このブログに訪問していただいている方は、花の方に興味をお持ちと思いますが、
今回は、あまり見ることがない奇抜な幼虫の話ですので、苦手な方はスルーして下さい。
カミさんがムベの蔓に変な虫がいると呼ばれて行って見たら、この幼虫でした。

以前にも投稿した事があったので、直ぐにアケビコノハの幼虫と分かりました。
▼アケビコノハ (幼虫)
ヤガ科エグリバ亜科、体長 (終令)50-75mm、発生時期 4-10月(年2化)
越冬形態 成虫、
寄主植物 アケビ・ミツバアケビ・ムベ(アケビ科)、アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)、ヒイラギナンテン(メギ科)など
越冬形態 成虫、
寄主植物 アケビ・ミツバアケビ・ムベ(アケビ科)、アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)、ヒイラギナンテン(メギ科)など
これも大形の蛾の一種の幼虫。
刺激を与えると、目玉模様が目立つように姿勢を取り、威嚇します。
名前の通り幼虫は、アケビ、ムベ、ヒイラギナンテンなどの葉を食べる。
暗紫褐色、くすんだ緑色、緑色がかった淡褐色など色彩変異がある。
頭部と胸部を丸め、腹端を持ちあげた独特のポーズで静止していることが多い。
体側の大きな眼状紋が印象的。


茶色のイモムシで、触ると頭部を内側に曲げる威嚇行動をします。
葉を食べている時は伸びきっています。 ぎょろっと睨まれました?


最初は一体だけかと思いベランダに出て上で見たら、5体位いました。


茶色も緑色もどちらもいました。



葉も丸坊主になり、下には糞らしきもの散らばっています。


これだけいたなら何故、成虫の蛾を見たことがないのだろうか?
成虫は、
成虫は前翅が落ち葉のような色をしており、隠蔽擬態という見つかりにくい色と模様が特徴です。
成虫は日中、木や草の裏などに隠れていますが、夜間に桑などの木の実の汁を吸って餌としているようです。
これでは見つけるのは、大変ですね。気を付けて探してみます。
しかし、もし幼虫を見たいなら、アケビの木がある所を探せば見つかるかもしれません。
アケビコノハの幼虫には毒はなく、成虫もかぶれることはあるかも無毒です。
今回は、長くなりましたので、1種のみのアップになりました。
これは今迄にないことでしたが、これからはこの様になるかもしれません。
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