今年も美しい姿をせ見せてくれたキツネノカミソリ(ヒガンバナ科)
ここのところぐずついた天候が続き、昨日は「梅雨末期」をおもわせる大雨が降り、県内各地で「避難指示」が出されるなどした。しかし今日は一転し朝から真夏の太陽が顔を出している。今日の最高気温は35℃ににもなると報じている。気象庁は6月下旬に「梅雨明け宣言」(6月の梅雨明けはひ統計史上初めて)したが、7月初旬以降雨雲が空を覆う日が多かった。よって本日が事実上の梅雨明けかもしれない。そんななか所要で出かけた際、キツネノカミソリの生える場所を訪れてみた。過日訪れたときは数株が茎を伸ばしていたが開花はしていなかった。しかし今日は幾株かが美しい花を咲かせていた。かつてのように株数は多くはないが、20株前後は確認できる。図鑑によると「雑木林の中やその周辺で日の強すぎない北側の傾斜地に生える」と記されている。まさにこの場はその条件を満たしている。同様な条件下で他の場所で探すもいまだに確認できず。この場のキツネノカミソリは貴重な存在かもしれない。今日はそんなきつねのかみそり、そして帰り道に立ち寄った木戸公園の池に咲いていたヒツジグサをUPする。
もう一枚キツネノカミソリ
木戸公園の池で美しい花を咲かせたヒツジグサ(スイレン科)