アリエルは今日も○○です!

最新のツアー情報やショップ情報をお届けします

2015/11/29 竹浦

2015-11-29 | 宮城の海

天候:晴れ時々曇り
海況:波うねりなし
ポイント:竹浦グロット
水温:11~13℃
透視度:2~4m

本日は『ジャーダイビングクラブ水戸』の皆様が女川に潜りにいらしてくれました。
そして、アリエルにいつも潜りにいらしてくれるMさんとHさんも加わり、この時期イマドキ生物を狙います!!!

イマドキ生物♪
クチバシカジカのペアやアイナメ・クジメ抱卵、
そして人気のダンゴウオは外せません!!!

しかしながら、思いもよらず!
なんと!!
我等のオヤジ・大島が発見したのはサイトクビレ!
 
女川湾で初めて観察したのは3年前、やはり、ここ竹浦でした。
その時は私コダマが発見したのですが、今回はアリエルオーナー大島がガッツポーズです
一見地味な魚ですが、頭でっかち、つぶらな眼、何か言いたそうな口元・・・そんなアニメキャラのような顔つきは、見れば見る程可愛く感じます♪
今回私はジャーさんのガイドでしたが、いつまた会えるか分からない超レアな生物なので、みんなで観察&撮影し、みんながボートにEXした後、少し時間を頂いて撮影させてもらいました。

前に発見した個体は、次の日には居なくなっていたんです。
今回はしばらく居てくれるといいなぁ~~~。

さてさて。お目当てのイマドキ生物はというと・・・。

クチバシカジカは、オスメスのペアが1対!すぐ近くにいました!!
そこから5mほど離れた場所に、もう1個体のメス。
また、別の場所にもメス成魚や若魚が隠れていました。
 

リクエストのダンゴウオは、赤とピンク観察OK!

フサギンポも、手乗りモドキンちゃんが遊んでくれた他、別の個体も観察して撮影出来ました。

他、ベロ、アカブチムラソイ、リュウグウハゼ、キヌカジカ、アキギンポ、イソギンポ、キタモエビモドキ、ヤドカリの貝殻争奪戦、コイチョウガニ、トラパニア・トッドイ、アカエラミノウミウシ、ガーベラミノウミウシ、フタスジミノウミウシ、シロホクヨウウミウシ、コモンウミウシ、ヒラミルミドリガイ、などなど・・・。
   

報告写真はMさんからもお借りしております。ありがとうございます。

本当は土日宿泊ツアーだったジャーさんですが、2日前まで荒れていた海を考慮して日曜の日帰りツアーとなってしまいました。
でも、前日よりちょっとばかり海況が回復していたこと、そして超レアなサイトクビレをはじめ、クチバシカジカもダンゴウオもばっちり観察出来たことで、マクロ&マニアックな海を楽しんでもらえていたら嬉しいです。
アフターダイブではカキ小屋でお腹も満たしたことでしょう!
皆様、次回はゆっくりと、是非またいらして下さいね~

 


2015/11/21-23 西伊豆

2015-11-23 | 伊豆

11月の連休は、大島チームは西伊豆ツアーでした!
安良里と浮島を楽しんできた様子を聞きました

圏央道の桶川北川IC~白岡菖蒲ICが10/31に開通したことで、東京都心を通過しなくても東北道から東名高速へアクセス出来るようになり、往復とも時短で快適に!!

水温は20℃程、透視度は20m位で、快適にダイビングしてきたとのことです!
残念ながら写真はありませんが・・・
カラフルなソフトコーラルやキビナゴ群れを眺めたり。
ネンブツダイ、コロダイ幼魚、大きなハマフエフキ、ノコギリヨウジ、アオリイカ、ハナアナゴ、ホタテウミヘビ、イタチウオ、ヒラタエイ、カザリイソギンチャクエビ、イセエビ、などなど、他様々な生物を観察してきたようです。

ナイトダイビングで撮影した動画をAさんからお借りしました。ありがとうございます。

 


2015/11/22 竹浦

2015-11-22 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:波うねりなし
ポイント:弁天島&竹浦グロット
水温:15~16℃
透視度:8~12m

今日も竹浦へ。
透視度が昨日よりグンとアップしています!

弁天島では「透視度がいいので写真が撮れるかも!」と、ギンザケ養殖棚や網やブイなどの漁具が震災ガレキとなって静かに沈んている場所へ向かいました。

巨大なガレキのため簡単に撤去することは出来ず、今では魚礁のようになっています。
ウミタナゴ群れ、ウスメバル群れ、大きなアイナメやクロソイ、クロアナゴなどが住み着いていました。
   

定番の生物もチェック!
クチバシカジカ 赤ダンゴウオ
 抱卵中のアイナメ&クジメ
フサギンポのモドキンちゃん 
スナビクニンは定位置に
キタモエビモドキの子供
ネコジタウミウシ属の地味カラーVer.

