花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

秋の気配も深まる、家の近場から秋を探す。

2019-11-16 | 日記
八王子の本日の最低気温6℃、最高気温19℃で
これからは木々の紅葉も進むでしょう。
多くの方は、紅葉狩りなどに出掛けられるのでしょうが、
遠出をしない者には、ブログで楽しむか、近場で秋を感じてみてます。

▼河原土手のノシバも紅葉するようです。
 
▼メヒシバ等の雑草も枯れ始めています。
 メリケンカルカヤ
  
▼萩の葉も黄色く色付き、実もしっかりと付けています。
 
▼落葉樹の葉はそれぞれの色に代わり、落ちるところ寸前です。
 
▼ケヤキの葉は既に全て落ちてしまい人通りもない道
落ち葉の上を歩くのは気持ちが良いです。
 
落葉樹にも、葉が赤くなるものと、黄色や茶色等になるものがあり、
綺麗な季節の一コマですね!

▼イチョウの黄色になるのは今少し時間がかかります。
▼家の周りにも色付きはじめています。
   

ススキの穂も開いて来て、夕陽に当たるとキラキラと輝いています。
▼キバナコスモスの畑も行く秋を惜しんで終わりを待っています。
         

木には、サクラ・ヤナギなどのような落葉樹とマツ・スギ・カシなどのような常緑樹があります。
しかし、常緑樹でも、葉の寿命がくると葉を落としたり、葉のついたまま枝を落としたりします。
植物の葉は太陽の光エネルギーを吸収して光合成をおこないますが、
葉に光が足らなくなって枯れてしまいます。
杉や檜の林の「枯れあがり」の言葉があり、光が届かず下から順番に枯れていく現象。
ヒノキ(檜)はヒノキ科の常緑針葉樹と思っていました。
しかし、けっこう葉が紅葉(病気で枯れている?)
葉が落ちで日が当たれば新しい芽が伸びるのか、来春には分かると思います。
常緑とされる竹なども枯れ葉が散ってきて庭には葉は厄介なものです。
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秋の花木の花11月、アブチロン、コウヤボウキ、ギョリュウバイ、ポインセチア、他

2019-11-15 | 花の写真
花木もこの時期は実になっていることが多いですが、
サザンカをはじめまだまだ花が咲いている木が幾つか見られます。

アブチロン ’ドワーフ・レッド’
アオイ科  イチビ(アブチロン) 属、低木、ブラジル原産、花期:4月~11月
アブチロンの木立性種、学名におけるdwarfは矮小性を意味する。
 ハイビスカスなどと同じ仲間なので、メシベオシベが一本化して下がっています。 
花は小ぶりだが花つきが非常によく、性質も丈夫な品種。 

アブチロン ’チロリアンランプ’   別名:ウキツリボク
アブチロンのつる性種、半つる性常緑低木、
風船のようにふくらみ、下部がすぼまった形の花が枝に吊り下がって咲きます。


コウヤボウキ(高野箒)
キク科コウヤボウキ属、落葉小低木 、花期:9月~10月、
根もとからたくさんの枝をのばして茂る。 枝は灰褐色で短毛がある。
本年枝には長さ2〜5cmの卵形の葉が互生。裏山の林の陰にひっそりと沢山さいている。

ギョリュウバイ(檉柳梅)     別名:レプトスペルマム、ティーツリー 
フトモモ科ギョリュウバイ(レプトスペルマム)属、常緑性低木、花期:11月~6月、
※晩秋から早春に咲く品種(花期11月~2月)と、春咲き品種(花期3月~5月)がある。 
一重咲き品種もありますが、本種は八重咲き種の赤色と白色です。

ポインセチア
トウダイグサ科トウダイグサ属の植物、常緑性低木、花期:12月~2月
クリスマスの飾りに欠かせない鉢花。
赤や白などに色づいた部分は花と間違えられがちですが、これは苞(ほう)と呼ばれ、
本当の花のまわりにつくられます。花は苞の中心にある黄色い部分です。

ヒイラギモクセイ(柊木犀)
モクセイ科モクセイ属、常緑小高木 、花期:10月~11月、
ギンモクセイとヒイラギの交雑種であり、日本では雄株が中心であるため、自然界の自生はない 。
時折全縁で棘のない葉が出る。棘のある葉を出している株でも、部分的に全縁の葉をつけていることも多い。

ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木 、花期:3月~5月、
ボケは、庭木や盆栽、生け垣、切り花として観賞され、200を超える品種が栽培されている。 
今頃咲いているのは珍しいので、    左写真は日本原産のクサボケ(19/9/18撮影)
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散歩中に出合った花、11月 コキア、カエンキセワタ、マツバボタン、トリトマ、他

2019-11-14 | 花の写真
散歩中に出合った花から少し色濃い、けばい気味を並べてみます。

コキア(ホウキギ)
アカザ科ホオキギ属、1年草、花期:8月~9月  雌雄同株。
秋に赤く紅葉する方が人気です。

カエンキセワタ(火焔被綿 )
シソ科カエンキセワタ属、常緑小低木、 南アフリカ原産 、花期:10月~12月
花が鮮やかなオレンジ色 、花びらに毛が生え、綿を着せたように見えるという。

マツバボタン(松葉牡丹)    別名:ヒデリソウ
スベリヒユ科スベリヒユ(ポーチュラカ)属、1年草、ブラジル原産、花期:6月~9月
ポーチュラカと混同しますが、葉が多肉質で線状の披針形、先が尖っています 。

キンレンカ(金蓮花)   別名:ナスタチウム
ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属、1年草、中南米原産、花期:5月~7月、9月~10月、
ハスのような丸い葉をつけ、金色の花をつけることから、金蓮花 。


トリトマ         別名:シャグマユリ(赤熊百合) 
ツルボラン(ユリ)科シャグマユリ(クニフォフィア )属 、多年草、南アフリカ原産、花期:6月~10月、
太い花茎を伸ばし、筒形の花が下から順に咲き上がる。ヨーロッパではトーチリリーと呼んでいる。

▼秋色アジサイ
秋色アジサイとは、もともとは品種名ではなく、通常のアジサイの開花時期である初夏に咲いた花が、
気温の変化などによって、時間をかけてアンティークカラーの色あいに変化した状態のことを言います。
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庭の花と実、リンドウ、エリカ、ガーデンシクラメン、ウツボカズラ、ルリマツリ、他

2019-11-13 | 自宅の花
庭の花もあまりありませんが花と実を幾つか選びました。

リンドウ(竜胆)
リンドウ科リンドウ属、多年草、花期:10月~11月、
秋の山野草の代表する花です。青紫色の美しい花は4~5cmあり、茎の先端や葉の腋につく、
根茎を乾燥したものは薬用にも使われる。
       

エリカ ’クリスマスパレード’
ツツジ科エリカ属、常緑低木、南アフリカ原産、花期:11月~4月

ガーデンシクラメン  サクラソウ科シクラメン属 、花期:10月~4月
霜に当たっても枯れない小型のシクラメン。冬の定番の一つ。

ウツボカズラ(靫葛)   ウツボカズラ科ウツボカズラ属、
葉先から伸びた蔓の先の捕虫袋をつける食虫植物。 
昨年からあったらしいが、私は狭い庭なのに初めてあるのを知りました。
昨年は蓋が開いていたそうです、2年目の未発達の補虫袋ですかね。

ルリマツリ(プルンバゴ) イソマツ科ルリマツリ属  ▼コギク    キク科

ニチニチソウ キョウチクトウ科   ▼メランポジウム  キク科メランポジウム属

チェッカーベリー(ヒメコウジ) ツツジ科ゴーテリア(シラタマノキ)属、

クランベリー ツツジ科スノキ属、つる性果樹。

タマサンゴ(フユサンゴ) ナス科ナス属 ▼ビバーナムティナス スイカズラ科ガマズミ属、


ムベ(トキワアケビ) アケビ科ムベ属 ▼ハナユズ  ミカン科ミカン属、

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野鳥観察、スズメ、カワラバト、オオバン、ハクセキレイ、ダイサギ、等

2019-11-11 | 
野鳥もよく目立つ時期になりました。

最初は我が家に毎日来て遊んでいく雀(スズメ)達です。
サルスベリの木やブルーベリーの木の間から餌をくれるのを待ってます。
キジバトも負けずに来て、そろそろこれからはアオジも参加して更に賑やかになります。
 

  散歩途中でスズメ達が草刈った広場でたむろして遊んでいました?
         
