地味な野草を投稿するつもり、ノブキやヤブタバコなど用意してましたが、
急遽変更してこちらになりました。
散歩してる道端で、地味なオオニキソウを良く見ます。
花らしい花を付けていないので、素通りしてましたが、ふとコニシキソウもあったはずと
思い出して地を這う草を探して見ることにしました。
探すも何も家を出ると直ぐにアスファルト舗装の脇に生えていました。
何か違うように感じました、葉に班紋がない等でコニシキソウではなさそうです。
そこで、調べてまとめ直しておきます。
▼オオニシキソウ(大錦草)
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、北米原産、花期:6月~10月、
茎は淡紅色を帯び、直立または斜上して高さ20〜40cmになる。
腺体は円形。腺体の付属体はよく発達し、白い花びらのように見える。
さく果は直径約1.7mmの卵球形で無毛。(腺体とは、蜜などの分泌物を放出する部分)
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、北米原産、花期:6月~10月、
茎は淡紅色を帯び、直立または斜上して高さ20〜40cmになる。
腺体は円形。腺体の付属体はよく発達し、白い花びらのように見える。
さく果は直径約1.7mmの卵球形で無毛。(腺体とは、蜜などの分泌物を放出する部分)
草姿は上手く撮ることが出来ない難しいですね。
▼コニシキソウ(小錦草)
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、北米原産、花期:6月~9月、畑、道端等に生える。
茎は長さ10〜20cmになり、地を這って広がる。葉は対生し、長さ0.7〜1cmの長楕円形で、
表面の暗紫色の斑紋がよく目立つ。
花は小さく、腺体の付属体は白色または赤色を帯びる花弁状です。
花序の直径は約0.6mm、長さ約1.2mm。
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、北米原産、花期:6月~9月、畑、道端等に生える。
茎は長さ10〜20cmになり、地を這って広がる。葉は対生し、長さ0.7〜1cmの長楕円形で、
表面の暗紫色の斑紋がよく目立つ。
花は小さく、腺体の付属体は白色または赤色を帯びる花弁状です。
花序の直径は約0.6mm、長さ約1.2mm。
さく果には白色の寝た毛が密生する。
まだ被写体は少し早過ぎました。
下にアリがいましたが、この花で主に受粉を手伝う虫はアリです。
地面にへばりつくような草で、小さな花にはアリとは良い組み合わせですね。
葉に班紋が薄い又は見当たらないがさく果に毛があるのでコニシキソウ。
▼ニシキソウ(錦草)
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、花期:7月~10月、
葉は長さ0.4~1cmで長い楕円形をしており、毛はほとんどありません。
葉の根元にあたる基部が、左右不ぞろいなのが特徴です。
名の由来は、ニシキソウの緑の葉と赤い茎鮮やかなコントラストから、錦に例えられたとか、
なんと大袈裟なことと思ってしまいますね。
見分け方概略
オオニシキソウ:草丈が高く、茎が立ち上がる。
コニシキソウ:茎は地面を這い、葉にに黒いまだら模様があること。
葉で見分けがつかないときは、さく果に毛が生えている。
ニシキソウ:茎の分布が多く、地面を這う、さく果に毛がない。
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