つる性植物が今ははびこっています。
大きな花咲くものから小さな花さくものの一部を集めてみました。
☆ ヘチマ(糸瓜)
ウリ科ヘチマ属、1年草、インド原産、花期:8月~9月、雌雄同株、
雌花と雄花はあまり見た目には分かり難いらしい、 花径:80~120mm、
雄花は葉腋に総状花序を作り、雌花は葉腋に単生して黄色い花を咲かせる。
雌花は雄しべが5本花粉がいっぱい付いているそうです。
ヘチマは食用にもなるようです、ヘチマたわし昔は良く使いました。
雌花?花下の子房確認が必要
▲これが雄花と思われます。 ▲虫にも花粉がいっぱい
☆ クズ(葛)
マメ科クズ属、多年草、花期:8月中旬~9月、秋の七草の一つ。別名:裏見草
房状のはなを咲かせるが、つるで周りの木々を覆い尽くす生命力が強い。
昔は、痩せ地にも生育出来て、葉は牛馬の飼料となり、つるは薪の結束に使用し、
茎の繊維から葛布も織られ、根から葛粉を採取するなどの利用価値が高かったが、
現在では厄介なものにしかなっていない。 少し切ない草ですね。
☆ マメアサガオ(豆朝顏)
ヒルガオ科サツマイモ属、1年草、北米原産、花期:7月~10月、
葉腋から1~2本の花径を出し、径1.5cm位の淡紫色から白色の花を1~2個付ける。
☆ アサリナ
オオバコ科アサリナ(キリカズラ)属、1年草、北米、ヨーロッパ原産、花期:7月~11月、
ベル形の花が特徴で開花時期が長い、2~5mに伸びるので緑のカーテンとして利用(近所)
☆ マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)
ヒリガオ科サツマイモ属、1年草、花期:8月~10月、
熱帯アメリカ原産の帰化植物で鑑賞用としていたが今では野生化している。
ラッパ形の五角形の朱赤色の花は次から次へと咲く。
☆ ツルマメ(蔓豆)
マメ科ダイズ属、1年草、花期:8月~9月、別名:ノマメ ダイズの原種と言われている。
花は淡紅紫色で長さ5~8mm、豆果は2~3cmの淡褐色で毛が密生している。
☆ スズメウリ(雀瓜)
ウリ科スズメウリ属、1年草、花期:8月~9月、雌雄同株、 花径は約6mm
葉は三角卵心形でしばしば浅く3裂する。果実がカラスウリより小さいことから、
スズメの卵に見立てたとの説もある。果実は成熟すると灰白色になる。
▲一番上が雄花、二番目以降が雌花?と思います。
つる性植物はたくさんありますが、色配分を考えてこれくらいにしておきます。
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