デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

秋吉台を歩く

2012年08月23日 | 山野草

Saiyousyajin12082302   所要を済ませて久々に秋吉台を訪れてみた。空は雨雲に覆われているものの降りはしない。

   奥地にあたる「長者ケ森」周辺の散策道をひたすら歩いた。時折冷えた風が通り抜けていきとても心地よく、秋の訪れさえ感じさせてくれる。幾種類もの野草たちに出会った。大好きなサイヨウシャジンがここには至るところで咲いているのをはじめ、カワラナデシコやノアズキ、クズも多い。また、シラヤマギクやアキノノゲシが咲きはじめているのも見かけた。

Kawaranadeshiko120823  今日の一枚は、お気に入りのサイヨウシャジン(キキョウ科/ツリガネニンジン属)とする。そしてもう一枚は、これまたあちこちで競うように咲いていたカワラナデシコとする。図鑑によると「日当たりの良い草原や河原に生育する」となっており、まさに秋吉台はカワラナデシコにとって住み心地良いところなのであろうか。

  これらのほか、ヒルガオ、キセワタ、オミナエシ、ヒヨドリバナ、サワヒヨドリ、オトギリソウ、クサギなどに出会った。三枚目の画像は散策道からの眺望とする。

Fukei120823_3


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タカサゴユリ(高砂百合)

2012年08月16日 | 山野草

Takqsagoyuri120816   ここのところ不安定な天候が続いていたが,今日は真夏の空が戻ってきた。

  いま,道路脇や法面,荒地や林の縁などで白い大型の花をつけたユリを見かける。場所によっては群生もしている。台湾原産の「帰化植物」タカサゴユリ(高砂百合)である。大正時代に観賞用として導入されたものが野生化したものとされている。繁殖力も強そうで,年ごとに増えているような気がする。今日の一枚はそんなタカサゴユリとする。


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クコの花

2012年08月08日 | デジカメ散歩

Kuko120808  久々に空は雲に覆われているが暑さに変わりなし。所要を済ませ糸米地区平地コースを歩く。

  林にさしかかったところで、タカサゴユリが一輪咲いているのを見かけた。不思議とこの時期になるとあっちこっちで見かける。そして、すぐその側でクコ(ナス科)の花が咲いているのを見かけた。今日の一枚はクコの花とする。やがて実がなり秋に赤く熟す。


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センニンソウ

2012年08月04日 | デジカメ散歩

Senninsou120804   朝早くから真夏の太陽がぎらぎら。日中の最高気温が36度にもなると報じている。そんななか所要を済ませ、木戸公園経由で糸米川沿いを日陰を選るようにして歩く。林の中から冷えた風が通り抜け心地よい。

  林の縁でセンニンソウ(キンポウゲ科)が花をつけはじめているのを見かけたので今日の一枚とする。葉が枯れた冬に白い種毛が長くのびるが、これを「仙人」のひげにたとえ、この名があるとか。


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ミズタマソウ

2012年08月01日 | 山野草

Mizutamasou120801m  朝早くには雲ひとつない快晴だったが、10号台風接近の影響であろうか、次第に曇り空しとなってきた。それでも暑さには変わりなく、今日も「猛暑日」。

  そんななか朝の散歩は山地の集落(天花畑:てんげはた)へ。ここは朝のうちは日陰も多く、この時期の散歩には好都合。林の縁で小さな小さな花と実をつけたミズタマソウ(アカバナ科)を見かけたので今日の一枚とする。果実が露などでぬれると、まるで水玉のように見えることからこの名があるらしい。ほかにオトギリソウやサワオトギリ、咲きはじめたヨメナやキンミズヒキ、ヌスビトハギなどをカメラに収めて帰る。


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