花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

針葉樹(その3)ドイツトウヒ、イヌマキ、イチイ、ヒノキ、等。

2023-02-06 | 樹木(花木)
針葉樹は、葉が針の様に細長い樹木で、代表的にはマツやスギなどで、
ほとんどが常緑で風媒花が多いとしています。
針葉樹として、今までマツ科を主に選んできましたが、
イヌマキ、マツ、カヤ、カイズカイブキ、コニファー等の名前を聞きますが、
見分けが知識が乏しく見分けが難しくなりましたので、小分けして投稿してみます。

ドイツトウヒ(独逸唐檜)   マツ科トウヒ属、 常緑針葉高木、
モミノキの仲間、モミノキと同様にクリスマスツリーに利用される。 
本来大きくなるが我が家は鉢植えの小さな木です。写真は散策途中の木です。

シラビソ(白檜曽 )
マツ科モミ属 常緑針葉高木 高さ20~30m  6月頃開花。
モミノキの仲間だが、より寒い所をこのむ、
小葉が綺麗に整列するため、軸がよく見える
遠目ではモミやウラジロモミと見分けにくい のでもしかしたらモミかも 

イヌマキ(犬槙)   別名:マキ、クマサキ、ヒトツバ
マキ科イヌマキ属 常緑針葉高木
名の由来は諸説あるが、上品なイメージを持つコウヤマキをホンマキと呼ぶのに対して、
葉や姿形が劣る本種をイヌマキと呼ぶようになったというのが一般的な説。
マキは「真木」で、元来真っすぐに伸びて優れた材木となるスギ、ヒノキ、アスナロ、
コウヤマキ等の総称です。

アリゾナイトスギ
ヒノキ科ホソイトスギ属 常緑針葉樹 北米、メキシコ原産 樹高は15m-35m 
日本ではアリゾナイトスギの園芸品種のブルーアイス・サルフレアなどで流通している。
メタリックブルーの葉が人気のコニファーだが、根の発達が悪く、倒れやすいという欠点がある。 
 葉は鱗葉で、白青緑色ないし灰青色を呈し観賞樹木としての価値が高い 。

イチイ(一位)
イチイ科イチイ属 常緑針葉樹 
秋に実る赤い実(仮種皮)は、食用にできる。
生長が遅く年輪が詰まった良材となり、弓の材としてもよく知られる。
イチイ属の総称で、別名が数多くあり、シャククノキ、アララギ、キャラボク、スオウなど。
和名イチイは、神官が使う笏がイチイの材から作られたことから、
仁徳天皇がこの樹に正一位を授けたので「イチイ」の名が出たとされている。


ヒノキ(檜)   
ヒノキ科ヒノキ属 常緑針葉高木  高さ30~50m  花は4月
山地に自生し、スギとともに優良材として各地で栽培される。
葉は鱗片状で先は鋭く、裏面は上下左右の葉が接するところに白い気孔線がY字形に見える。

スギ(杉)   
ヒノキ科スギ属、常緑針葉高木  花期:4月頃 大きいものは高さ65mにも
日本特産で、各地に広く自生、有用樹種として最も多く植林されている。
葉は小型の鎌状針形でらせん状につく。

メタセコイア 
ヒノキ科メタセコイア属、落葉針葉高木、針葉樹でも全て落葉する木です。
秋になると葉が色づき、その美しさ増します。いまでは殆ど落葉しています。
落葉前の葉の状態11月頃のものです。

コニファーと言う言葉をよく聞きますが、針葉樹の総称で、
厳密には、裸子植物が丸みを帯びた実を付けることからコニファーと呼ばれます。
一般的には、外来種を中心とした園芸用の品種をさすことが多いようです。
コニファーにはマツ科・トウヒ属・ヒノキ科・クロベ属・ホソイトスギ属・ビャクシン科などを指します。
見ただけで名前を当てるのは容易でないので、垣根に使われていたりする、
コノテガシワ、カイズカイブキなど名前は出て来るがどれを言うのか含めて
後日への宿題として後回しにしました。
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