花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察トンボ目編、

2021-09-01 | 昆虫
昆虫も幾つか投稿してきましたが、トンボとセミを今年は投稿していなかった。
トンボもオニヤンマのような見応えがあるものを撮れたらと思っていたのだが、
散歩していても我が家の池にも来ず、最近は殆ど見かけないように感じています。
トンボの食餌は、飛翔昆虫(小はカから、大はガ、ハチまで)で、それ以外は殆ど食べません。
採り方も空中で飛んでいる虫を6本の脚でわしづかみにして、そのまま獲物をかじって食べる。
従って、花の写真を撮っていると多くの虫に出合いますが、トンボは見かけず、
また見かけて撮ろうとしても、コンデジでの撮影範囲では直ぐに逃げてしまいます。

<トンボ目>
シオカラトンボ
トンボ科トンボ亜科、大きさ 49-60mm、時期 4-11月、
もっともなじみ深いトンボのひとつ。シオカラトンボとは、成熟して水色になったオスに
つけられた名前で、茶色いメスは俗にムギワラトンボと呼ばれる。
左:(♂)シオカラトンボ         右:(♀)ムギワラギクトンボ

オグマサナエ
サナエトンボ科サナエオンボ亜科、大きさ 47-50mm、時期 4-6月、
胸部側面に黒い筋が1本あるサナエトンボ。
 

シオヤトンボ(♂)
トンボ科トンボ亜科、大きさ 37-48mm、時期 4-7月、
春から初夏にかけてよく見られるシオカラトンボの仲間。
大きさはアカトンボとほぼ同じ。
シオカラトンボによく似ているが、シオカラトンボでは腹部先端部が黒く染まり、
腹部は平べったいのに対し、本種では腹部が太く先端まで青白く色付く。
正直言って、川 向こうのをとりましたので、
白い部分の範囲が多ければシオヤトンボだと思っていいでしょう。
とのことですのでこれにしました。

コシアキトンボ
トンボ科ベニトンボ亜科、大きさ 41-50mm、時期 5-10月、
黒色で、腹の上部だけが白いトンボ。
白い部分が空いているように見えるのでこの名がついた。

マイコアカネ(♂)
トンボ科ベニトンボ亜科、大きさ 34mm前後、時期 6-1月、
オスの顔面が青白色のアカトンボ。メスには眉班があるが、
オスにはある個体とない個体がいる。

ミヤマアカネ
トンボ科アカトンボ亜科、大きさ 32-39mm、時期 6-12月、
翅の先端部に褐色の太い帯を持つアカトンボ。
このような特徴を持つ赤とんぼはミヤマアカネだけなので判別しやすい。
メスの体色はまっ赤になることはなく赤みがかかった褐色。
翅の先端の縁紋は、オスは赤く、メスは白い。
翅が一枚無い、障害虫?         (♀)
 
(♂)

ショウジョウトンボ
トンボ科アカトンボ亜科、大きさ 44-55mm、時期 4-11月、
アキアカネなどの普通のアカトンボよりもひとまわり大きい、全身が真っ赤なトンボ。
ネキトンボも翅の付け根が赤くなって、やや大きめのアカトンボ ですが、


ハグロトンボ
カワトンボ科カワトンボ亜科、大きさ 53-68mm、時期 5-10月、
細長く、黒っぽい翅を持った、ヒラヒラと飛ぶトンボ。オスの胴体は金緑色に輝き、メスは全身が黒い。

アサヒナカワトンボ
カワトンボ科カワトンボ亜科、大きさ 42-57mm、時期 5-9月、
金緑色の胴体を持ったトンボ。オスには、透明の翅を持つタイプと、褐色の翅を持つタイプがいる。
メスの翅は透明。渓流沿いでよく見られ、ヒラヒラと飛ぶ。
透明なので(♀)と思われますが、褐色も混じり個体差も有りそうで複雑です。
 
ニホンカワトンボとよく似ていてどちらがどうだかわかりません、
ニホンカワトンボの方が翅脈が密で縁紋が細長いこととありましたので、短いアサヒナとしました。
主役がいない取り上げ方になってしまいましたが、これも仕方がありません。
これからは、赤とんぼが多く空を舞うようになっていきます。
最後に、トンボの寿命はどれくらいでしょうか?
成虫となったトンボは大体3カ月の寿命です。
捕食や事故で勿論もっと短くなります。
多くのとんぼは冬を越せずに死んでしまいます。
トンボの中ではイトトンボが9~10カ月と一番長いようです、弱そうですが意外でした。
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