台風の関係で佐渡の我が家から30分以内に歩いて行ける所の紹介でした。
☆ 佐渡奉行所跡 (広間町)
金、銀山のある佐渡に江戸幕府は直轄領(天領)で、金山と佐渡国を治める為に奉行所を置いた。
▲陣屋入口。 奉行所内に行政を行う役所と金銀選別する工場、奉行の住まい陣屋がある。
▲慶長9年(1604)に設置、昭和17年に火災で全焼、その後相川中学校を建設、平成12年に復元完了。(この中学校の卒業生です)
▲奉行所駐車場から見た北沢浮遊選鉱場跡の全景で手前は火力発電所棟です。
☆ 鐘楼 (味噌屋町)
佐渡奉行所の時鐘で、正徳3年(1713)6月6日より、明治初年まで時計の役目をしていた。
☆ 水替え人足(無宿人)の墓 (治助町)
▲1853年、水替え人足として働き坑内亡くなった無宿者28人の墓を中心に、周辺に供養塔など立っている。
又幕府は直轄地から1800人余りの無宿者を送り込み、過酷な労働の為に短命であった。
▲ 普明の鐘 お地蔵様は平成に入り建てられた。
金採掘の労働者は、信越、北陸を中心に全国各地から渡って来て、その多くは鉱山の土となった。
☆ 旧相川裁判所跡 (現在:佐渡版画村美術館)(米屋町)
明治21年(1888)建造で昭和44年もで裁判所として使用されている。
故・高橋信一氏(版画家・高校教師)が指導した版画運動の成果を集めた版画専門 美術館。高橋氏の遺作や佐渡在住アマチュア作家の作品を中心に約300点を常設展示 。
▲鐘楼への道、旧裁判所の煉瓦塀が印象的です。
☆ 旧相川拘置支所 (新五郎町)
蔦の這う高さ3m程のコンクリートに囲まれて、昭和29年から昭和47まで新潟刑務所相川拘置支所として使用。
現存する木造の拘置所の建物は全国的にも珍しく、有形登録文化財として内部を無料一般公開している。
▲正面入口 ▲中庭勿論窓には全て格子がある。
▲居房棟
昨年NHKBSのテレビドラマにも使用されたようです。(家にビラが入っていました。)
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