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2016/3/26 竹浦

2016-03-26 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:波なし
ポイント:竹浦グロット、アゴ島
水温:7℃
透視度:2~4m

今春も、ダンゴウオが抱卵をスタートさせました!!
 判りますか??
 ↓↓↓ マーブルカラーの親と赤い卵はこんな感じ

これから抱卵箇所はどんどん増えるでしょう!!
卵でお腹のパンパンなメスもいました。

正面から撮ると、顔の奥にはメタボのようなお腹!

3/13に観察したオスのウスジリカジカ。
卵を守っているかもしれないよ、という専門家の情報を頂き、再度その場所へ。
同じ場所にいるウスジリカジカ ・・・ということは・・・。
!!ありました!!
 
なんだか控えめな色合いの、小さくて可愛い卵塊が3つありました。
そのうち1つはすでに発眼していました。

こちらは目を引く派手な色合いをした卵、ヒメフタスジカジカです。
 
産みたての卵から発眼している卵まで、壁にびっしりです。

またもやカジカについてです。
とある特定の環境で観察するカジカですが、時々どうしても違う顔をしているコがいるのです。
こちらについても専門家にお伺いしました。
すると・・・
シシカジカ、セトカジカ、ヤセカジカの3種がいることが判りました!
震災前、石浜で3種とも確認しているとのこと。
それならば、竹浦でもちゃんと観察して見極めないと~~~!!
 さて、これは何カジカ??
今日はヤセカジカを見ることが出来ました。


 サガミコネコウミウシ  トラパニア・トッドイ
 メンコガニ交接
ホリミノウミウシ、フサギンポ、アキギンポ、コケギンポ、キタモエビモドキ等など・・・。

ダンゴウオの抱卵箇所をさらに見つけ、卵を観察して!
カジカ類を見極め、そして抱卵箇所をさらに見つけて!
マニアックな宝探し気分のダイビングも楽しいですよ


2016/3/19 竹浦

2016-03-19 | 宮城の海

天候:小雨後晴れ
海況:凪
ポイント:弁天島、竹浦グロット
水温:7℃
透視度:3~6m

本日の大目玉
去年11/29に大島が見つけたのと同じ場所で、BR高橋さんがサイトクビレを確認です
 竹浦での観察3例目です
11/29の画像と比べましょう

模様から、同じ個体だと思われます。
あれからの4ヶ月間、この場所を何度もチェックしていましたが発見出来ませんでした。
でも今日は、見つかった後の、身を隠そうとする様子が観察出来たので、これからは目線を変えてチェックしていこうと思います

今日は、DMのKさん&DM候補生のI君が参加してくれました。

先週観察した吻のないクチバシカジカを、そのエリアでI君が発見してくれました!
 
この口ではエサも摂れずすぐ死んでしまうのかと思いましたが、本日も元気だったので少し安心しました。

もうハッチアウト終了しているだろうと思われた、鏡が無いと観察出来ない場所で抱卵しているクチバシカジカは?・・・。
空の殻があるのでハッチアウトは始まっていますが、まだ巣立っていない卵もあります。
 鏡越しの撮影
来週末には子育て終了して、このクチバシカジカは姿を隠していると思われます。


 フサギンポ   イソギンポ
  ダンゴウオ
 コザクラミノウミウシ   ベルセッラ・カリフォルニカ
ムツムシャギンポ、コケギンポ、ヒメフタスジカジカ、ネコジタウミウシ、ヤマトウミウシ交接、ガーベラミノウミウシ、イソウミウシ、などなど・・・。

写真はI君からお借りしております。
ありがとうございます!

ランチタイムには、『シーパルピア女川』内にある『マグロの明神丸』へ。
人気のお店、私たちが入ったと同時に「ご飯がなくなり終了」となりました。ラッキーです。
 
ここにも立ち寄りました   ダンボルギーニ&ガンダム


2016/3/13 竹浦

2016-03-13 | 宮城の海

天候:曇り時々晴れ
海況:うねり少々
ポイント:竹浦グロット、弁天島
水温:7℃
透視度:3~4m

ここ最近は、女川で潜るといっても撮影のお手伝いばかりで、ゆっくりと生物観察が出来ない状態でした。
いつからだっけ!?・・あらら、もう1ヵ月も集中観察していません・・!!!
来週土曜に潜りに来てくれるゲストもおりますので、今日は、そっちチェック!こっちチェック!あっちもチェック!!!です。

アイドル的存在のクチバシカジカは4個体観察してきました。
その中の1匹は、今日見つけた抱卵中のオス!

