今日の和音君です。はいはい、たっちはお手の物、笑い声も出るようになりました。
数日前の新聞に日本の歌100選が決まった、と紹介されていた。ほう、と思ってリストを見てみると懐かしい唄、思い出の唄が並んでいる。「親子で歌いつごう、日本の歌」だから童謡や抒情歌が多いのは当然だが最近のヒット曲である「世界に一つだけの花」も選出されている。歌いやすいメロディで歌詞も良いので嬉しい。概して選出委員の方々は頭が固い人が多いので、よく選んだと拍手を送りたい。その意味から言っても「いつでも夢を」や「上を向いて歩こう」等は私たち世代の青春時代の曲であり、いまでも時折口ずさんでいるので、これも嬉しい。
100選とは言いながら、実際には101曲が選出された由。 1曲をどうしても落とせなかったらしいが、100にこだわらなかった姿勢も嬉しい。どうも、このテーマは嬉しい!が続いているが、本当に嬉しいのだからしかたがない。
最近の索漠した世相から、昨年の漢字は「命」だったが、これを機会に我々が日本の歌を歌い継ぐ心を持てば、もともとが自然と共に生きる農耕民族の私達だから、住みよい国になると思う。
最近の小中学校では音楽の時間に歌を歌っているのだろうか? 音楽は受験に役に立たないといわれて、片隅に追いやられているのではなかろうか? 情緒を涵養するまでには至らないと思うが、日本人としての教育の中に入れてもいいのではないかと思う。もちろん、戦前の軍国主義教育は否定するが。
子供や孫が出来たときに、必ず子守唄や童謡を唄って聞かせたいと思ったことだろう。その想いをずっと持ち続けることが大切ではないだろうか。