         

 同じ場所でカワラバト(ドバト)の集団も餌を啄んでいます。


河原でオオバンの初見です。
オオバン ツル目クイナ科  全長 39cm
全体に黒色の体。白色のくちばしと額板で見分ける。カルガモと一緒にいました。
冬は本州以南で越すものが多い。 (冬鳥/漂鳥?)

ハクセキレイは河原や畑など至る所で見ます。
ハクセキレイ  スズメ目セキレイ科 
白い額、顔と、明瞭な黒い過眼線。夏羽では黒い喉から胸、冬羽では灰色の背。
 

遠くであまりよく分かりませんが、多分モズ と シジュウカラだと思います。

▼ダイサギは台風の後に随分と河原で見られるようになりました。
河原の中洲にある草の多くはなぎ倒されていますが、草の茂みから獲物を狙っています。
カルガモも、台風後も魚も戻り以前と同じに遊んだり昼寝をしたりしています。
▼アオサギ や           ▼トビ も大空ゆっくりと旋回してます。
  

カワセミやキセキレイなどには出合いますが、撮れるところまでにいってないです。  
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エッ今頃咲いているの?ハナカイドウ、ヒマラヤユキノシタ、サツキ、チョウセンアサガオ、他

2019-11-11 | 花の写真
散歩途中でヒマラヤユキノシタが道端に咲いていました。
他にも、今頃咲くの?に出合いました(最近1ヶ月位に撮ったもの含みますが)。
こうして並べて見て何時の時期か分からないですね。

ハナカイドウ(花海棠)
バラ科リンゴ属、落葉低木、花期:4月~5月
勿論春のように満開状態ではありませんでした。ホットしました。


ヒマラヤユキノシタ
ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ(ベルゲニア)属、多年草、花期:3月~4月
ヒマラヤユキノシタという名前は、もともとはベルゲニア・ストラケイにつけられた和名ですが、
現在は、交配種も含めてベルゲニア属全体がヒマラヤユキノシタと呼ばれています。
多くの品種があるようです、これは2期咲きの’モルゲンローテ’ の品種ではないかと、
    

サツキ(皐月)
ツツジ科ツツジ属、常緑低木、花期:5月~6月
あちらこちらで見掛けるので驚きませんが、季節感が分からなくなりますね。


チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)/(園芸用名:ダチュラ)
ナス科チョウセンアサガオ属、1年草、花期:7月~9月
長さ10~15センチメートルほどの漏斗状の白い花を上向きに咲かせる。
原産地は南アジアであって、「チョウセン」は、後述の通り特定の地域を表すものではなく、
朝鮮半島原産という意味は持たない。
全草性に毒を有し根はゴボウ,蕾はオクラ,葉はモロヘ イヤ,実はゴマに似ており,
誤食して食中毒を. 起こすことが最も多い有毒植物である

▼キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔) 別名:エンジェルトランペット
ナス科キダチチョウセンアサガオ属、低木、花期:6月~9月、
20~30cmもあるトランペットのような大型の花が垂れ下がる姿は豪華です。


ハナトラノオ(花虎の尾)    別名:カクトラノオ
シソ科カクトラノオ属、多年草、北米原産、花期:7月~10月
園芸品種としてはよく見ますが、川の中洲に野生化したのが咲いていた。

ラッキョウ(辣韭)
ユリ(ヒガンバナ)科ネギ属、多年草、中国原産、花期:10月~11月
薄紫色(ピンク)のかわいい釣鐘状の花 で、種ができないため、もっぱら地下の球でふえます。

▼ウインターコスモス?
キク科センダングサ(ビデンス)属、多年草、花期:10月~11月、
庭にあるウインターコスモスは黄花で縁が白いのですが、
これは野草花している花で毎年咲いて多分ビデンスの種類と思いますが、間違っていたらゴメンなさい。

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秋の花木の実、マユミ、ツルウメモドキ、コマユミ、ニシキギ、アオツヅラフジ、他

