アリエルは今日も○○です!

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イントラ伊藤君の女川ラストダイブ!

2021-03-20 | 宮城の海
潜水地:女川町竹浦
ポイント:弁天島&竹浦グロット
天候:曇り
海況:風波やや有り
透視度:4~5m

今ではすっかり頼もしくなった伊藤インストラクター、宮城を離れる日が近付いてきました。
ラストダイブと題して土日と潜る予定でしたが、低気圧の接近により日曜は中止決定。
本日が、アリエルスタッフとして最後となる伊藤君の女川ラストダイビングです!!
SさんやTさんも参加予定でしたが、土曜はどうしても都合が合わず・・・残念・・。
それでも、常連のTさんと、伊藤君と同じく宮城を離れるM君、そして後輩のF君が参加してくれました♬


宮城で潜るなら見ておきたい魚といえば、やっぱりクチバシカジカ!!
鏡越しでしたが、卵保護中の成魚を観察しました。
 
もうハッチアウトが始まったようで、卵の数が減っているように見えました。
今日のラストダイブまで居てくれて良かったです♡

可愛いダンゴウオは赤もピンクも観察しました。
 

ワレカラやキシシャクトリドロノミなど超マニアックな生き物を見つけては喜ぶ姿が微笑ましい3人(笑
  

フサギンポのホヤマメちゃん登場に、喜ぶM君と驚き焦るF君が対照的で笑えました。



ヒメフタスジカジカ卵保護、キヌカジカ、ムラソイ、クロソイ、メバル、メンコガニ、イガグリホンヤドカリ、コザクラミノウミウシ、スイショウミノウミウシ、スズヤカフシエラガイ、ダイダイウミウシ、など等・・。
 

伊藤君との思い出は数え切れません。
M君とも、調査潜水や、指ヶ浜BBQでアナゴ食べまくる姿など、楽しい思い出ばかりです。
宮城を離れてしまうけど、ダイビングのスタートは女川だったなぁと懐かしくなったら、たまには潜りに遊びに来てくださいね♬
 
卒業おめでとうございます❀
4月からが素晴らしい新生活でありますよう、願っております☆彡

2020年度ラスト狐崎調査

2021-03-19 | 宮城の海
潜水地:石巻市狐崎
天候:晴れ時々曇り
海況:波うねりなし
透視度:5~6m

東北大学の狐崎調査へ。
狐崎チームを引っ張ってきた伊藤君とRちゃんは卒業。先輩から後輩へ最後の引き継ぎです。


波もうねりも無く、透視度も予想より良かったので、気持ちよく2020年度最後の調査を終えることが出来ました。
    

「先輩、あとは僕たちに任せて下さい!」と、きっとみんな思っているはず!!

伊藤君、Rちゃん、卒業おめでとうございます❀

指ヶ浜での藻場調査

2021-03-17 | 宮城の海
潜水地:女川町指ヶ浜
天候:晴れ時々曇り
海況:風波有り
透視度:5~6m

指ヶ浜藻場調査です。
ドローンで空撮すると、活動しているエリアの藻場が良く分かります。


アカモク群が勢いよくそびえ立ち、ユカリやフクロノリなど多くの海藻が岩に生えていました。


実験区の外は、磯焼け状態。


また、アカモクには、オナガワスギノハウミウシやコザクラウミウシが数多く生息していました。
 

来年度も継続して行く予定です。

生物相調査とアラメ群調査

2021-03-16 | 宮城の海
潜水地:志津川・野島
天候:晴れ時々曇り
海況:うねり少々あり
透視度:5~6m

南三陸町『自然環境活用センター』の志津川・野島での調査に同行させて頂きました。
1本目は志津川の生物相調査です。

こちらはアサヒアナハゼ?キリンアナハゼ?どちらか分かりませんでした・・。


ウミウシでは、ネコジタウミウシやエゾカスリウミウシなど。
 

カミクラゲ、ダンゴウオ、メンコガニなど。
  

2本目では、去年の秋まで6年間続けてきた藻場再生調査のエリアへ。
その調査自体は終了しましたが、再生した藻場を維持したいとみんなが思ってます。
ずっと一緒にやってきた私も同じ気持ち。
半年間手付かずで心配しましたが、復活したアラメ群はさらに増えており、さらに多くの海藻類が確認出来てホッとしました。
  

また行かなくちゃ!

