天気:雪
海況:波なし
水温:12℃
透明度:2~3m
ロマンチックなホワイトクリスマス
…
3ダイブ目がクリスマスプレゼントなのに…雪とはネ…
でも、行くからには3本潜る気満々の皆さまで良かったです
Mさん・Aさん・Sさんはデジカメを持って、Gさんは買ったばかりのマイギアを身につけて、雪が舞い降りる水面の下へ入っていきます。
1本目、まずは「クチバシカジカが見たい」とのリクエストにより、最近熱々ペアが観察出来る方へ。
お腹の大きなメスや、抱卵場所を決めてメスを誘うオスなど、3個体を観察しました。
アイナメの抱卵では、邪魔者を口にくわえて追い払う強力パワー持ち主のオスの元へ。
卵はすっかり終盤で、孵化した後の殻や孵化直前の卵を見ることが出来ました。
赤いダンゴウオは、赤い岩肌と同化していましたね。
少しずつ大きくなっているようです。
2本目でも「クチバシカジカをもっと」とリクエスト頂き、それじゃあと今年生まれたサイズの若魚がいる場所へ行きました。
繁殖シーズンを迎えている成魚とは違い、一回り小さいサイズです。
ダンゴウオも違うヤツを観察します。
今度はピンク色なのに背ビレが立っている可愛い個体と、まだら模様の個体を観察しました。
Sさんが大好きなフサギンポにも会ってきました。
愛想がないけど全体が観察しやすい穴にいるフサと、体色がオレンジでダイバーに懐いているフサの2匹。
やっぱり懐いている方がめんこいので、名前を付けました。『房子』です
じき抱卵、楽しみです。
アミメハギを撮影しようとしたAさんでしたが、ユラユラ揺れて移動するのでピントが合わせられず…断念
そしてクリスマスプレゼントの3本目!
「何かいたらなんでも教えて~」ということで、じっくり探しながら移動していきます
このダイブでは、魚類ではない生物を多く観察しました。
ウミウシでは、特大サイズのシロウミウシやアオウミウシ、ダイダイウミウシなどを見ました。
そうそう、1本目・2本目でもウミウシ観察しましたね。クロシタナシウミウシやカドリナウミウシ、カドリナ・ルテオマルギナータなどを見ています。
ヒメイカは立派な成体でも2㎝ほどの小ささ。
マダコはすぐに石の陰に隠れてしまいましたが、ヨツメダコは全身じっくり見せてくれたあとに2枚貝の殻の中へ。吸盤を上手に使ってすっぽりと収まってしまいました。
真っ赤なカムチャッカモエビや、真っ白な甲羅のメンコガニも見ました。
3ダイブしたのは、カメラを持っていた3名の参加者と私。石浜をたっぷり満喫しました
Gさんはみんなより一足お先にアフターダイブへ『女川温泉ゆぽッぽ』でゆったりポカポカです
最後は女川駅前で開催されている『海ぼたる』をトワイライトで楽しんで、充実したクリスマスとなりました
(KODAMA)