2019-11-09 | 植物
昨日は花の実でしたので、今日は木の実から幾つか選びました。
ニシキギ科の実は混乱してしまいますね。

▼マユミ(真弓)
ニシキギ科ニシキギ属 、落葉低木、
朱色がかった赤色の四角い果実で、熟すと中から、紅オレンジ色の仮種皮(かしゅひ)に
覆われたタネが現れ、落葉後も残ります。


ツルウメモドキ(蔓梅擬き)
ニシキギ科ツルウメモドキ属、つる性落葉樹、
美しい実をいっぱいつけるので、秋の生け花やリースによく利用される。

コマユミ(小真弓)
ニシキギ科ニシキギ属 、落葉低木、
どちらかというと  マユミ より  ニシキギ. の実に似る。
枝に翼が無いのでニシキギでない事が良く分かります

▼ニシキギ(錦木)
ニシキギ科ニシキギ属 、落葉低木、
コマユミに似ていますが、枝に翼がある事から見分ける。
紅葉が見事なのでモミジ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられるようです 。
翼つきの写真は撮りましたがピンボケの為に後日取り換えするつもりです。
 
アオツヅラフジ(青葛藤)  別名:カミエビ
ツヅラフジ科アオツヅラフジ属、つる性落葉木、雌雄異株、有毒植物、
熟していくと黒さがましていくようですが?

タチシオデ(立牛尾菜)
 ユリ(サルトリイバラ)科シオデ属、つる性の草でした、雌雄異株。
同属のサルトリイバラは赤い実ですが、これは黒い実を球状に付ける。

ノブドウ(野葡萄)    地方名でイヌブドウ、カラスブドウとも言う。 
ブドウ科ノブドウ属、つる性落葉低木、
熟すと青紫や赤紫になります。
ノブドウの実はブドウタマバエやブドウガリバチの幼虫が
寄生するため、ほとんど食べることができないでしょう。色々な薬効はあるようです。 

ノイバラ(野茨)    別名:ノバラ(野薔薇)
バラ科バラ属、落葉つる性中木、
実は球形、または壺形で、がくや花びらの着いていた痕が5角形のふたのように見えますが、
実際には先端は閉じています。

スイカズラ(吸葛)  別名:ニンドウ(忍冬)、キンギンカ
スイカズラ科スイカズラ属、常緑つる性木、
実は液果で、径5~6mmで2個ずつ並び、秋に黒く熟す。

ウメモドキの実も一緒に載せれば良かったのですが、今回はまだ撮ってなく用意出来ませんでした。
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実りの秋の色々な花実、カラスウリ、スズメウリ、イシミカワ、ヒヨドリジョウゴ、ヤブラン、他

2019-11-08 | 花の写真
この時期には花より実りの秋ですね。
野草花を主に色違いのものを幾つか選びました。

アメリカイヌホオズキ   ナス科 
イヌホオズキ等とにているが液果は光沢があり球形、果柄もほぼ1点からが特徴。 


ガーデン・ハックルベリー   ナス科
そのまま食べても美味しくない、ジャムにしたりして食用にする。
しかも、未熟な果実にはソラニンという毒性のある成分が含まれている 。


ヤマノイモ 
葉腋から出ているカゴは実ではなく球芽でした、食用になります。


カラスウリ   ウリ科   大きさ 5~7cm
赤く熟してしまうと苦みを伴うため食用には向かず、烏くらいしか食べない実とか。


スズメウリ
果実がカラスウリより小さいことからとか 果実径1~2cm


イシミカワ   タデ科イヌタデ属、
秋には果実の花被の色は青~紫色に変わり目立つようになる。
花被の中の果実は黒紫色、直径約3㎜の球形。


ヒヨドリジョウゴ   ナス科  液果径8mm程
熟した果実にヒヨドリが群がって食べる様子が、酒に酔った人たちが騒ぐ様子に
似ているというのが名前の由来。

ドイツスズラン   ユリ科  液果径 6~10mm
花の後には球形の実(液果)ができ、秋には赤く熟する。
花と実にはコンバラトキシンと呼ばれる有毒物質が含まれている。


