アリエルは今日も○○です!

最新のツアー情報やショップ情報をお届けします

2016/5/29 竹浦

2016-05-29 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:波なし
ポイント:アゴ島&竹浦グロット
水温:12~14℃
透視度:3~8m

本日も晴天なり!!
昨日に続けて、今日も竹浦で潜ってきました。

1日で水温に変化が。昨日よりも確実に上がってます。
しかし透視度は落ちてました。

常に人気のクチバシカジカは今日も定位置に。
でも、嬉しいことに顔が見える場所にちょっとだけ移動していてくれました。

フタスジカジカ抱卵、新しい卵が産み付けられていて終わる気配なし。
 
まだまだ頑張れ、お父ちゃん!!!

コギンちゃんは留守だったけど、そっくりさんが遊んでくれました。

「コギンちゃんかな?」と思いつつ、彼女より愛想ないし。
写真で確認したところ、やっぱり違う個体のようです。

Rさんが撮影したシロウミウシ、背中の模様がマーク!
 幸運のシロウミウシ!?


 コケギンポ  オコゼカジカ
 ダンゴウオ  ガーベラミノウミウシ
 コトヒメウミウシ  ウスマメホネナシサンゴ
アキギンポ、スナビクニン、ヤリイカ卵、クロシタナシウミウシ、ダイダイウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ、等など・・・。

ブログの写真は、Rさん、Sさんからお借りしております。
ありがとうございます!

来週末も、そのまた次の週も、竹浦に行く予定です。
皆様も潜りにいらして下さい。


2016/5/28 竹浦

2016-05-28 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:波なし
ポイント:竹浦グロット&弁天島
水温:11~12℃
透視度:5~10m

五月晴れ、海況も良く、ダイビング日和!!

先週発見したオコゼカジカの卵を観察。
先週は卵保護するかのようにいたオコゼカジカ、今日は卵の傍らにはいませんでした。
でも、卵は無事に、そこにあります。
  大きさもチェック
先週は卵塊を2ヵ所見つけましたが、今日はさらに2ヵ所追加!!
3ヶ所は近いので、同じ親が場所を変えて産み付けた可能性があります。

もう1カ所はこの写真の成魚の近くにありましたので、多分このコの卵です。
 
前々回観察した時よりもお腹の膨らみが小さくなっているのも判りました。

クチバシカジカは・・・
 先週と同じ場所に同じ体勢で。
ちゃんと顔がみたいなぁ。

ダンゴウオは、今日も抱卵オス・成魚メス・そして賑やかな保育所状態のBABYたちを観察です。
  ピンクのメスが多い
  真っ赤なチビ、天使の輪、ブチ模様など

Rさんから「みたことない」とスナビクニンのリクエストを頂きました。
よし、ほらいたよ~! 1本目できっちり見せます!
でも肝心のRさん、カメラがフリーズして撮れず仕舞い・・・。
そしたらなんと、2本目に、自分で発見しちゃうというから素晴らしい!
 それもこっちを向いている可愛いコ♪

サラサカジカの幼魚も綺麗です。
 ホヤの上に3㎝ほどのチビ
おやおや・・・よ~く見ると・・・
 ウミクワガタ幼体が2つ!
寄生されてます。

ベテラン勢揃いなので、養殖棚の沈む場所まで行ってみました。
 パイプの中に→  クロソイ
もう少し水温が上がるとメバルやウミタナゴなどがたくさん集まる場所になっています。

ウミウシは
 3㎜程のヒメキヌハダ  ダイダイ
 ゴマフビロード  1~2㎜程のアリモウミウシ仲間
 イソウミウシ仲間
ガーベラミノ、シロ、アオ、クロシタナシ、カドリナなどなど。

ブログの写真は、参加者のRさん、Mさん、I君からお借りしております。
ありがとうございます

漁の網にかかった  巨大クロアナゴに驚き!!

ランチの  女川丼大盛りも迫力~!!


2016/5/21 竹浦

2016-05-21 | 宮城の海

天候:曇り時々小雨
海況:うねり少々
ポイント:竹浦グロット&アゴ島
水温:10~11℃
透視度:3~5m

今日の海でも大発見
何かといいますと・・・
オコゼカジカの卵塊です!!!

