じっとしているだけでも汗が出るほどに朝から暑い。そんななか「兄弟山」(おとどいやま)周辺の山道を歩いた。適度に日陰があり,時折通り抜ける風がとても心地よい。
フユイチゴが開花しているだろうと探したが,開花間近のものは見かけたもののも少し先のようだ。道端でヤブタバコによく似ているガンクビを見かけた。花が横向きにつく様が煙管(キセル)の雁首(ガンクビ)に似ているからこの名がついたとか。今日の一枚は,そんなガンクビとする。
そしてもう一枚は,またもや出会うことのできたキツネのカミソリとする。
7月下旬に見つけた場所とは随分離れたところで,しかも十数株群生していた。ほとんどの株はすでに花が終わっており,花をつけていたのは数株だった。来年,この場でいっぱい花をつけた光景が見れるであろう。