花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

こんなの生き物とも共存しています。ヤモリ、ニホントカゲ、カナヘビ、タヌキ

2021-09-15 | 生き物
先月ファミリーとしての池のメダカを報告しましたが、
今回は、準ファミリーとして、世間では喜ばれないものの紹介です。

家の中、雨戸の戸袋等にいる
ヤモリ(ニホンヤモリ)
有鱗目ヤモリ科ヤモリ属 、全長100-140mm、(頭胴長)50-72mm、4-11月、
体色は灰色や褐色で、不鮮明な暗色の斑紋が入る。
体色は個体差が激しく、灰色をベースに黒や白色など様々な色が見られます。
人家の内外でよく見られ、壁や天井を歩き回る。
夜行性で、灯火の周辺などに現れ、光に集まってきた昆虫を食べる。
肢の裏には幅広い鱗(指下板)が並んでおり、壁面も器用に登ることができる。
先日何か他の外敵にやられたのか傷ついて絶命していましたので葬ってやりました。

ヤモリは「家守」「屋守」だからです。 
ヤモリは主に家の隅などあまり人目に付かない所にいて、そういった隅の方まで
守ってくれるという意味で「家守」と言われます。 
従って余り見かけてもそのままにしています。

ニホントカゲ
有鱗目トカゲ科トカゲ属 、(全長)200-250mm (頭胴長)60-96mm、4-11月、
黄褐色で、全身がなめらかな鱗で覆われたトカゲ。
山道や林縁、人家の庭などで見られ、石の上などで日光浴しているのをよく見かける。
尚、幼体(5本の縦筋模様に尾はブルー)の色模様が薄れ、成体に近付いて来た個体。
東日本で見られるニホントカゲをアズマトカゲと区別するとの説もある。
ミミズ、クモ、ハエ、 コウロギ 、芋虫などの小昆虫類を主食に生活しています。
庭の至る所でウロチョロして物陰から出て来ますが、
尻尾がないものがいたので、今回投稿することになった。
ニホントカゲはトカゲ特有の「自切」を行います。
これは、天敵につかまった際に、自ら尻尾を切り離し逃げる行動です。
どんな天敵にあったのでしょうか? 私ではありませんよ。
切り落とした尻尾は、時間経過と共に再生されます。

流石にカナヘビは家にはいません、似たものとして近所のものから取り上げました。

カナヘビ(ニホンカナヘビ)
有燐目トカゲ科トカゲ属、全長160-2700mm、頭胴長50-70mm、4-11月、
褐色で、乾いた感じの粗い鱗で覆われたトカゲ。スマートで尾が長い。
草やぶや、林縁などに広く生息する。昆虫やクモを食べる。

最後に、我が家に代々来てる狸です。2代目か3代目は良く分かりません。
疥癬症から回復しつつあります。

タヌキ(狸)  
イヌ科タヌキ属、
頭胴長50~68センチ。体はずんぐりしていて、尾が太く、脚が短く、耳は丸くて小さい。
毛は厚く、密生した下毛と荒く長い差し毛とがある。   
昆虫、鼠、カエル、ミミズ、魚、鳥、果実の食性、一夫一婦でどちらか死ぬまで行動を共にする。
活動時間帯は主に夜間です。
 
タヌキは日本の野生動物の中でもっとも人間との付き合いが古いものの一つで古くから親しまれている。
 
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6月初めの頃は疥癬症に罹った状態で我が家に現れました。(右:足も1本痛めている)
 
野生の疥癬タヌキはそのままだとほぼ生きられないようです。
以前も助けましたが、今回も薬を取り寄せて飲ませてみました。
現在は大分毛も生えて来たのでこれなら冬は乗り越えられると思います。

流石に最初に見た時はやせ細り毛が抜けて皮膚はむき出して哀れでした。多分番と思います。
原則、野生動物は飼うことが出来ません、各自治体に処理を連絡しても対応はまちまちのようです。
以下のその経過の概略を記しておきます。
医者でないのでやったことのみです。
助けたいなら動物病院が一番良いのですが、捕獲が難しく現実的には無理です。
ネットで調べると、ヒゼンダニによる感染症で、病院でも一般名イベルメクチンが
疥癬薬として用いられます。
(体重1kg当たりにイベルメクチン約200㎍ 1回投与されるようです)
又、イベルメクチンは腸管線虫症にも使用されるようで(犬等のファラリア予防薬に使用)
ネットにてファラリア予防薬カルドメック(のジェネリックを購入した)。
(イベルメクチン69㎍、ピランテル57mg)1箱6錠小型犬(11㎏以下)用。
タヌキの体重はわからないが見た感じは2㎏はなさそうなので、
餌に混ぜるチュアブル錠タイプを購入し,分けて様子を見ながら2匹に確実に食べられるように与えた。

その結果が3カ月位経過したのが上の写真です。
動きも1匹は少し足を引き摺っているが軽快に動いていますので、もう大丈夫かと思っています。
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