年末に今年の昆虫観察として、それぞれのブロックで総括するつもりでしたが、
風邪で休んでいました、今回も甲虫も種類多過ぎるので、カブトムシ亜目のコガネムシ科、
カミキリムシ科、テントウムシ科を主に長くなるので割愛しました。
▼クロコガネ コガネムシ科コフキコガネ亜科、17-22mm、5-8月、
黒褐色で、ずんぐりとした感じのコガネムシ。後翅には不明確な筋がある。
▼ヒメコガネ コガネムシ科 12.5-16.5mm4、 6-8月、
小型のコガネムシ。体色は、暗赤銅色、暗藍色、暗緑銅色など、変異が多い。
▼アオドウガネ コガネムシ科 18-25mm、 6-8月
鈍い光沢がある緑色のコガネムシ。腹部端には長い毛がはえている。
▼スジコガネ コガネムシ科スジコガネ亜科、15-19mm、6-9月、
左右の上翅に、4本ずつの縦筋が入ったコガネムシ。
全身が緑色のもの、茶色っぽいものなど、色彩には変化が多い。
▼コフキコガネの仲間?? コフキコガネはもう少し褐色ですが、
▼マメコガネ コガネムシ科スジコガネ亜科、9-13mm、5-10月、
胸の部分が緑色で、前翅が茶色~緑色の小さなコガネムシ。
▼カナブン コガネムシ科ハナムグリ亜科 23-32mm、6-8月、
四角い頭部をもった、なじみ深い甲虫。緑銅色、黄褐色、緑色、茶褐色、赤褐色、濃藍色など色彩変異がある。
▼シロテンハナムグリ コハネムシ科ハナムグリ亜科、16-25mm、5-9月、
暗緑色~銅色に輝く体に、小さな白点を散りばめた模様を持つハナムグリの仲間。
カナブンと同じぐらいの大きさで、生態や生息場所もカナブンと似かよっている。
▼コアオハナムグリ コガネムシ科ハナムグリ亜科、 10-14mm、5-10月、
緑色~銅色の体に、白点を散りばめた小さなハナムグリ。体にはうぶげ状の細かい毛が沢山はえている。
▼クロハナムグリ コガネムシ科ハナムグリ亜科、11-14mm、5-8月、
全身が黒色で、前翅の中央部に線状になった茶白色紋があるハナムグリ。
▼ベニカミキリ カミキリムシ科カミキリ亜科、13-17mm、4-6月、
前胸、上翅が赤色で、前胸には黒紋があるカミキリムシ。
上翅はふつうは無紋だが、黒紋がある個体もいる。頭部、触角、脚は黒色。
▼ヨツスジハナカミキリ カミキリムシ科ハナカミキリ亜科、9-20mm、6-9月、
上翅に黄色と黒色のしま模様を持つやや小さめのカミキリムシ。
▼ニイジマトラカミキリ カミキリムシ科カミキリ亜科、7-13.5mm、6-8月、
ハチに似て黒い地に黄色の横縞があるニイジマトラカミキリ。
前胸背に黄色の横筋があるカミキリムシは数少ない。
北海道帝国大学の教授、林学の学者である新島善直博士に敬意を表して命名されました。
北海道帝国大学の教授、林学の学者である新島善直博士に敬意を表して命名されました。
▼ラミーカミキリ カミキリムシ科フトカミキリ亜科、8-17mm、5-7月、
薄青色と黒色に綺麗に色分けされたカミキリムシ。体表にはビロードの様な材質感がある。
もともと日本にいた種類ではなく、明治初期に中国大陸から輸入されたラミー
もともと日本にいた種類ではなく、明治初期に中国大陸から輸入されたラミー
という植物にくっついて入ってきたらしい。
▼エグリトラカミキリ カミキリムシ科カミキリ亜科、9-13mm、5-8月、
胸部は黒色、上翅は灰色で黒い紋がある小さなカミキリムシ。胸部には細かい毛がはえている。
▼センノカミキリ(センノキカミキリ) カミキリムシ科フトカミキリ亜科、15-40mm、6-10月、
体色は黒褐色で上翅は黄褐色の微毛があり、濃淡により斑状となる。
上翅の中央から後方に2本の黒褐色の横帯がある。
上翅の中央から後方に2本の黒褐色の横帯がある。
▼ジョウカイボン ジョウカイボン科ジョウカイボン亜科、14-18mm、4-8月、
触角が長く、スマートな体型の、茶色っぽい甲虫。一見、カミキリムシの仲間に似ている。
以下テントウムシ科
▼ナナホシテントウ テントウムシ亜科、 5-8.6mm、3-11月、
黄赤地に7つの黒紋をもつ、最もなじみ深いテントウムシ。
▼ハラグロオオテントウ テントウムシ亜科、11-12mm、5-6月、
明るい橙色で、小さな黒紋がある大型のテントウムシ。
前胸の黒紋は1対で、上翅の黒紋は、1-3-3に配列される。
上翅は中央部が高く盛りあがっている。腹側から見ると、胸部と腹部中央が黒い。
▼フタモンクロテントウ クチビルテントウムシ亜科、2.1-2.8mm、4-10月、
体長2-3ミリの小さいテントウムシ。上翅に赤い斑点が一対ある。
▼ナミテントウ テントウムシ亜科、4.7-8mm、3-11月、
「赤地に細かい黒紋」「黒地に大きな赤紋」「全体が黄赤色」など、
模様にいろいろなバリエーションがあるテントウムシ。
大きさはナナホシテントウとほぼ同じ。
▼ナナホシテントウの蛹 ▼ナミテントウの幼虫
生物とは、生殖活動が出来なくなれば、生きている意味がないのかも、
日本人の戦後間もない頃の平均寿命は、女性54歳、男性50歳の頃がありました。
今や平均寿命は、80歳を越えています。55歳を過ぎれば老化が始まります。
日本人の戦後間もない頃の平均寿命は、女性54歳、男性50歳の頃がありました。
今や平均寿命は、80歳を越えています。55歳を過ぎれば老化が始まります。
30年間は、「おまけの人生」生物学者の本川達雄祥著にありました。
人間は生物とは別の価値も意味も持っている。
人間は生物とは別の価値も意味も持っている。
おまけの期間を薔薇色に有意義に過ごす必要とあります。
ここで上げたコガネムシの平均寿命は、1年と言われています。
幼虫期間が約8-9ヶ月、2週間程の蛹を経て成虫として約3ヶ月となります。
カミキリムシ平均寿命は、羽化してから約2ヶ月で、年次や個体により大きく変動する。
カナブンは平均寿命約8-10ヶ月、テントウムシは、平均寿命2-3年と長く、
これから冬でも日向ぼっこぼっこの日には、見ることがありますね。
昆虫の中では、女王蜂が、1-3年でスズメバチの女王蜂が5-6年と一番長いようです。
一年、一年を大切に生きたいものですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー