アリエルは今日も○○です!

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★★ 2006/10/22 石浜 ★★

2006-10-22 | 宮城の海
天気:晴れ時々曇り
海況:波・うねりなし
水温:18℃
透明度:4~5m

10月上旬のあの低気圧・・・爪痕は石浜にくっきり残っています。陸も海中も、その様変わりには驚かされました・・・

いなくなった生物あり、いつも通り居てくれる生物あり、現れた生物あり、の石浜でした。

まずは今回の一押し!オコゼカジカです!!
キラキラと輝く瞳がとても魅力的なこのサカナは、じっとしていくれるので、じっくり写真を撮らせてくれました。
水玉のスナビクニンか~と思っていた個体、実は後で写真を見たら、あららホシビクニンでした。
他に、ストライプや無地?のスナビクニンもいました。
ピンク色のナメフウセンウオは、体長5mmほどのまだまだ子供。必死に岩壁にくっついていましたね。
フサギンポといえば、知る人は知っているアノ彼女(メスだからね)。しばらく姿を消していたようですが、この日はいつもの場所でお出迎えしてくれました。良かった~。
クジメは抱卵を開始!卵はまだ産みたての色、それを必死に守っている親の姿は素敵です。
流木の周りには、クダヤガラやタナゴが群れています。
季節来遊魚として石浜にやってきたのは、アオヤガラ、マハタ幼魚、ソラスズメダイなどなど。
ウミウシでは、石浜では珍しいトラパニア・トッドイをはじめ、アカエラミノウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、ネコジタウミウシなどなど、様々な種類を確認出来ました。
前日、そしてこの日も、サケが目撃されています。去年は浅場で数匹が産卵行動している場面に遭遇し、間近で撮影出来ました。今年もそんな幸運に出会いたいなぁ

そうそう、特上寿司は今回食べれませんでしたね・・・Hさん・・・。
今度は「寿司ツアー」を組んで、噂の寿司を堪能しましょう!次回のお楽しみにして下さい!!

(担当:SHIHOKO)

★★ 2006/10/8 石垣最終日 ★★

2006-10-08 | その他の海
 帰路はあせらず・・・ 

いよいよツアー最終日です。
午前はお土産購入タイムの予定でした・・・が、毎日の空き時間にちょこちょこ買い物に出掛け、ほとんどの方が暇を持て余してしまったようでした。
朝食後の部屋でYさんが「お昼まで何しようかしら~・・・」と呟いていたところに、たまたま顔を出したコダマの「竹富島なら、今から行っても水牛車で集落を遊覧して帰って来れるようですよ。」という提案に、みんなが飛びつくには全く時間はかかりませんでした!ビックリするほど素早い行動に拍手!!
こうして、女性陣7名は竹富島へ向かったのでした。
(コダマ行きたくて下調べしてたのよね・・・買い物が残ってたのよね・・・見送りです

さて、スタッフが同行しなかったので残念ながら写真はありませんが、竹富島観光は楽しかったようです。水牛車に乗って、沖縄の赤がわらの家並みを見ながら、三線を弾き島案内をしてくれるガイド(それも若い男性だったらしい・・・)に、それはとても有意義な時間を過ごせた、とのことでした。
石垣の締めくくりが大満足だったようで、良かったです!

そうして、時間通り石垣空港に全員集合。
いよいよ那覇に渡って仙台か~、あっという間だね~、と思っていたら・・・。
諸事情により、那覇での乗り継ぎに間に合わないため予定変更!那覇から名古屋を経由して仙台に帰ることになりました。

時間は予定より2時間ほど伸びることになりましたが「明日は祭日だしね~。」「名古屋でういろう買おう!」「手羽先かぁ!?」「味噌カツかぁ!?」と、疲れも見せずに、全員その状況を楽しんでいたようで一安心。

とても広くて新しい名古屋の国際空港セントレア。

乗り継ぎのため通路を歩きながらふと窓の外を見ると、海の向こうの山に夕日が沈んでいくという、とても素敵な場面にも出会うことが出来ました。


そして、仙台までの上空では、暗い闇に丸く輝く月と眼下に広がる関東平野の夜景を眺めて見惚れて、余韻に浸っているうち仙台空港に着いたような感じです。

こうして、石垣島ツアーを最後まで楽しむことが出来ました。
みなさま、お疲れ様でした。ありがとうございました。

(担当:大島、SHIHOKO)

★★ 2006/10/7 石垣島④ ★★

2006-10-07 | その他の海
天気:晴れ
海況:波少々
水温:27℃
透明度:40m↑

 川平は?マンタは? 

さて、ダイビングは本日が最終日。
「マンタが見たい~っ!」というみんなの願いは届かず・・・。マンタに出会う確立が高い川平海域には、残念ながら行けるような海況ではありませんでした。
でも、石垣島のワイドな海は、マンタだけじゃないのです!

