せっかく来て頂きましたが、毛虫の話ですので苦手な方は直ぐにパスして下さい。
又、今年も次の問題が発生しています。
それはミズキに取り付くキアシドクガの幼虫の大量発生です。
我が家前の道路の反対側にミズキがヒノキや竹に混じって生えています。
道から上を見ればご覧の通り、最近まで緑色に茂っていた木が丸坊主です。

犯人は、この毛虫です。


▼キアシドクガ
チョウ目ドクガ科で成虫は6月活動(白いモンシロチョウに似た蛾です)
ドクガの名があるが、幼虫、成虫共に毒は無いようです。
幼虫食餌植物: ミズキ科:ミズキ、クマノミズキ*
終齢幼虫体長: 35-40mm
食草を離れて蛹化の場所を求めて歩き回るようです。
*食草が、ミズキとクマノミズキとなっていますが、違いは?
クマノミズキは関西以西に多く分布し、葉の付き方が対生です、ミズキは互生。
雨が降って降っているように毛虫が落ちて来て、草葉にあたりパシ、パシと音がする。
落ちて来た幼虫(毛虫)は、どんどんと我が家の方に流れて来る、又風に乗って
家の近くに、
一時は果てしなく繰り出してきます。家横のビニール袋等まで侵入。

放ってはおけませんので、ピンセットと古い手桶で捕ることに、
しゃがんではつまみを繰り返して、♪果てしなく**に♪ と思いつつ
後で腰痛が酷くなってしまいました。


流石に殺生が嫌いな私ですが、至る所に来ては処理しないわけにはいきませんでした。
当然のこと毛虫以外に葉のくずや花のかじりくず又は黒い糞もたくさん落ちています。


ミズキの樹木も丸坊主になっても葉が直ぐに生えてきますが、
木によっては、5,6年で枯れるものもあるようです。(今年で4年目位です)
そして、あくまで処分した毛虫は道路側に落ちて来た分だけですので、
山側を考えると大変な量(万?の単位)でしょうね。
取り敢えず2、3日分をマンリョウの木の根元に埋めて手を合わせました。

掃出ししたり、それでもまだまだ続くようなので、虫よけの薬を散布。


玄関のドアや軒につかなくなりましたので、峠は通り過ぎたようです。
薬の上にはムカデまで出て来ていました。
キアシドクガは、幼虫から蛹を経て完全変態する昆虫です。
19/5/13”キアシドクガの幼虫の大量発生だ”を投稿してますので、
蛹、成虫についてはここでは割愛させていただき上記参照お願いします。
真白いキアシドクガがひらひら舞っているのを見ている分には、
毒がないので、そんなに問題にはならないのですが、残念ですね。
何でも度が過ぎれば嫌がられるものですね。
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