アリエルは今日も○○です!

最新のツアー情報やショップ情報をお届けします

2018/3/25 竹浦

2018-03-25 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:風波ややあり
ポイント:竹浦グロット&アゴ島
水温:9℃
透視度:1~3m

今日はSさん・Tさん・Kさんが潜りに来てくれました。
春濁りが始まっており、浮遊物が多い水中でした。
それでも問題なし!!小さな生き物を観察しながら楽しんできました。

まずは先週見つけたウスジリカジカの抱卵を観察。
 オスは隠れちゃいました
別のメスが卵を産み足していて、卵塊が増えていました。

同じく先週発見したナガズカも同じ場所にいましたが、穴の奥にいたので写真はなし。
暗くて抱卵しているかどうかも分からなかったので、次回またチェックしてみます。

クチバシカジカ抱卵は、卵の残りもあと数粒です。

抱卵開始した頃は卵を放っておいて逃げてしまう臆病な親でしたが、最後はダイバーに動じることもなくなり、約3ヵ月の子育てが無事終了しそうですね。
お疲れ様でした!!

フサギンポは巣穴から出てきてくれました。

でも、なかなか手乗りしてくれません。
地道に頑張ろう!

久し振りにアルビノのナマコも観察しました。

モゾモゾ移動はしていますが、大きな移動はしていないようです。
また会えるかもしれません。


ダンゴウオ、スナビクニン、ヒメフタスジカジカ抱卵、クロソイ、マコガレイ、ミミイカまたはダンゴイカ、ヒメキヌハダウミウシ、ガーベラミノウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ、メンコガニ、カムチャッカモエビ、など等・・・。
    

Tさんから写真を提供して頂きました。
ありがとうございます!!

この3ヵ月で、サイトクビレ、アツモリウオ、ナガズカといったレアキャラが続々登場・発見してきました。
今年は水温が高めですが、一番水温が下がるこれから1ヶ月はさらにレアな生物が現れてもおかしくない!
探すぞ~~~!!


2018/3/17&18 竹浦

2018-03-18 | 宮城の海

天候:晴れ / 曇り後晴れ
海況:波なし
ポイント:竹浦グロット&アゴ島 / 竹浦グロット&弁天島
水温:8~9℃
透視度:1~2m / 1~6m

土日、トレーニング中のI君と竹浦に行ってきました。
土曜は透視度が悪く暗い海でした。日曜は少し回復し、水深10m以深で5~6mほど見えていました。
透視度が悪くてもなんのその!!今回も色々見つけてきましたよ~~~❤

まずはこちら。
今年もウスジリカジカの抱卵を発見しました♬

淡い桃色の卵塊に寄り添っているオス、眼をキョロキョロさせているものの、逃げずに撮影させてくれました。

こちらのヒメフタスジカジカ抱卵箇所では、巣穴にメスが入っていて、オスが必死に求愛ダンスをしている様子を観察出来ました♬
 
しばらく粘りましたが、卵を産む瞬間は観察出来ませんでした。

他にヒメフタスジカジカ抱卵を2ヵ所発見しましたよ。
 

さらに!
可愛くないけどレアキャラ登場!!!

この魚はナガヅカ。通常は深場に生息していますが、この時期産卵のために浅場にやってきます。
竹浦で初観察になります!

穴の奥を確認しましたが卵はまだありませんでした。抱卵するといいな~。

それから♪
アイドルカジカの2ショットを頂きましたよ~❤
この写真には、クチバシカジカとオコゼカジカが写っています。分かりますか??

真ん中のホヤを挟んで、左の上側にクチバシカジカ抱卵、右の下側にオコゼカジカがいます。
 
なかなかレアな2ショット、ラッキーでした♬

ダンゴウオもそろそろ抱卵開始するはず!探しました!!
穴の中にはいるものの・・・

うーん残念、メスですね。
抱卵を開始したオスは確認できませんでしたが、とにかく観察個体数は多いので、お気に入りを見つけると良いですよ。
 

今回の残念なお知らせも。
アゴ島で抱卵していたクチバシカジカが卵を残したままいなくなっていて、巻貝が卵を襲っていました・・・。
 巻貝をよけてみると→  
親がいなくなってまだ間もないようです。
2匹分のメスの卵を守っていたオスでした。子育て放棄でしょうか・・・それとも何かに襲われてしまったのでしょうか・・・。


シロホクヨウウミウシVer.青は3匹!
  