透視度も天気も良い日、フワフワ気持ち良いダイビング~でした♪
  


2015/11/21 竹浦

2015-11-21 | 宮城の海

天候:晴れ時々曇り
海況:波うねり少々
ポイント:竹浦グロット&弁天島
水温:15~16℃
透視度:5~8m

クジメ抱卵に続き、アイナメ抱卵が始まりました。
堂々たる親、クジメ抱卵
警戒心の強いアイナメと 産みたての卵塊
クジメ抱卵もアイナメ抱卵も、各3ヶ所観察出来ました。

クチバシカジカは、オスとメスがすぐそばに!
 
ダイバーに囲まれて驚かせてしまったようです・・・ゴメンね。
繁殖シーズン前の大切な時期、1組のカップルがどうなるか、今後そっと観察したいと思います。

この時期限定カラフル系
ハコフグ幼魚 ノコギリヨウジ
カゴカキダイ コブダイ幼魚(後ろにアイナメとリュウグウハゼ)
コガネスズメダイとリュウグウハゼ

最近チェックしてなかったスナビクニン、今日はとりあえずオレンジの個体


色白なフサギンポ 親指程のフサギンポ若魚
赤ダンゴウオ 桃ダンゴウオ
ヒロウミウシ トラパニア・トッドイ
クロアナゴ、ドンコ、コケギンポ、アキギンポ、イソギンポ、スジハゼとエビの共生、オキタナゴ群れ、カイメンホンヤドカリ、イガグリホンヤドカリ、キタモエビモドキ、シロホクヨウウミウシ、サクラミノウミウシ、ガーベラミノウミウシ、などなど・・・。

明日も行ってきます


X'mas PARTYのお知らせ

2015-11-19 | 陸での出来事

クリスマスパーティーのお知らせです

日時:2015年12月12日(土) 18:00~20:00
場所:TEPPAN BAR 102~テッパンバルいちまるに~
会費:6000円

2016年カレンダー全員参加者プレゼント
豪華景品が当たるビンゴ大会
ツアー券が当たるジャンケン大会

ご参加の方は、お電話またはメールでお知らせ下さい。
お早目のご連絡をお願い致します。 

 

~~お店情報~~


2015/11/14 竹浦

2015-11-14 | 宮城の海

天候:雨
海況:波うねり少々
ポイント:竹浦グロット&アゴ島
水温:16℃
透視度:7~10m

昨日の岩手とは真逆、天気は悪いのに透明度はまずまず!

クチバシカジカが繁殖シーズン前でウロウロしてます!!
成魚はオス1個体・メス2個体、若魚は4個体観察出来ました。さらにバックロール高橋さんは他に3個体を観察、それもペアリングしそうなオス&メスがいたそうです。
巣床を探しているのか、動き回るオス
メスのお腹に卵が確認出来る→
 若魚もそわそわ

季節来遊魚です。
ミナミハコフグかと思いきや、体に青白い斑点が出てきているので、2匹ともハコフグ幼魚のようですね。
 
こちらは今日発見したチョウチョウウオ。

いつまで元気かな~~・・・

潜降直後に、こちらに向かって泳いで来て手乗りしたフサギンポがいたので「コギンちゃん戻ってきた!」と
嬉しくなりましたが・・・
あれ?色黒の全然違うフサギンポでした・・・
ガッカリ・・・でも手乗りするから名前つけようっと。「モドキンちゃん」かな。

他、ダンゴウオ(赤・ピンク)、クジメ、アキギンポ、イソギンポ、キタモエビモドキ、ガーベラミノウミウシ、ネコジタウミウシ、などなど、定番生物が居てくれました。
  

気温より水温のほうが高いので、まだ快適に潜れますよ!


