花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

老いるということ、人生の黄昏時後、、、

2021-03-11 | 雑記
先日、クレジットカードの更新したものが届きました。
5年更新です、このような更新があるものが届くと気になる事があります。
自分は次の更新まで、現状のままでいられるのかどうか(?)です。

今月の29日が満77歳の誕生日です、77歳は”喜寿”、 長寿の祝いの一つです。
喜の字の草書体が七十七と読めるところから言われたようです。 

2019年日本人の平均寿命は、女性87.5歳、男性81.4歳でいずれも過去を更新して、
女性が7年、男性が8年連続更新だそうです。昨年はどうかわかりませんが、
これからも医療技術の進歩で寿命はこれからも伸びていくのでしょう。

故郷の夕暮れ時、


自分は25歳の時に多発生関節炎で5ヶ月入院、2カ月自宅療養に始まり、
色々な病で何度も病院のお世話になっています。
十二指腸潰瘍とのことで、入院したことがありましたが、
後日の内視鏡検査で「十二指腸に潰瘍の痕がない」が聞こえていましたので、
病名を疑っていました。
42歳の時に東大病院にかかり、神経免疫性疾患の難病と診断されてから現在まで、
35年以上も通院、何度か入院もしました、現在は寛解状態で日常生活も普通に出来ています。
しかし、体調が好調とは言えませんが、検査データは少し位悪くても、これが平常と
よくここまで生きて来られたと感謝しています。

歳を取ると言うことは、病気にもなるし、加齢による身体的な衰えもあり、
片足で靴下を履けない、シャツの袖のボタンが止められない、ジッパーさえ閉めるのが難しい。
昔何気なく出来た事が出来なくなって来ます。手足がしびれたり
これは相当に苛立ちを覚えます。

平均寿命と言っても、ただ生きているだけでは意味がありません。
健康寿命が長くなっていかないと長生きの祝いどころではありません。

病気と言えば、肺結核、直腸がん、パーキンソン病など多く病と闘い病気の問屋と言われた、
「氷点」で有名な女性作家の三浦綾子さん、そして多くの名言を残しています。
享年は77歳でした、その中でも私自信がノートに書き留めていたのは、
☆私達はまいにち生きています。
 誰かの人生を生きている訳ではないのです、
 自分の人生をいきているのです、
 今日一日は、
 あってもなくてもいいという一日ではないのです、
 もしも私達の命が明日終わるものだったら今日という一日が、
 どんなに貴重かわからない。

闘病生活の壮絶さを思うと、自分はまだまし、一日を無駄に出来ないとの思いでいました。

歳取ると回想することが多くなります。
思い出を回想する時には、その人が今どうゆう状況であるか、大きく関わってくると言う。
今幸せである人は、余裕を持って過去を振り返ることが出来るから。
過去とは人間の置かれた状況によりかわる。

子供の頃は大変でしたが、過去の話を書くと長くなるので、また別の機会にしますが、
自分の今は概ね良い人生であった様に思います、回りに良い人に恵まれた為と
感謝しています。
これからどうなるかわかりませんが、幸せは今が一番と思っていたいです。
昔の人の幸福感は、今の時代は大部分満たしています、それでも今の人
の幸せ感はまだ先になってしまいます。
昔、オヤジがバナナを食べてみたいなと生前言っていたのを思い出すことがあります。
今、バナナが嫌いな人はともかく誰でもが食べる事ができます、
家では庭に来るヒヨドリさえ食べていきます。
無理せず、これからも楽しみをみつけて見付けて悔いのない人生にしたいものです。

夕暮れと黄昏は,夕方の薄暗くなった時で似ていますが、
黄昏には、人生を盛りを過ぎた時期に当たりますが追加されます。

少し長くなりましたが、お付き合い頂きありがとうございます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー