アリエルは今日も○○です!

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ホタテ棚のリクエスト

2020-12-20 | 宮城の海
潜水地:女川町竹浦
ポイント:竹浦グロット2ダイブ
天候:晴れ時々曇り
海況:波なし
水温:11℃
透視度:6m

今日も潜り納めのゲストが来てくれました。
今年3月にOWダイバーになったYさん、AOWも取得し、その後もコンスタントに潜った1年です!!


Yさんからのリクエストは「ホタテ棚が見たい!」でしたので、1ダイブ目は竹浦グロットから行けるホタテ養殖棚メインで潜りました。

今見れるのは、吊るしたての半成貝です。
貝の表面には付着物がなく、いかにも「小さなホタテ」という姿。
壮大な棚の様子を見て、感激していたYさんでした。

2ダイブ目も同じくグロットへ。
今度は小さな生物たちを楽しみます♬
フサギンポのホヤマメちゃんも卵を巣穴に産んでいます。パンパンだったお腹も少しスリムになりました♬


アイナメ卵保護やクジメ卵保護も、まだまだ観察楽しめます!
 

季節来遊のマツカサウオ幼魚やイセエビは、水温が順調に下がってきていますが、まだ生きている様子を見ることができました。

ダンゴウオ、クチバシカジカ、コケギンポ、アキギンポ、ババガレイ、サラサウミウシ、ガーベラミノウミウシ、など等・・。
 

Yさんの2020年は、女川でダイビングスタートし、女川で潜り納めでしたね。
また来年も、東北の海も南の海も、両方楽しんでいきましょう!!

フサギンポ卵保護!カジカはクチバシとシシが♡

2020-12-19 | 宮城の海
潜水地:女川町竹浦
ポイント:竹浦グロット&弁天島
天候:晴れ
海況:風波やや有り
水温:11℃
透視度:7~8m

最初は強風予報でしたが、少しだけ弱まりそうだね、ということで。
潜り納めSさんと、マンツーマンで竹浦を楽しんできました。


前日に生物探しでも潜ってきましたが、フサギンポが卵を産んでいる様子を確認♬
この冬も子育てスタートです♬
 
パールのような卵塊が観察出来ます。

そして、18日に発見したクチバシカジカのオス!!
この辺りに卵保護する場所を決めそうです!!!
18日の様子
巣床を決めて落ち着くまで刺激してはいけないので(危険な場所だと感じていなくなってしまうから)、今日は距離をとり、さらにライトで照らすもの最小限に、いるかどうか確認へ。
場所を1mほど移し、カイメンの窪みと一体化していました。

さらには、そこから1m離れた岩の下に、クチバシカジカのメスが!!!

写真は顔がちょっとだけですが、お腹がパンパンに膨れた姿を確認してます!
今後が楽しみです♡

今日は久し振りにシシカジカも観察♡それも2匹♡♡
  
最後は何だかKISSしたように見えました~♡
同じような場所に生息しているヤセカジカを観察することが多いので、今日はシシカジカでラッキーな気分♬

小さなトゲエビジャコもいました。

ピンクと白の体色が可愛くて、こちらもラッキーでした♬

さらにはウミウシも沢山!!
水温の低下とともに、増えてきましたね~~~!
名前が分からないのがコチラ。初観察です。

ミツイラメリは、Ver.白とVer.黄色の両方を観察しました♬
 
珍しいところでは、サガミコネコウミウシもいました。



ダンゴウオ、コケギンポ、アイナメ卵保護、クジメ卵保護、メンコガニ、サラサウミウシ、エムラミノウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、クロシタナシウミウシ、スズヤカフシエラガイ、など等・・。
   

Sさん、今年もありがとうございました。
じっくり写真も撮れて、ゆっくりダイビングで2020年を締めましたね!!
また2021年も楽しみましょう♬

青シロホクヨウもカゴメも♬

2020-12-13 | 宮城の海
潜水地:女川町竹浦
ポイント:弁天島&竹浦グロット
天候:曇り時々小雨
海況:波なし
水温:12~13℃
透視度:5~6m

真冬並みの寒波が週明けからやってくるという予報!!
その前に!!
今日はウミウシ大好き3人女子会です♬


久し振りに弁天島でシロホクヨウVer.青です!
それも食事終了後らしく、餌場から離れていくところをSさんが発見!!

