ここのところすっかり秋らしくなってきた。そんななか、朝の散歩は山地の集落(天花:てんげ)へ。つい先日までの猛暑がうそであったかのように、半そででは寒いくらいてぜある。
今日も幾種類かの野草たちに出会った。アキノノゲシやヒヨドリバナをはじめ、ゲンノショウコ、ツクシハギ、ヤマハギ、ヨシノアザミ、ミズヒキ、キンミズヒキ、ヤマトウバナ、ヌマダイコン、ヨメナ、ミゾソバ、ベニバナボロギクなどなど。これらのうち、今日の一枚はミゾソバ(タデ科/イヌタデ科)とする。
場所によっては群生もしていて、辺りをピンクに染めている。近くで観察してみると、その花は「コンペイトウ」みたいだ。そして、今日のもう一枚は咲きはじめたヨシノアザミとする。図鑑によると南部アザミ(中部以北に分布)の変種だそうで、その分布もさほど広くなく近畿地方~中国地方だとのこと。
山田のあちこちで、ヒガンバナが畦で茎を伸ばし、真っ赤な花をいっぱいつけているのを見かけた。