本日12月21日は、冬至です。
冬至とは、一年で昼の時間が最も短くなる日のことだ、
そしてカボチャを食べてみる日と知られているように思いますが、
夏に取れるカボチャが何故冬のこの日に食べるのでしょうか?
冬至を昔の人たちは、生命が終わりを迎える「陰の日」だと考え、
縁起の悪い日としていたのです。
冬至という縁起の悪い日に、縁起の良い食べ物(かぼちゃ)食べて、
運気をよくしようというわけです。
カボチャは常温でも比較的長い期間保存が可能な食材で冬にも食べることができた。
この習慣が、冬至にカボチャを食べることに結びついたとも考えられている。
また、「ん」のつく食べ物を食べると運が向上するというユニークな言い伝えがある。
カボチャも「南瓜」を音読みすれば「なんきん」で、「ん」が2つつく食べ物となり、
縁起ものとの説もある。
これならば、冬至に食べるとよいとされる「冬至の七種」
「なんきん(カボチャ)」「れんこん」「にんじん」「ぎんなん」「きんかん」
「かんてん」「うどん(うんどん)」
二十四節気は、1年を春夏秋冬の4つに分け、さらにそれぞれを6つに分けたものだ。
夏至・冬至・春分・秋分は「二至二分」と呼ばれ 、
冬至は生命の象徴である太陽の力が最も弱くなる日で 、
この日を境に日照時間が延び、陰の気が極まって陽の気に向かう折り返し地点とも
位置づけられ、これを「一陽来復*」と言いました。(*冬が終わって春が来ることの意 、
転じて、悪いことが続いた後でようやく良い方向に向かうことの意。)
衰運をあらため幸運へと向かうみそぎの意味合いで柚子湯に浸かる風習がある。
日本の暦では、立冬(11/7)から立春(2/3)の前日までを冬として、冬至はその真ん中です。
西洋暦では、12月~2月までが一般的(気象庁では)な冬としているようです。
天文学上の冬は、冬至から春分までとしています。ややこしくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/a8/3eca82f45b2b08142c5f7a3872410127.jpg)
ところで、
人生にも、青春、朱夏(しゅか)、白秋(はくしゅう)、玄冬(げんとう)とたどっていくと、
中国では、人生を四つの時期に分けて考えていました。
古代インドのヒンズー教にも人生を学生期、家住期、林住期、遊行期と
4つに分けていたようです。
自分の人生を振り返っても分けて考える事があります。
2019年の日本人の平均寿命は、女性87.5才、男性81.4才で、7、8年連続で更新している。
どの歳で区切るとしても後期高齢者は最後のステージに当たります。
’朝の来ない夜はない’、’春の来ない冬はない’等と
物事はいつかきっと良い方向に変わる。
等と言われていましたが、人生の最後のステージは、「輪廻転生 」の
言葉がありますが、少し違うように捕らえています。
子供の頃は、父親を小学生の時になくし、貧しい生活で雨漏りのする家で、
バナナを食べてみたいなと言っていた親父の言葉や、
大晦日の晩におじさんから5000円が送られて来てやっと年が越せる事が
あったのを今でも思い出します。
若い時から病持ちで、入退院をしたこともあり、55才頃に備忘録を残して
おこうと書いたこともありました。
しかし人生の後半は、概ね良い人生だったと思っています。
歳とれば、あちこち具合が悪くて体も思うように動かないし、
前向きな気持ちになれない時もあります。
昔出来た事が出来なくなり、苛立つことも多くなりました。
シャツ袖のボタンが片方の手で留められなくなったり、
ジッパーを留めるのに手こずるなど
最近は、本箱も整理兼ねて、読み直したり、廃棄したりしています。
こんな時に、「五木寛之 孤独のすすめ」より、
誰でも生きていれば、辛いことや嫌なことは山ほどあります。
そんな時には、日常生活の中でちょっとした出会いや思い出を記憶ノートして
残して置いて、時々引き出して思い出して立ち直ったりする。
これが「玄冬」のさなかにあって考えていること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ef/4355f18caec1edd1e961e5b9fc2fd903.jpg)
自分もこのようにして、文章を書くのは得意ではないですが、やってみようと
思っています。
先日ニトリにアコーディオンブラインドを買い物に行きました。
そこで、コロナ騒ぎで、GoToキャンペーンに似た、プレミアム付商品券で、
支払いをしようとしました、店員さんがスマホに会員登録してあれば
ポイントがお得ですとのこと。
カードはあったのですが、登録しますとスマホでQRコードから入力を始めましたが、
悲しいかな全く早く入力することが出来ませんでした。
さすがに若い女性が見かねて入力しましょうか?
お願いします、た、た、た、と早いことあっという間に打ち込んでくれました。
最後にパスワードどうしますか?
それも言いますからお願いします、8文字以上を数字英文字混ぜて言いました。
さすがに打ち終わった後に、パスワード覚えておかなくても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。この年寄りで心配してくれたのかも。
たったこれだけの話ですが、打ち込みの速さに感動を覚えました。
冬至の話からつまらない話まで、冗長な流れで済みませんでした。
写真少ない文のみ投稿は、初めてです。
これからは少しずつでも、文章を取り入れに挑戦すかも知れません。
「人は見た目が9割」の竹内一郎さんの非言語情報が重要で人に伝えることで、
相手に分かってもらえる。に逆らっているようですが、
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