岩場の奥まった場所に抱卵していたので、鏡がないと分かりませんでした。
懸命にファンニングする動画も撮影出来ました!

それから、別の1匹は、なんと!!口のないクチバシカジカ!!!
  
何かに襲われたのか、特徴的なおちょぼ口がありません・・・。
これから先、生きていけるのでしょうか・・・。

他、痩せた成魚が2匹   

これから繁殖シーズンなのがダンゴウオです!
 立派なオス
  お腹の大きなメス
いまから抱卵箇所を探すのが楽しみです♪♪

そして、ちょっとマニアック向け!
2009年に新種登録されたウスジリカジカ!!!
  
探そうと思っていたら、向こうからやって来た!ラッキーです♪
シリビレの特徴的模様も観察出来ました!


 ホリミノウミウシの仲間   ミツイラメリウミウシ
 イガグリホンヤドカリ  カイメンホンヤドカリ
キタモエビモドキ、トゲエビジャコ、コシオリエビ、サラサエビ、フサギンポ、アキギンポ、コケギンポ、ムラソイ、ドンコ、マコガレイ、シロホクヨウウミウシ、ベルセッラ・カルフォルニカ、カドリナなどなど・・・。


 


2016/3/6 石浜

2016-03-06 | 宮城の海

天候:曇り後晴れ
海況:うねり少々
水温:7℃
透視度:1~2m

バックロール渡辺さんのTV撮影お手伝いで、震災前ホームグラウンドだった『石浜』へ。

震災前の赤灯台防波堤は、宮城ダイバーにとって大切なダイビングポイントでした。
釣りでも有名な場所だったため、釣り人に「魚いた?」「どこにいた?」「何がいた?」って聞かれたものです。
震災後も機会があるたびに調査等で潜っていましたが、防波堤再建工事が始まり潜れない状態でした。
新しい防波堤も完成し、今回1年4ヶ月振りに懐かしのポイントで潜ってきました。

透視度はすこぶる悪いものの、目印となるものがあると大体の場所が把握出来ます。
例えば  ←震災後4ヶ月
今回も   同じ場所にありました

逆に、あるだろうと思っていた巨大な防波堤の残骸は・・・
 ←震災後4ヶ月
小さな残骸はあるものの、大きなものはありませんでした。工事に伴い撤去されたのでしょうか。

今回は
 根一面を埋めつくすマボヤ
 ミズダコ
 キタモエビモドキ
等の生物を確認しました。

今回撮影した映像は、3/11 10:30~ミヤギテレビ『OH!バンデス特別版』で放送されます。
渡辺さんも生中継に出演し、解説する予定です。


2016/3/2-3 竹浦

2016-03-03 | 宮城の海

天候:曇り後晴れ
海況:波少々
ポイント:アゴ島、弁天島、養殖棚
水温:7℃
透視度:5~6m

新聞社の潜水取材のお手伝いで、2日間竹浦で潜ってきました。

アゴ島で抱卵していたクチバシカジカはすでにハッチアウト完了!
子育てを終えた親もその場から姿を消していました。
そのすぐ近くのホヤの上や、岩の穴にはクチバシカジカが居ましたが、すぐに隠れてしまいました・・・。

次に弁天島へ。
ここのクチバシカジカは1月に産卵しているので、まだ抱卵しているハズ!
ほら!!いました~!!!
 
卵の中に眼がくっきりと見えるので、もうすぐハッチアウトが開始しそうです♪

マボヤの上にはダンゴウオやキタモエビモドキがいました。
 

マボヤの養殖棚へ。許可を頂き潜らせてもらいました。
 
立派な4年もののマボヤが連なっています。
今月末には水揚げ開始です。