ヘクソカズラ(別名:早乙女花/アカネ科/つる性)
空は依然として雨雲に覆われているが時折雲間から薄日がもれる。そんななか我が家周辺を歩いた。短時間ではあったがこの時期咲きはじめる野草たちの姿も見かけた。家々の庭先や畑の縁などで黄赤色の美しい花をいっぱい咲かせたオニユリを見ながら歩をすすめていると、草木に絡まって蔓を延ばし白色で中心が赤い小花を咲かせたヘクソカズラをあちこちで見かけた。葉などをつぶすと強い悪臭を放つことから「屁糞かずら」(ヘクソカズラ)という可哀想な名がついたらしい。ところが花形が早乙女の笠に似ていることから「早乙女花」とか、中心の赤い部分が炎に見えるから「炎花」(ヤイトバナ)との別名もある。そんなヘクソカズラ、別名「早乙女花」を今日の一枚とする。そして今日のもう一枚はオニユリとするほか、カメラに収めて帰った幾種類かのうち、咲きはじめた仙人草と野菊、ツユクサなどをUPする。
家々の庭先や畑の縁などでオニユリ
咲きはじめた仙人草(キンポウゲ科/木質つる性)
野菊
ツユクサ