コオニユリ
オニユリのように葉のわきに珠芽はつかない。花の数も少なく形も小さめ。
このところ梅雨のシーズンに戻ったかのような天候が続いている。今日も朝から空は雨雲に覆われ今にも雨が落ちてきそうな生憎の天気。しかもこうした天候はしばらく続くであろうと報じている。そんななか、八丁のコオニユリのことが気になり車を「八丁峠」方面へ走らせた。宮野湖入口付近に到着したところで数株見かけたが、何れも花弁が数枚しか残っていない個体、すべて花弁が落ちてしまった個体ばかり、おそらく「長雨」の影響であろう。さらに奥地へとすすみと峠近くの山の斜面で、ようやく二輪ほ健全な花をつけた個体を見つけた。貴重な一株である。これを様々な角度から撮って帰った。オニユリは我が家周辺の家々の庭先や畑の縁などで、黄赤色の花をいっぱい咲かせているのをよく見かけるが、コオニユリは数輪しか花をつけておらず形も小さめである。また、オニユリのように葉のわきに黒紫の珠芽(ムカゴ)もつけない。そんなコオニユリを今日の一枚とするほか、道中で撮ったヒヨドリバナおよびヤブガラシの花を以下にUPする。
ヒヨドリバナ(キク科/フジバカマ族)
ヤブガラシ(ブドウ科)
ノブドウの花かとおもったがヤブガラシだった。藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さからこの名があるらしい。