ワルナスビ   ナス科  果実は球形 1.5mm程
厄介な外来種です。茎や葉には鋭い棘があり、実には毒がある。
さらにこの上なく強い繁殖力。

ヤブラン   ユリ科  果実径 6~7mm
秋には黒色に変わり、日に日に寒さが増すごとに、一つ一つ実を落としてく。
黒真珠に似た綺麗な輝きをしています。 
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イネ科植物、ススキ、アブラススキ、チカラシバ、アシボソ、ケチジミザサ、他

2019-11-07 | 花の写真
今年もイネ科の植物に挑戦です。
イネ科は余り見ても気にかけていないので名前は知ろうとしませんでした。

ススキ(薄)
イネ科ススキ属、多年草、東アジア原産、花期:8月~10月
枝分かれした枝に、隙間なく小穂が密生する。
小穂の先から細長い刺が伸び、鉤のように曲がっている。
これを芒(のぎ)といい、薄(ススキ)の特徴である。
タカノハススキ(鷹の羽薄)    別名:ヤハズススキ
葉に虎斑模様の入るススキの園芸品種
イトススキ(糸薄)
葉が幅5mm前後とたいへん細いススキの品種。草丈は標準的なススキの半分〜2/3ほど。

ノガリヤス(野刈安)  サイトウガヤ(西塔茅)
イネ科ノガリヤス属、多年草、花期:8月~10月
似は草が多いですが、数段に輪生状に花柄をだしているので、コヌカグサも検討しましたが、
花の時期はこちらの方と決めました。

アブラススキ(油薄)
イネ科アブラススキ属、多年草、花期:9月~10月、
茎や枝に油を引いたような艶があり、油臭く、外形がススキに似ているのでこの名がある。
茎は葉より高く立ち、90~120cmになる。

チカラシバ(力芝)
イネ科チカラシバ属、多年草、花期:8月~11月
容易に引き抜けないことから力芝の名がある。
花穂は長さ10~15cmの円柱形で直立し,長さ1~3cmの剛毛に包まれた花穂を密に付ける。

ネズミノオ(鼠の尾)
イネ科ネズミノオ属、多年草、花期:9月~11月
花序は茎の先に細長い穂状に付き、長さ14~40cmで直立する。

オヒシバ(雄日芝)   チカラグサ
イネ科オヒシバ属、1年草、花期:8月~10月、
道端でもよく見かける雑草である。 和名は「雄日芝」の意味で、日なたに出る芝であるが、
メヒシバに比べて穂が太く全体的に逞しいことからの命名とのこと。

メヒシバ(雌日芝)
イネ科メヒシバ属、1年草、花期:8月~10月
細い茎で地表を這い、立ち上がった花茎の先に、数本の細い穂を放射状に伸ばす。
勢力の強い雑草としても知られる。

メヒシバ、アキメヒシバ、コヒメシバ等似た草があり判別は難しいですが、
メヒシバの葉鞘には長い開出毛があり、他は無毛とありましたのでメヒシバとしておきます。

ヌカキビ(糠黍)
イネ科キビ属、1年草、花期:7月~10月
キビに姿が似て、小穂が小さくまばらに付くことから糠キビと言う。
昔、ヌカビキと投稿していましたが、慣用名とあるかもしれませんがヌカキビに訂正した。

シバ?? 調査中  *雑草ヒエ/ノビエ(野稗) その後の写真追加11/13修正
ヒエガエリなどの種類の調べましたが、ピタッとこないので調査中とする。
*イネ科イヌビエ属、1年草、花期:8月~10月、
ノビエとはタイヌビエ、イヌビエ、ヒメタイヌビエ、ヒメイヌビエの総称です。
多分イヌビエと思われますが?

アシボソ(脚細)
イネ科アシボソ属、1年草、花期:9月~10月、
小穂に15mmほどになる芒(のげ)があるものとないものがあり、芒があるものをヒメアシボソ、
ないものをアシボソと呼んでいた。最近の図鑑では同一種内の変異であるとされ、
両者をあわせてアシボソと呼ぶことになっている。 
又芒があるものをアシボソとしてるものもあり、分類学上および学名に揺れがあるようです。
これは芒があるものとないものが対にある。

セイバンモロコシ(西播蜀黍)   ジョンソン・グラス
イネ科モロコシ属、多年草、地中海沿岸原産、花期:8月~10月、
世界の農耕地・非農耕地における強害雑草である。道端、堤防、畑地に生える。
若葉には青酸化合物が含まれているので家畜も食べないと言われる。
地中に長い根茎を伸ばすので駆除するのが大変のようだ。

