートは混んでいます。
今日はほかのお店がお休みのようで、「スガキヤ」さんだけが営業されていました。
テーブルに座っている方も様々で、年配のおじちゃんは、購入したお惣菜のつまみに缶ビールで一人酒盛りでした。
私もお仕事前でなかったら参加させていただきたかったです。

 さて、お店の前に行くと、ちょうど作りかけている最中で少し待たされました。
この時間はワンオペで、店員さんも忙しそうでした。
注文を終えて、例の呼び出しベルをもらいます。



 席に着いてお冷をくみ、しばらく待つと、ベルが鳴りました。
そこで店頭に向かうと
「すいません間違えました」
なんと、ベルの番号違いでした。



 珍しいことですが、たまにはこういうこともあります。
それから数分待って、無事「ぶっかけ冷やし麺」を手に入れることができました。
じつは何の知識もなく、店頭で初めて見てこれに決めたものです。



 どんなものなのかと言いますと、まず麺はそばのようでそばではない,不思議な麺でした。
具には甘辛に味付けした油揚げが半切り4枚、揚げ玉にネギです。
別添えで、刻み海苔の袋とワサビが付いていました。
中華だと勝手に思い込んでコショーを掛けてしまったのは私の大ミスでした。



 そしてスープはそばつゆのような甘めのスープでした。
これで冷やし中華のように酸っぱかったら笑っちゃいますが、麺が違う冷やしそばという感じでしょうか。
なお、キツネとたぬきが両方乗っているそばを、東京では「おばけそば」と呼びます。
東京に住んでいたころはよく温かいおばけそばを食べたものでした。

 しかしこの麺はけっこう腰があって、のど越しも良く美味しかったですね。
そして麺の量も、1.5倍だそうで、食べ応えもありました。
お値段の割には満足感も得られて良かったです。

 期間限定商品なので、気になる方はお早めにどうぞ。
ごちそうさまでした。


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