今はオコゼカジカの繁殖シーズン。
「卵がどんなところに産み付けられるのか」「どのくらいの大きさでどのくらいの数なのか」という情報を先日専門家の方に教えてもらったので、今日は「見つけ出そう!!!」という強い思いで潜りました。
BR高橋さんと「卵があるとしたらNGYだよね」という話をしてエントリーです。

潜降してすぐにスナビクニンとクチバシカジカを見つけ、撮影。
 スナビクニン
 ホヤの陰にクチバシカジカ

それからNGYに向かうと・・・先に到着していたBR高橋さんが大興奮!!!
指差すさきには・・・
ホヤの陰に  アッ!  オコゼカジカと卵!
 オレンジ色のキレイな卵!
卵の状態、そして、卵保護をしないとされているオコゼカジカがすぐそばにいることから、産卵後間もないことが判ります。

「まだあるんじゃないか」と思い、丹念に近くをチェックしてみると、やっぱり!!!
2~3m離れたところで見つけました!!

こちらは少し前に産み付けられた卵だということが判ります。

シーズン中、オコゼカジカは何度も産卵しますので、今後も卵が増える可能性があります。
また、産卵前にオスと交尾するため、メスの近くにオスがいるかもしれません。
今回ここでは他に2個体のオコゼカジカを観察しましたが、1匹はメス、もう1匹は判りませんでした。
 
野外でオコゼカジカの卵を観察出来るのはとても稀なことなので、今後無事に成長することを願いつつ、観察を続けてまいります。

今日は他にも
  
ダンゴウオは・・・オス抱卵、天使の輪BABY、妊娠中メス

コギンちゃんは留守でしたが
 別のコが遊んでくれました
ガングロ、でも、体は色白
いつも遊んでくれるように現在特訓中です。

 ケムシカジカ  ヤリイカ卵
などなど・・・。

5月に入ってから、発見しっぱなし
沖縄でトラフザメを見つけ
指ヶ浜で念願のクチバシカジカを見つけ
南三陸町でクチバシ&オコゼカジカ幼魚を見つけ
そして今回はオコゼカジカの卵(1つ目は高橋さんだけどね)

あぁぁ~運が尽きませんように精進して頑張ります


2016/5/17 生物調査お手伝い

2016-05-17 | 宮城の海

天候:雨
海況:うねりあり
水温:11℃
透視度:5~6m

南三陸町へ行ってきました。
震災後は藻場調査で潜っておりますが、今日は別の調査です。
藻場調査でご一緒している『南三陸ネイチャーセンター』阿部さんの、生物相調査のお手伝いをしてきました。

この日は椿島で様々な生物を探しました。

まずはウミウシを観察。
 ゴマフビロードウミウシ
よく観察するゴマちゃんよりサイズも模様も大きめなので、ゴマちゃんっぽくなかった~。

 ネコジタウミウシ交接

小さいのを探していると・・・

あーーーッ!!!

いました!クチバシカジカ~~!!!
  
1つの根で3個体発見、全て幼魚でした。

その根には、なんと!オコゼカジカも!!!
それも、成魚と・・
  
さらに、体長2㎝程の幼魚も居たんです!!!
  
小さくても眼は成魚と同じくキラキラのラメEYE

高級魚のホシガレイも!!
 

ミズダコも数匹観察出来ました。

体長1.5m程のミズダコ、足を大きく広げて岩に張付いて自分をカモフラージュしてました。

最後の締めもウミウシで。
  エゾカスリウミウシとその卵

 コトヒメウミウシ

他、フサギンポ、イソギンポ、アイナメ、キヌカジカ、ベロ、スナエビ、サラサエビ、などなど。

あいにくの雨でしたが、確認出来た生物の成果はまずまずです。

現在レジャーでは潜れない南三陸町の海ですが、こうして水中の様子をお届け出来る機会がある時は、皆様に発信していきたいと思います。


2016/5/14 ついに指ヶ浜で見つけた!!!

2016-05-14 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:うねり少々
ポイント:ホヤシキ根
水温:10℃
透視度:4~6m

漁業支援で女川町指ヶ浜へ。
今日はバックロール高橋さんと2人で作業を行なってきました。
依頼された作業は順調に終了したので、ホヤシキ根で1ファンダイブさせてもらいました。

 
そして遂に!念願叶い、発見です!!

