今日も「日本晴れ」。朝の散歩は昨日に続き山地へ。寒くもなく暑くもなく山道を歩くのに丁度良い。ここは非常に静か。聞こえてくるのは鳥の鳴き声と,時折通り過ぎる風で木の葉が揺れる音だけ。この時期,山道を歩くと赤い実をつけた草木をよく見かける。そんななかでいちばん目立つのがヒヨドリジョウゴだ。ミニトマトを小さくしたような真っ赤な美味しそうな実をつけている。
今日の一枚はヒヨドリジョウゴの実とする。美味しそうに見えるこの実は毒をもっているそうで,たくさん食べると中毒をおこすとのこと。「ヒヨドリ」の名がついているのでヒヨドリが好んで食べるのかおもったら違うらしい。ヒヨドリジョウゴとは「ヒヨドリが遊び戯れる」との意味らしい。今日のもう一枚は,樹木に這い上がった蔓性植物の紅葉。朝の光をうけとても綺麗だった。
今日は久々の快晴。空は青く高い。朝の散歩は「兄弟山」(おとどいやま)近辺の山道を歩く。この時期,シマカンギクが咲いているはずと,昨年見つけた場所へ。今年も出会うことができた。蕾をいっぱいつけていて,当分の間楽しめそうだ。花径は2~2.5センチくらいで庭に咲いていても違和感のないほどの立派な菊だ。名前のシマ(島)は不明だが,カンギクは冬でも咲いているからとのこと。別名,アブラギクとも呼ばれている。花を油につけ火傷や切り傷につかったためだという。
今日の一枚は,そんなシマカンギクとする。そのほか,ヤクシソウやシロヤマギク,ヒヨドリジョウゴの実,フユイチゴの実などをカメラにおさめた。今日のもう一枚は帰り道で見かけたもみじとする。朝の光をいっぱいうけ眩しかった。
昨日から今日にかけて広島県東部の瀬戸内海国立公園を代表する景勝地「鞆の浦」(とものうら)地区を訪れた。 およそ50年前,入社までの1年間,同じ寮でくらし共に学んだ学友たちと毎年のように開催している「同期会」をこの地で開催ということで赴いた次第。
宿は,「鞆の浦」に浮かぶ「仙酔島」という小さな無人島にある「国民宿舎」。酒を酌み交わしながら夜のうけるのもわすれ寮生活や入社当時のことを語り合ったところである。一枚目の画像は,陽の沈む頃,宿の窓から撮ったものである。この宿は「夕日の宿百選」に選ばれていてるとのこと。
二日目の今日は古くから港として栄え,歴史的な出来事や伝説の残っている「鞆の浦」を同期生たちと散策した。
この地域では旧跡はもとより,昔ながらの街並みやたたづまいを目にすることができる。二枚目の画像は鞆の浦の「古い町並み」である。
そして,三枚目の画像は,かつて薬屋さんの軒下などでよく見かけた古い看板である。なんだかとても懐かしくおもえた。
二日間にわたり「同期会」の世話はもとより景勝地の案内などしてくれた福山のU君をはじめ広島県のみなさんありがとう。 来年は山口県で,みんな元気で再会しよう。