メリケンカルカヤ(米利堅刈萱) 
イネ科メリケンカルカヤ属、多年草、北米原産、花期:9月~10月、
路傍や造成地などの荒地に群落をつくって生える。 要注意外来生物。
葉腋に白い毛に包まれた穂をつける。名はアメリカの刈萱の意味である

ケチジミザサ(毛縮笹)
イネ科チジミザサ属、多年草、
葉が笹に似ていて、縁が縮れていることから「縮みザサ」と呼ばれる。
葉や葉鞘、花序軸などに毛が密生するところから、「毛」チジミザサとなる。

イネ科の花はいずれも小さくて同じように見えて違いを言えません。
(名前の間違いにお気づきの時には教えて下さい)
又、写しても背景が草むらでキレイに撮ることが出来ません。(否定形ばかりですが)
そして、藪から出て見るとズボンに、花が包まれる芒(のぎ)のつく苞頴(ほうえい)が、
いっぱい付いて、くっつき虫同様にしばし反省しきりです。

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野草花11月、オオオナモミ、カナムグラ、エゴマ、アオゲイトウ、イヌトウバナ。

2019-11-05 | 花の写真
11月になり朝夕は気温が下がりますが、日中の散歩は楽になりました。
散歩途中で見かけた野草花の中から幾つかを選びました。

オオオナモミ(大葈耳)
キク科オナモミ属、1年草、北米原産、花期:8月~10月、
衣服にとりつく、イガイガの実です。
茎が赤茶色で、葉の先端が尖っている。
雌雄同株異花、雄花が上部に付き、下部に雌花が付く。
雌花の嘴の先の2本から花柱のみが出る。
総苞片が合着して壺形になり、なかに花冠がなく雌しべだけになった雌花が2個入っている。
尚、ひっつき虫のオナモミはやや小粒で実もまばらに付くが絶滅危惧種です。

カナムグラ(鉄葎)
アサ科カラハナソウ属、つる性1年草、花期:8月~10月、
茎や葉に下向きの刺があり、他の木や草に絡みつく。
葉は対生し、表面に粗い毛がありざらつく。雌雄異株。
雄花:淡緑色で円錐状の大きな花序にまばらに付く。

雌花:雌花は苞に包まれて下向きの短い球穂状花状につく。
雌花の苞ははじめ緑色で濃紫色の斑紋があるが、花のあと大きくなり、果実は苞に包まれる。
 

*葎(むぐら)とは生い茂り藪のようになることです。引き剥がすのは大変です。
 他にヤエムグラもありますがアカネ科ヤエムグラ属で違うものです。

エゴマ(荏胡麻)
シソ科シソ属、1年草、花期:9月~10月、
草むらにシソとそっくりですが、花の時期が違いますので撮ってみました。
茎には1〜2mmの長軟毛が疎生、または密生する。葉は卵形〜広卵形で長さ10〜20cm、
先は尖り、鋸歯があるが基部では暖味である。
花冠は白色、時に桃白色、長さ4〜 6mm、雄しべは花冠からほとんど突出しない。
レモンエゴマ、トラノオジソ 等似たものがあるようですが、葉をちぎって、
嗅いでみてないのでレモンかどうか分からず、これらは関東以西の太平洋側の地域に分布 と
ありましたので、エゴマとしておきます。

ホソアオゲイトウ、ムラサキアオゲイトウ
ヒユ科ヒユ属、1年草、南米原産、花期:7月~11月、
茎は赤みを帯びることが多く、高さ0.8〜2mになる。
茎の先や葉腋に緑色の花穂が多数つく。花穂には雄花、雌花、両性花がまじってつく。
ホソアオゲイトウに、花穂が濁った紅紫色になるものをムラサキアオゲイトウと呼ぶ。<


イヌトウバナ(犬塔花)
シソ科トウバナ属、多年草、花期:8月~10月
花穂は輪生状にまばらに付ける。葉は狭卵形~卵形で、薄く両面にまばらに毛がある。
もしかしたらこの毛の付け具合からミヤマトウバナかも知れない。

イネ科の植物は次回回しとします。
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