過日「入梅」したものの,ここのところ好天気で,日中の最高気温は28度まで上がった。午前中に所要を済ませ「今日の散歩」は午後からとなった。
日ざしが強いため日陰のない平地コース諦め,ジープで「21世紀の森」まで向かい,その周辺を散策した。適度に風もあり,山歩きも快適だ。ここは標高がおよそ500mあり,我が家周辺の山地ではすでに終わったウツギやガクウツギをまだ見ることができた。また,ヤマツツジをあっちこっちで見かけた。
そんななか,以前から近くで見たいとおもっていたマタタビの花に出会うことができた。今日の一枚はマタタビとする。2センチくらいま真っ白い花だ。おもしろい名前だ。疲れた旅人が,マタタビの実を食べたところ,再び旅を続けることができたことから,「又旅」から名づけられたとの説があるらしい。マタタビの実は熟すと美味しいとのこと。是非食してみたい。そしてもう一枚は,早くも花をつけはじめたコマツナギとする。
いまにも雨がおちてきそうなまさに梅雨空だ。朝の散歩は久しぶりに兄弟山(おとどいやま)周辺の山道。
この時期,白い泡状の花をつけたネズミモチをよく見かける。花弁が4枚で,雄しべが2本の小さな小さな花の集団である。今日の一枚はネズミモチとする。
そしてもう一枚は,昨日,実家(岩国市本郷町)へ,農作業の手伝いで帰った際見かけたウツボグサとする。山際の草地で数株が可憐な花をつけていた。農作業の手を休め,しばらく見入っていた。