震災前の磯焼け対策活動で潜っている時からずっとですから、もう10年くらいずっと探していました。
そう!
指ヶ浜に住むクチバシカジカを!!!
とうとう今日、それも2個体も!見つけちゃいました!!!

エントリー後、水深17m付近でミツイラメリウミウシを撮影。

撮り終わって視線をふと横にずらすと・・・目が合いました
クチバシカジカ幼魚いた~~~

 人差し指より小さい

そして、高橋さんが見つけたのも幼魚です。


同じ女川町でも、石浜や竹浦などこれまで観察してきた海域は女川湾。
指ヶ浜は御前湾ですし、それもホヤシキ根はどちらかと言えば外洋に面しているので、もしかして着底しにくいのかもしれないと思っていました。
今回の幼魚発見により、成魚も生息しているはずですから、今後の成魚探しに気合いが入ります!!
頑張るぞ

他、ダンゴウオBABY数個体
 
オコゼカジカ
 
などを観察してきました。

 


2016/5/8 竹浦

2016-05-08 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:風波あり
ポイント:竹浦グロット、弁天島
水温:9℃
透視度:6~8m

竹浦で潜ってきました。
海況はまずまずです♪

3/13に発見し3/19にも生存を確認した、吻のないクチバシカジカ(通称クチナシ君)が元気に生きていました!
あれから2ヶ月近く経ってますから、スポイトのような吻がなくても、どうにか捕食出来ているのでしょう。
 クチナシ君とサラサカジカ
 傷口の悪化なく、弱ることなく、元気です
しばらく観察出来るのではないでしょうか。

クチバシカジカは、他に成魚1個体と、幼魚たち4個体を観察してきました。
  

ダンゴウオも盛り沢山です!!
まずは抱卵中のお父さんダンゴ
 右側を向いていて、目の向こう側に赤い卵が確認出来ます
最初に守っていた卵塊とは別の、新しい卵が産み付けられていました。

抱卵が終わり、もうじき命尽きそうなオス
 眼も、体も、辛そう

ハッチアウトしたチビダンゴ達
 

そして、お腹の大きなメスダンゴは、10個体以上観察してきました。
    

オコゼカジカとコギンちゃん、今日は居てくれましたよ!
 「あまり留守にしないでね」「うん」

他、ムシャギンポ、アキギンポ、キタモエビモドキ、ヨツハモガニ、などなど・・・。
    

写真はI君からもお借りしております。ありがとうございます。

様々な魚の、幼魚ならではのあどけない姿が見られる時期です。
会いに来て下さい!


2016/4/29-5/3 沖縄本島③

2016-05-02 | その他の海

5/2 本島南部エリア『岡波島(ジョー)』『トコマサリ』『スカキンの根』
天候:曇り時々晴れ
海況:波なし、流れ少々
水温:22~23℃
透視度:15~25m

今日はダイビング最終日。

今回のツアーでは、ダイビングも食事も幸運が続いた、チーム『持ってる』の4人。
さて、最後まで持っているのでしょうか!?!?

まずは1本目、岡波島へ 
何個体ものジョーフィッシュたちが住むエリアがあって、ゆっくり観察することが出来ます!
 
口内保育はまだしていませんでしたが、口を上手に使って自宅の玄関を整えたり扉を閉めたりと、愛らしい姿を満足いくまで観察出来ました。

こちらでは
キンセンイチモチの口内保育が確認出来ました
が、写真では・・・残念ながら卵が見えません・・・
  
マクロワールドでした。


2本目は、昨日に続いて今日も『トコマサリ』へ。
大物狙いです!!!
潮の流れが昨日とは逆なので、南から北へドリフトし、最後はGTホールで群れを楽しむルートです。
オオメカマスの群れはいないかと、キョロキョロしながら流れていると・・・
「おぉ~!!!」
 ど~ん
10m以上離れた場所に、カッコいい後ろ姿を発見!!!
トラフザメです!!!
コダマの呼び鈴がこれでもかというほど水中に響き渡り、先を流していた全員が興奮気味の私に気付いて戻ってきました。
目視しながら徐々に近付き、ある程度近付いたらそっと着底し、皆で徐々に距離を縮め・・・
  
 クリーニング中
すると、ダイバーに気付き泳ぎだすのですが、これがまたカッコいい!!!
 水底から離れ
 Mさんの前へ
 Sさんの方へ方向転換
 Mさん撮影、Sさん慌てて避けます
 綺麗な尾びれを優雅に動かし、す~~っと泳いで行きました

最高の気分!