春の新ネタ探し

2021-03-12 | 宮城の海
潜水地:女川町竹浦
ポイント:竹浦グロット×2
天候:曇り時々晴れ
海況:波なしh
透視度:2~5m

ハイブリッジさんの船に同乗し、竹浦へ行ってきました。
今日は新ネタ探し!
春に卵を産むタイプのカジカも多いので、それらを発見することと、最近観察していないレアキャラを探すことが目的です。

ヒメフタスジカジカ卵保護は、2/20に発見したオスの巣に、多くの卵が産み足されていました。
 
2/20は産みたてだった卵にはキラキラ光る眼が!このように仔魚たちがハッチアウトの瞬間を待っています。

この場所の他にも、もう1カ所でヒメフタスジの卵保護を発見しましたが、観察&撮影はかなり難しく・・。
そっと見守る場所です。

ウミウシも春らしい種類が出てきましたよ♬
今まで、ホリミノウミウシ属の仲間として観てきたこちら↓は、スイショウミノウミウシという新称がつきました!!
 
体長1mm程の、ミドリアマモウミウシの仲間も観察。
 
他に、ヒロウミウシ、コザクラミノウミウシ、ミツイラメリウミウシ、シロホクヨウウミウシなど、可愛いウミウシが多かったです。


この時期ならでは、メンコガニがあちらこちらでカップルになっています。
ホヤの上でも、オスが交尾前ガードでメスをキープ!!


ダンゴウオ。
ホヤの上にはもちろん、フワフワ細い海藻の中に隠れているコも何匹かいましたよ。
 
細い海藻だから吸盤を使えなくても、フワフワの揺りかごの中でのんびりしている様子です。

休憩中には、ハイブリッジさんを訪れていた水中写真家の鍵井靖章さんが、うちの犬の散歩をしてくれました♡

貴重なショットです♬


お知らせです。
来週の土日は、スタッフの伊藤浩吉君が仙台を離れる前の、最後の竹浦ダイビングツアーを開催します!!
竹浦の藻場をテーマに素晴らしい博士論文を完成させた伊藤君。いよいよこの春に巣立ちます!!!
卒業と新天地での出発を祝って、みんなで送り出しましょう♬
参加者募集してます。お祝いに駆けつけて下さい。

クチバシパパ行方不明!!卵の救世主降臨☆彡

2021-03-09 | 宮城の海
潜水地:女川町竹浦
ポイント:アンブクナカブク&竹浦グロット
天候:晴れ
海況:波なし
水温:7~8℃
透視度:3~4m

今日の竹浦は、ツアーとちょっと違います。
東北大学メインで年4回行なっていた「竹浦藻場調査」が今年度で終了したので、ここに携わっていたダイバーが水中を楽しむために集まりました!
ま、打ち上げですね。
この調査では毎回ドローン撮影担当だった阿部拓三さんは、南三陸町の『自然環境活用センター』研究員です。カジカ類やダンゴウオを始め、様々な海中生物に詳しい頼もしい先生なのです!私もいつも生物のアレコレを教えて頂いてます!!
それから、ここをテーマに博士論文を無事完成させた伊藤君。
そして、コダマ。
 
調査じゃないダイビング、スタート☆彡

まずは、いつもの調査エリア「アンブク・ナカブク」へ。
アマモ・タチアマモ・トゲモクなど、多くの海藻が見られるエリアです。
 

浅瀬をすーっと泳ぐスズキを見つけました。
 
とても傷ついていて、あまり逃げようとしませんでした。

また、砂地では拓三さんが、エゾイシカゲガイ移動の瞬間を激写!!
   