ホテルからすぐの港より、船で爽快に走ること約20分。
まず1本目『竹富島トカキンの根』は、大物が期待できるポイントです。
潜降して大きな根の上で、360度見渡しながら大物待ちをしました。

しばらくすると、ツムブリ群れが!透明度が良いので、その群れが遠くなって消えていくまでじっくり目で追うことが出来ました。
それから少し待つと、今度はイソマグロが出現。広く青い海を、悠然と泳いでいました。
根待ちしている時にふと下を見ると、セジロクマノミがこちらをのぞいています。カスミチョウチョウウオやスズメダイの仲間、タカサゴの群れなど、大物ではない魚も楽しむことが出来ました。

船に戻り休息。さらに20分ほど南西へ走らせると黒島に到着です。
2本目は『黒島エビ穴』へ。
そのエビ穴に向かって、サンゴのリーフに沿いながら移動していきます。すると、大きな割れ目があり、薄暗いその奥へ進むことが出来るのです。入り口にはアカククリのお出迎え付きでした。
穴の奥へとゆっくり進むと、一番奥のわずかなスペースには太陽光が差し込み、幻想的な世界をつくっています。陰でノンビリしていたハタンポの群れが、突然の訪問者に慌てていました。


地形を楽しんだ後は、真っ青の海を、ゆっくり水中散歩しました。3本目に潜るポイントがドロップオフなので、その前の予行練習も兼ねて、ネ!


船上でのランチは、本日お世話になっているサービス「マリンハウスJAM」さん特製!!美味しい八重山そばと五目御飯のおむすびをご馳走になりました。それも太陽の光と潮風に包まれた中で食べる食事は最高~!みんなペロリと平らげていました。


オプションでの3本目。ポイントは『黒島V字』です。船上からでも、水中のリーフがV字型になっているのがわかります。そして外洋側は見事な藍色。
3本目に行かないAさんとSさんが見送る中、石垣島ツアー最後のダイビングへ!
リーフの上にはハタタテハゼやクロユリハゼ、オグロクロユリハゼ、メガネゴンベ、チョウチョウウオの仲間など、数多くのサカナがサンゴの中を泳いでいます。そこからダイナミックに落ち込むドロップオフを、スカイダイビング気分で浮遊しました。
リーフ沿いにはアカヒメジ群れ、ドロップオフの水深40m下には大きそうだけど小さく見えるサカナ、中層をクマザサハナムロの群れ、そして、どこまでも続く藍色の海。藍の海に溶け込んだような、クリアになった気持ちでダイビングが終わりました。


マンタには会えませんでしたが、この3日間で石垣のダイビングを十分満喫することが出来ました。
今回のツアーでお世話になった「G-FREE」の皆様、「マリンハウスJAM」の皆様、ありがとうございました。

続く

(担当:大島、SHIHOKO)

★★ 2006/10/6 石垣島③ ★★

2006-10-06 | その他の海
天気:晴れ
海況:波・うねり少々
水温:26℃
透明度:30m

 本日も北部 

ダイビング2日目も、昨日と同じく北部エリアで潜ります。
波・うねりが残っているため、この日もインリーフでのダイビングとなりました。

本日の1本目は『フォレスト』。
ここではサカナを見るとかではなく、とにかくサンゴ!さまざまなサンゴ!元気なサンゴ!サンゴ三昧のポイントです。
もちろん着底禁止。中性浮力をビシッと決めて参りましょう。
昨日の見事なエダサンゴ群生にも驚きましたが、ENしてすぐ一面に広がるサンゴの森に、ただただ圧倒

舞茸の畑を飛んでいるような気分になったのは、サオトメシコロサンゴ。

バラの花のような、リュウキュウキッカサンゴ。
エリンギ?近いけど違います、ウミキノコというサンゴ。
岩?いいえ、そのコブハマサンゴは、何万年も生きている大亀のように巨大でした。
不気味に立つユビエダハマサンゴには、サンゴの森の中に住んでいる魔女が住む木、という話。
その魔女が、森にやってきた私たちの様子を探るために使いを放ったのか…いつの間にかコダマのタンクにコバンザメが1匹…。森から去るまでずーっとくっついていました。
おとぎの国の不思議な森に迷い込んだような、いつもとは全く違うダイビングでした。

次は昨日と同じ『ビッグマウンテン』でエントリー。でも、キンメモドキコースという、前日とは違うルートで違う生物を狙います。
その根には、キンメモドキ群れとクロハタが住み、その上空をインドカイワリが旋回。(写真上にインドカイワリがいるの、見えるかな?)