全員笑顔でドリフト再開し、目的のGTホールに到着すると・・・
おっ!

ナポレオンフィッシュ!それも超接近!!
ダイバーに慌てることなく、しばらくの間私たちを楽しませてくれました。

我々、やっぱり持ってます!

 

「いやいや~、ホント、良い海だったね~~~
なんて、笑顔が止まらないまま3本目へ。
今回のツアーラストダイビングは『スカキンの根』です。

砂地の中にぽかっとある大きな根には、スカシテンジクダイとキンメモドキが群れています。

ちょっとした捕食シーンもありましたが、まだまだ、これからが本番。これから温かくなると群れはさらに巨大化し、捕食シーンもスゴイんですって!!

こんなチビッ子たちもいます。
 ハナヒゲウツボyg  ミナミハコフグYg
   

「ここはウミウシも多いよ」って聞いたなら、やっぱりウミウシも探しちゃいますよね。
 セスジミノ  ムカデミノ  ユキヤマ
 モンジャ 
他、色んな種類のウミウシを観察しました。

小さい可愛いコちゃんたちを観察していたら、何か気配を感じ、振り向くと・・・
 接近中!アカウミガメ!  
私たちのすぐそばまでやって来て、「なに見てるの~~!?」って覗き込むようにしながら、またゆったりと何処かに泳いで行きました。

チーム『持っている』は、最後まで出し惜しみすることなく、やっぱり持っていました

時間が過ぎるのはあっという間です。
最終日の午前はお買い物タイム。
  
往路同様、帰りの飛行機も出発時間の遅れがありましたが、「“持っている”パワーを使った分、飛行機の遅れがマイナス分だとしたら、全然なんてことないよね」というのが全員一致の意見でした。
 
雨予報の最終日でしたが、飛行機の離陸時に雨が降ってきました。最後までラッキーです。

今回お世話になりました『桜海』さんのブログには、私たちの様子や動画などが載っていますので、ご一緒に是非ご覧下さい

 


2016/4/29-5/3 沖縄本島②

2016-05-01 | 宮城の海

ダイビング2日目、まるで私たちを待っていたかのような凪の良さ!!
ダイナミックなポイントで有名な南部エリアの『ルカン礁』へ!!
ここは豪快なドロップオフが有名で、海流のど真ん中にあるため、常に透明度が高いポイントです。
今回は少し早い時期なのですが、もう少し温かくなってくるとイソマグロやロウニンアジなどといった大型回遊魚の群れに遭遇できる場所なのです。

  

5/1 本島南部エリア『ルカン礁東ドロップ』にて2ダイブ&『トコマサリ』にて1ダイブです!
天候:曇り時々晴れ
海況:波なし、流れ少々
水温:22~23℃
透視度:18~25m

まずはルカン礁で2ダイブ。
エントリーしてすぐにアカヒメジ群れとナポレオンの姿が見えます。
 
ドロップにはキンギョハナダイやハナゴイなどが群れ、時々やってくるクマザサハナムロやウメイロモドキの群れに癒されます。
  
周囲6キロのルカン礁、東側のこの場所にだけ大群生しているという見事なイソバナ。

また、別の場所にはソフトコーラル群生も。綺麗な花畑を見せてくれました。
 
透視度はまだまだこれからのようですが、青い海を気持ちよくドリフトしてきました。
   

3ダイブ目『トコマサリ』へ。
まずはGTホールへ!
 
ホール上は魚影が濃くてワクワク♪♪♪
まず目に付くのが、ノコギリダイの群れ!!
  
ホールの中へと降りていくと・・・  
ハタンポの群れやアカククリの群れが出迎えてくれました。
  
ホール内にはウミウシもいます。
 ミカド  チギレフシエラガイ
 コナユキツバメガイ
GTホールから南側にドリフトしてオオメカマス群れを探しましたが、今日は見当たらず・・・。

バラフエダイ群れなどを見て、エキジットしました。

夕食は、桜海・岩本さんお勧めの沖縄料理のお店へ。
    
食事も美味しくておしゃべりも楽しくて、満員だったはずが、気が付いた時には最後のお客になってました。

明日がラストダイビング。素敵な出会いが待ってま~~す!!!
③へ続きます