移動速度が結構早く、数時間後だったら見つけられなかったかも。弁天島1本目で良かった~♡

Tさんから1ヶ月以上前からリクエストがあったカゴメウミウシ、体長2~3mm程の個体を発見!!

ダイビング終了間近で見つけたので、写真をゆっくり撮れなかったのが残念。

スズヤカフシエラガイは冬になると姿を現します。

これから水温が下がっていくにつれて、個体数もどんどん増えていきます。

他、ヒロ、ミツイラメリ、ネコジタ、サラサ、ガーベラミノ、シロ、アオ、クロシタナシ、などのウミウシを観察しました。
  

アイナメ卵保護では、ダイバーに全く動じないイクメンがいてくれました♡
 
近寄って、ライトで照らされて、写真を撮られても、卵塊をしっかり守る頼もしいオスです!!

こちらのクジメも全然逃げないイクメン!!それも卵の数が多いモテ男くんです。


常連のSさんとTさんですが、ホタテ養殖棚を見たことがないというので、養殖棚を見に足をのばしました。
 
今の時期は吊るされたばかりの半成貝が見られます。栄養豊富な三陸の海でどんどん大きく育っていきます。


ダンゴウオ、コケギンポ、リュウグウハゼ、アオスジスベヨコエビ、ツグチガイ、マダコ、など等・・。
    

写真をTさん・Sさんからお借りしております。
いつもありがとうございます!

ランチは最近お気に入りの『女川魚市場食堂』へ。
日替わりのまかないめしを頼みました♪
アナゴ天ぷら(刺身付)定食と、イカ刺し定食、大満足でした~~♡
 

茨城からジャーダイビングクラブさん!

2020-12-12 | 宮城の海
潜水地:女川町竹浦
ポイント:中ノ島東&竹浦グロット&弁天島
天候:晴れ時々曇り
海況:波なし
水温:12~13℃
透視度:7~8m

水温が順調に下がってきております。
12月にいつもいらしてくれる『ジャーダイビングクラブつくば』の皆様、そして、流氷ダイビングの練習会も兼ねて潜りにいらしてくれた『ジャーダイビングクラブ水戸』の皆様が、竹浦で宮城の海を楽しんでくれました。
 

報告はブログ担当のコダマより。ジャーつくばさんと一緒に潜った内容でお伝えします。

三陸と言えば天然ホヤの群生。
「ホヤって、ロマネスコみたい♬」という感想を頂きましたぁ!面白い発想です♡
 = 

アイナメ卵保護では、卵塊の色が違うことに気付きましたね。
産んだメスによって色が違うこと、モテるオス・そうでないオスがいること、など知ってもらいました。
 

ダンゴウオも「初めて見た!」、でも、小さすぎて顔まで見えなかったみたいです。


カムチャッカモエビは、真っ赤なキレイな個体がいてくれました。


ギンポは、フサギンポ、アキギンポ、コケギンポ、ニジギンポなどを観察。
  

女川常連のSさんは、シロホクヨウウミウシを見つけて教えてくれました。


他、クジメ卵保護、リュウグウハゼ、サラサカジカ、クロソイ、イガグリホンヤドカリ、カドリナウミウシ、サラサウミウシ、ガーベラミノウミウシ、ヒロウミウシ、ミツイラメリウミウシ、エゾニチリンヒトデ、など等・・。
      

水中写真はSさんとTさんからお借りしました。
たくさん使わせて頂きました!ありがとうございます♬


両ショップさんからリクエスト頂いたクチバシカジカ、今回は観察できず・・。
ちなみに1週間前は全身が見える最高の場所にいたんです。ブログにアップしてなかったので、その時の写真がコチラ↙です。
 12/6撮影
普段は隠れ上手のクチバシカジカですが、繁殖シーズンがやってきたので良い巣床を探すために移動中だったと思われます。
今日「どうかこの近くに巣床を確保して、あわよくば抱卵開始してますように!」と願いつつ探しましたが、その近辺にはいませんでした・・。
クチバシカジカは次回のお楽しみということで!
また女川に潜りに来て下さい!!