公魚釣り風景。ボートが連なってます。
8日、連休最後の日。昨日までの寒気も山を越え、降水確率も低い。いよいよお待ちかねの公魚釣りだ。夏はキス釣り、冬は公魚釣り! 釣りが下手な私でも何とか様になる釣りなのである。
まだ暗い朝6時前、はまさんの迎えの車に乗って、高速道を東へ。防寒ズボンに防寒長靴、上はもちろん防寒ジャンパー。シャツを何枚も重ね着して着膨れして格好が悪い。が寒さには勝てない。
高速を小月で降りて山間の国道を北へ。途中コンビニで食料を調達。無くなったばかりの百福さんをしのんで、日清のカップラーメンもかごの中へ。
7時、目的地の豊田湖に到着。まだ夜は明けてないのに、もう釣り客が20名ほどは来ていた。今日は祝日なので多いみたい。馴染みになっているおかみさんにどこのポイントが良いかを教えてもらって、早速ボートで向かう。湖面が白み始めて、空も明るくなってきた。 教わったポイントにはもう先客が5組ほど来ていた。 これは負けてはいられない、と気合を入れなおす。
老眼も何のその、竿に筋を通し14本のさびき釣り仕掛けを結んで、餌の紅サシを付ける。そして第1投。 棚が分らないので、とりあえず7mにする。すると、すぐに当たりが。 1年ぶりの公魚が3匹かかっていた。これは調子がいいと気をよくした。それから10分ほどの間で20匹ほど釣り上げた。が、それからが問題だった。撒き餌を買うのを忘れていた! 公魚は回遊魚なので、ちょっとでもつなぎ止めるために撒き餌を撒くのだ。 その撒き餌がない! せっかく集まっている公魚が!
それから3時間、 ボート店の巡回サービスが来るまでの間、当たりも少なく釣果は惨めだった。仕方ないので早めの昼食。暖かいカップラーメンを食べて気分一新、釣れだしたので精を出す。湖上を渡る風は冷たいが、時折晴れ間も覗き、好天気で気分が良い。
湖上を見渡すと、あちこちのポイントで大勢の人が釣っている姿が目に入る。 若いコンビも多い。ボート店が巡回サービスしているので、女性も安心だ。隣のはまさんも釣れだしたのでご機嫌さんのようだ。
一心不乱になっていると、ボート店の主人がカメラマンを乗せてやってきた。読売新聞の記者らしく、公魚釣りの取材らしい。ちょうど運良く、隣りのボートの若い衆が5匹連なって釣ったのでカメラに収めた。明日、載るかも!
7匹いっぺんに! 釣果360g から揚げにしました。
2時になったので、引き上げることに。ちょっと早いがはまさんが用事があるので仕方が無い。
計量したら360グラム、例年の半分だった。釣り時間が短いのと、撒き餌が無かったのでやむをえない釣果だろう。次回は必ずリベンジせねば。
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