2015/11/12-13 船越湾調査

2015-11-13 | その他の海

天候:晴れ
海況:波うねり少々
水温:14~15℃
透視度:1~2m

東京大学のアマモ調査のお手伝いで、岩手県へ行ってきました。

東京大学海洋研究センターは大槌湾に建ち、ひょっこりひょうたん島のモデルとなった蓬莱島が目の前にあります。
 
アマモ調査は隣の船越湾で行ないます。

12日は前日までのうねりが少し残っていて、船から見ても海の濁りが気になります。
まず最初に調査対象の永久枠を水中で探すのですが、透視度が悪すぎてなかなか見つからず・・・。
しばらく探してやっと見つけたものの、砂の舞い上がりがひどくて写真撮影が難しい状態でした。
  
残りの地点を探すのは厳しいということで、午前で本日の調査は終了、明日にかけます。

ところが・・・

13日は湾の中は穏やかでしたが、沖の波が高いため大学の船が隣の湾まで回れない、とのこと。
 
港まで行きましたが、今日は調査を断念するしかありませんでした。

オオアマモとタチアマモの違い、砂地にオアシスのように生えるアマモの様子、草原のようなアマモなど、実際に見て観察するのも楽しみでしたが、今回は見ることが出来ませんでした。

また機会があれば、と思います。


2015/11/7 竹浦

2015-11-07 | 宮城の海

天候:曇り
海況:波少々
ポイント:竹浦グロット&アゴ島
水温:16℃
透視度:6~8m

日曜に予定していた竹浦でのダイビングですが、海況は土曜の方が良いと判断し、本日行ってきました。

新調したてのMYドライスーツが眩しいSさんと、水中手話SPを受講のI君が参加です!

水中手話コースでは、透視度や深度・残圧などの数字を手話法を用いて教える練習、「楽しい」や「可愛い」などの感情表現手話、魚や生物の名前も手話や指文字を使って確認しあったりしました。
2ダイブ目では「これは何ですか?」とI君、私が「キヌカジカです」と答えるなど、簡単な会話も出来るようになりましたよ

さて。生物たちの様子はというと。

クチバシカジカは5個体観察。
それも、同じ窪みに2個体、そのすぐそばにもう1個体いました。
前回見たオレンジの個体は全く同じ場所に隠れて居ました。
お腹の膨らんできたメスも定位置に居てくれます。
 

弁天島に引き続き、アゴ島でもクジメが抱卵していました。
 
まだ産卵して間もない卵塊ですので、しばらく観察出来そうです。

フサギンポは数個体確認出ます。
今日の可愛コちゃん→頭の大きさが親指ほどの幼魚
去年抱卵していた場所にもフサギンポが入ってました。来月中~下旬頃に卵が見られるかな。

水温が少しずつ下がってきましたが、季節来遊魚のミナミハコフグ幼魚はまだ元気に泳いでます。
 今日は2個体観察しました。

いつ見ても可愛い ダンゴウオ
密かに可愛いシシカジカやベロ
ウスマメホネナシサンゴ花畑の中で交接するコモンウミウシ
マボヤ畑も生き生きしてます

他、オキタナゴ群れ、メバル幼魚群れ、アイナメ婚姻色、キツネメバル、ドンコ、シロウミウシ、アオウミウシ、ガーベラミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、キタモエビモドキ、等など・・・。

ランチはリクエストにより『おかせい』さんで女川丼!
いつも混み込みですが、今日はタイミング良くあまり待たずに済みました。
大盛り~!(奥が普通盛り)


2015/11/3 竹浦

2015-11-03 | 宮城の海

天候:曇り後晴れ
海況:波うねり少々
水温:16~17℃
透視度:2~5m

ハイブリッジさんの船に便乗して、生物探しに行ってきました。

クチバシカジカはとっても隠れ上手な魚です。
特に、11月下旬から12月は繁殖行動を行なうため、とっても見えにくい場所で発見してもそっとしておくのが鉄則です。
成魚はもちろんですが、繁殖に達していない若魚もこの時期は何だか少しそわそわしているので、とにかくそっと見守ります。
   
抱卵が始まる12~1月、卵を守る親をじっくり観察出来るのが楽しみですね。

先日見つけた抱卵中のクジメは、とても忙しなく動きまわっています。
産み付けられた多数の卵塊が1m程のエリアに多数にあるので、見回り半端ないです。
この卵も無事♪ この卵もOK!
卵の上で自分をアピール‼ ダイバーはあっち行け!
多数のメスが寄ってくる、超イクメンのクジメ君です!!

スナビクニンはちょっと探して2個体。
水玉 ブチ系

キタモエビモドキは白とオレンジを観察出来ました。
 


フサギンポ ダンゴウオ ヒメフタスジカジカ
終わり間際 マダコ抱卵
コガネスズメダイ、コブダイ、クロソイ、コケギンポ、イソギンポ、アキギンポ、ムラソイ、ドンコ、婚姻色アイナメ、カイメンホンヤドカリ、ガーベラミノウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ、等など・・・。

生物調査の狙いはアツモリウオやサイトクビレなんです。
サイトクビレは超レアなので簡単ではありませんが、アツモリウオは震災前に何度も女川町石浜で出会ってるので、竹浦でも観察したい生物です。
会いたいな~~~。