コケギンポ、アキギンポ、フサギンポ、ムツムシャギンポ幼魚、オコゼカジカ、クチバシカジカ、ババガレイ、コモンカスベ、ヨロイメバル、クロソイ、ヤリイカ卵、キタモエビモドキ、メンコガニ、コトヒメウミウシ、ネコジタウミウシ、ヒラミルミドリガイ、アメフラシ、など等…。
   
   
  

来週末も行きますよ!
透視度がもう少し回復してくれることを願いましょう☆彡


2018/3/8 竹浦

2018-03-08 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:うねりやや有り
ポイント:竹浦グロット&弁天島
水温:7~8℃
透視度:3~5m

ハイブリッジさんの船に便乗して生物リサーチへ行ってきました。

今日は、超マニアック向けヤドカリの繁殖シーンに出会い、しばらくの間観察しました♡
そのヤドカリは貝殻を背負っていません。穿孔貝が掘った岩穴などに生息しており、毛深くて地味な色なので被写体として華がありませんが、個人的には好きです。
キタカンザシヤドカリ属の「アナヤドカリ」です。

オスのヤドカリが穴から出て歩いているところから始まります。
 胴体を丸出しでウロウロ~
すると、1つの穴を覗きだしました!

ハサミを入れて、中にいるメスを誘い始めると♡

メスとオスは互いにハサミで掴んだり離したりしてます♪

だんだんとメスが出てきて、とうとう眼が見えるまでに!

さて、この後は!?
残念~!EX時間がきてしまい、観察はここまで・・・。
それでも珍しいシーンに出会えてラッキーでした。

こちらのヤドカリのペアも、オスがメスを掴んで離さない「交尾前ガード」中!
でも君たちのいる場所は・・・
 
50~60cmの大きなヒラメの口の上なんですよ~~!!!
幸せな2匹に周りの景色は写らないようです♡

先日ハイブリッジさんが見つけたヒメフタスジカジカ抱卵。
鮮やかなピンクの卵塊が確認出来ます。

ソワソワしている個体も数多く観察出来るので、これから抱卵箇所もどんどん増えていきますね!


  クチバシカジカ抱卵2ヵ所
 ダンゴウオ  ムツムシャギンポ
 キタモエビモドキ  シロホクヨウウミウシVer.青
スナビクニン、フサギンポ、アキギンポ、コケギンポ、ヨロイメバル、クロソイ、ガーベラミノウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ交接、など等・・・。

これからの時期は、ヤドカリだけじゃなく、ダンゴウオやカジカ類の求愛シーンに出会えるかもしれませんよ♡
ワクワクしますね♪


2018/3/4 竹浦

2018-03-04 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:波なし
ポイント:竹浦グロット×2
水温:7~8℃
透視度:3~5m

今日もハイブリッジさん、バックロールさん、そしてアリエルの3ショップが竹浦へ出動です。
ハイブリッジさんには、水中写真家の古見きゅうさんがいらしており、クチバシカジカ抱卵のハッチアウトの瞬間を狙っていましたよ!

そうです!
竹浦グロットの臆病なクチバシカジカ父ちゃん。卵塊をほったらかして隠れてばかりいるので心配してましたが、いよいよ巣立ち開始です!!

子供たちが巣立っていく大切な時期なので、さすがの臆病君ももう逃げたりしません。
すでに空になった卵もチラホラ。今か今かと卵の中でくるくる回る子供たち。
次回潜った時には、巣立ち完了しているかもしれませんね。

ラッキー♡
ダンゴウオの2ショット♬
「お腹出てきちゃったよ」「そだねー」
小さな海藻の上で、ひそひそ話。

ヒメイカ、傘の下で休息中。
  
ユラユラ揺れて、気持ちよさそうでした。

ウミウシでは、3mmサイズのアダラリア・プロキシマを発見♬

さらに、2mmサイズのヒメキヌハダウミウシも♬


オコゼカジカ、ホシビンクニン、コケギンポ、フサギンポ、アキギンポ、タケギンポ、アミメハギ、ヨロイメバル、エムラミノウミウシ、エゾカスリウミウシ、シロホクヨウウミウシ、カドリナウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ、メンコガニ、エビ数種、など等・・・。
    

水中写真はOさんからお借りしております。ありがとうございます!!

今日はポカポカ陽気で、水中で冷えた体もすぐに回復!ストーブ要らずでした。
春が少しずつ近付いています。