クロハタの大切な食料がキンメモドキで、カイワリは隙あらばその食料を奪っていく憎き存在。カイワリからキンメモドキを守るため、ハタは常に目を光らせています。…で、お腹が空いたらパクリ。…複雑な三角関係…。
その様子を根の側で観察しました。平和に見える世界に、突然カイワリ3匹がもの凄いスピードで突っ込み→逃げ惑うキンメモドキ→守るハタ→また平和がやってくる→→→また突っ込む→逃げる→守る・・・といった光景が繰り返し目の前でひろげられました。
そこにはオニダルマオコゼも住み着いていましたが、我関せず、を決め込んでいます。
他には、砂地で休憩中だったヤッコエイ、サンゴの隙間に隠れているユカタハタ、とても長くて太かったニセゴイシウツボ、そしてとても珍しいヒレホシミノカサゴなどを見ることが出来ました。

北部でのダイビングは満喫満足で終了。明日は違うエリアで潜ります。
G-FREEさんに来ているリピーターの方は「今度は絶対、北部の外洋も見て欲しいです!スゴクいいですよ~!!これで満足しちゃだめですよ~!!」と話してくれました。
それは次回ツアーの楽しみに取っておきましょうネ。


続く

(担当:大島、SHIHOKO)

★★ 2006/10/5 石垣島② ★★ 

2006-10-05 | その他の海
天気:晴れ
海況:波・うねり少々
水温:26℃
透明度:30m

 北部の海へ 

石垣市街地から車で北へ約40分、G-FREE DIVING SERVICEさんがあります。
ホテルに迎えに来て頂き、ドライブ気分で島の北へ移動です。
自然豊かな風景も、今年の台風13号の被害は現在も目に見えて分かるほど!塩害により茶色に変色した木々や、根元から倒れている多くの木。
ハイビスカスの花が沢山咲いているはずの道沿いには、辛うじてわずかな赤が見え隠れしている程度です。

北部には、サンゴが見事なほど群生しているポイントが数多くあると聞いていましたが、台風の影響は受けていないのかしら・・・と不安を覚えました。

さて。心配していた台風16・17号の進路は東の方にずれて行きましたが、波・うねりはやはり影響しています。
外洋には出れず、インリーフでのダイビングとなりました。

1本目。『ビッグマウンテン(浅場コース)』というポイントです。
砂地に点在するサンゴの根を探索するようなダイビングでした。
人気のカクレクマノミや、ハマクマノミ、カミソリウオなどをノンビリ観察。また、「沖縄でウミウシを見たことがない」と言っていたNさんのリクエストに答えるかのように、パイナップルウミウシの交接やトサカリュウグウウミウシなども見ることが出来ました。


2本目のポイントは『スプラッシュ』。
比較的浅いこの場所には、とにかくエダサンゴが群生、群生、群生!!!
台風13号の影響は、私たちの目では全く判らないほど、元気なエダサンゴの森が続いていました。

見事なその森に沿って進むと、森の向こうからアカカマスの群れが!手が届きそうなくらい目の前をカマスたちが滑るように横切っていき、通り過ぎたかと思うと引き返してまた横切っていきました。

エダサンゴは、様々な生物のオアシスです。
へコアユ群れ、ウミヘビ、ハリセンボン、イロブダイ幼魚etc…。サンゴも生物も、どちらも私たちを楽しませてくれました。

アフターダイブでは、車でさらに島の北へ。石垣島最北端の『平久保崎』へ行きました。
丘陵の緑、インリーフの青色、アウトリーフの藍色、スカイブルーの空、そこに立つ白い灯台。
「すごいね~、きれいだね~!」と、みんな感激です。
陸でも、石垣島の素晴らしいポイントを満喫してきました。


続く

(担当:大島、SHIHOKO)

★★ 2006/10/4 石垣島ツアー ★★

2006-10-04 | その他の海
 出発の日 

沖縄・石垣島ツアーが待ち遠しかった参加者9名の皆様、体調も完璧!朝から元気!!
仙台空港では出発前恒例の儀式!?ツアーが満喫出来ることを願い「カンパ~イ!!」です。

私たちの胸をよぎる不安は、台風16号と17号の存在。今後の進行方向が気になります…。

可愛いピカチュウ飛行機に乗り込むと、お似合いの新婚さん発見

那覇空港に到着した時は太陽が輝いていたのに、石垣島に降りたったら雨…。
それでも、ホテルで仕度を済ませた後、夕食に出掛ける頃には雨も上がり、プラプラ歩いて食事へ行けました。

夕食時は、この日がTさんの誕生日ということで、ケーキと歌でHAPPY BIRTHDAY
そして沖縄料理に泡盛にと、初日から大いに盛り上がりました。

明日からがツアー本番です。

続く

(担当:大島、SHIHOKO)