長い足(斧足)を使って海底を移動するそうです。さすが拓三先生!

アマモの端を咥えて睡眠中のアミメハギもいましたよ。


さぁて。さて。
ここからタイトルの話が始まります!

今季、竹浦グロットで観察していた、臆病なクチバシカジカ卵保護のパパ。
ハイブリッジさんの情報によると、2日前から姿が見えないとのこと!!
ここ数日はダイバーが押し寄せていなから、ダイバーに驚いて育児放棄した訳ではないだろうし・・。
大きなアイナメの目撃もあり、これはヤバそうな状況です!!!

ハイブリッジさんが1ダイブ目で再度確認し、やはり、親は戻っていないということ。
しかし、今日拓三さんが潜りにいらしたことは、とても幸運なことなのです☆彡
なんたって、クチバシカジカ最強スペシャリストなのですから!!!

2ダイブ目、私たちが見に行った時も、やはりパパの姿はなく・・・。すぐ近くには大きなアイナメが。
そして、卵塊には巻貝が覆いかぶさり、卵を食い破っていました。

事前に、ハイブリッジさんと船頭さんに話していたことを実行!
そう!!!卵の救助です!!!
自然界の摂理に反しているかもしれませんが、やはり放っておくことは出来ません。

岩から上手く剥がすことが出来ました。
  

その後、フサギンポの「ホヤマメ」ちゃんと遊んだり。
  

ダンゴウオ、イセエビ、ヒメフタスジカジカ卵保護、ハナガサクラゲなどを観察してきました。
   

いつも南三陸町で潜っている拓三さん、20年振りの女川の海を楽しみました。


さてさて。さて。
拓三さんに託した卵は、翌日『自然環境活用センター』の元へ。
卵の多くは既に捕食されてしまっていましたが、辛うじて残っていたのは16個。
そして、さっそく「1匹がハッチアウトした」との連絡がありました!!

スゴイ~♡感激~♡♡♡
まさに救世主降臨☆彡
どうかあと15匹、無事ハッチアウトし、育ってくれることを願います。

ブログの写真を拓三さんからお借りしております。
クチバシカジカ卵の保護にもご協力頂き、重ね重ね感謝です。
ありがとうございます!


カラスのフンが器材に落ちたとか。ライトの調子が悪いだとか。ドライスーツの吸気バルブがおかしいとか。
みんな有り過ぎ(笑
なんだかんだあったにも関わらず、とっても充実したダイビングでした♬

指ヶ浜で新スポット探索

2021-03-06 | 宮城の海
潜水地:女川町指ヶ浜
ポイント:コンブロープ&ホヤシキ根&長根沖
天候:晴れ時々曇り
海況:うねり若干有り
水温:7~8℃
透視度:3~5m

いよいよブルームが起き始めてきました!いわゆる春濁り。海が緑色。
レジャーダイバーとしてはガッカリしちゃうかも。
ですが、栄養たっぷり含んでいる証拠なので、海の生き物たちには嬉しい現象です♬

今日の目的は
①支部で育てているコンブロープの様子
②ホヤシキ根の切れたブイの取り付けと生物調査
③新スポット開拓
バックロールさんと一緒に行ってきました。

今年のコンブは去年・一昨年と比べてかなり成長が早いです!

すでに4m超えの長さまで育っているものも多くありました!

ホヤシキ根のアルビノのマボヤ、少し元気がないような・・。

寿命にはまだ早いんじゃない?頑張って!!

新スポット開拓では、支部の渡辺さんの情報を元に「長根」の沖の、水深20m辺りにあるだろう隠れ根へ!
長根付近からエントリーすると、水深10m。そこから沖合に向かって・・向かって・・
・・行く予定が、移動の途中で出現する根に足を止めては生物探し。
     
結局、目的の根に辿り着く前に時間となってEXでした。笑
次回は隠れ根辺りから直接ENします!!

久し振りの「おかせい」さんのランチに、カニホタテイクラ重が!!!美味しそう♡

ってことで、つい贅沢してしまいました♬