花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

野草の実、ノブキ、オオオナモミ、ナズナ、コミカンソウ、他

2020-12-07 | 野草(実)
野草も花より実がついていることが多いです。
10月頃から投稿もれしたものを含めて載せています。

ノブキ(野蕗)
キク科ノブキ属、多年草、花期:8月~10月、
そう果は放射状に並び、冠毛はなく、先の方に腺体がある。 
もう少したってから撮ろうと行ったら既に刈り取られた後でボツにしたものから。

オオオナモミ(大雄菜揉)
キク科オナモミ属、1年草、北米原産、花期:8月~10月、
果苞は1.8〜2.5cmの楕円形で、先端にくちばし状の突起が2個あり、
表面には長さ3〜6mmのカギ状の刺が密生する。熟すと褐色になる。
これも褐色になったら撮ろうとしていたら刈り取られていました。 
オナモミと一見区別がつきませんが、数多くの実がくっいて付きのがオオオナモミ、
実が少なく、離れて付き、トゲも少ないのがオナモミです。
オナモミは、絶滅危惧種にされているので、普通にひっつき虫として見るのはオオオナモミが多い。

カラスノゴマ(烏の胡麻)
アオイ科カラスノゴマ属、1年草、花期:8月~9月、
果実は蒴果で長さ2.5-3.5cm、幅3mmで少し曲がっており、表面は星状毛に覆われる。

ナズナ(薺)
アブラナ科ナズナ属、越年草、花期:3月~6月、
果実は長さ6〜7mmの倒三角形の扁平な短角果で、先端がへこむ。 
花は春咲くようになっていますが、何故か1年中見ている気がしています。
果実の形が軍配の形をしているグンバイナズナも良く似ています。

コミカンソウ(小蜜柑草)
コミカンソウ科コミカンソウ属、1年草、花期:7月~10月
子房は球形で、表面に隆起したしわがあり、果実になっても残る。
さく果は直径約2.5mmで赤褐色。


ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)  別名:ブラジルコミカンソウ
コミカンソウ科コミカンソウ属、1年草、マスカリン諸島(インド洋)原産 、花期:7月~8月
果実は長さ4-8mmの柄がある直径2mmの扁球形の蒴果で淡黄色に熟す。
庭のナガエコミカンソウはまだ熟していず緑色のままです。

▼?サオトメカズラの蕾に見えるが? 不明
よく分からずボツにしたものです。最初は何か花の子房か?
サオトメカズラは花も実も良く見るが、全く白い蕾だけは見たことなかった。
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庭の花木(12月)花と、木の花と葉と実等。

2020-12-05 | 自宅の花
コロナ感染者の増加で、第3波は高齢者も増えて重症傾向がでているので、
不要不急の外出自粛が言われているので、出掛けることがなくなり、目新しい
花の写真も撮る機会が減ってきています。
庭の花から幾つか集めてみました。

ベゴニアセンパフローレンス      ▼ふじなでしこ’マーラベンダー’

ユーフォルビア’ダイアモンドスター’  ▼ビオラ


葉ボタン   (外壁塗装の為待機中で植え場所未定)


ストック  春に向けて待機中、

 樹木の花から、
ビワ(枇杷)   この冬にもう少し小さく枝を払う予定。

サザンカ(山茶花)  何処にでもあるものですが、

シャクナゲ(石楠花)1輪のみこの時期に迷い咲き?


我が家からのささやかな紅葉です。
モミジ     殆ど葉は落ちてしまいました。
赤葉のモミジは、ノムラモミジで「濃紫」を語源とする イロハモミジの園芸品種。

ブルーベリー  今年も良く実は採れました。

ミツバツツジ
ハナユズムベの実が熟して来ました。


時間的に余裕がないので、少し手抜きした感がありますが、お許しください。
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晩秋の草木の彩り、紅葉、黄葉、草紅葉、

2020-12-01 | 紅葉
この時期になると紅葉狩りと称して紅葉の名所に出掛けられる人は多いのでしょう。
しかし三密を避けて、近所の誰も殆ど見掛けない場所でも、確実に紅葉、黄葉は進んでいます。

*樹木の紅葉
モミジ
雑木林
モミジ

ケヤキ
モミジ                シダレモミジ


*樹木の黄葉
黄葉の代表格はイチョウでしょう。
  
  何気ない雑木林も見ればキレイに色づいています。
   
  エノキ
  

*草紅葉、イネ科チガヤが赤く燃えています。


*つる草の黄葉
ヤマノイモ              ヤブマメ

*木の実と合わせて楽しめる
マユミ                ニシキギ
センダンの実と黄葉。

*花と紅葉   モミジバゼラニウム

*秋留台公園のケヤキ並木  午後のひと時。

<紅葉メモ>
紅葉は、落葉樹が葉を落とす前の準備で、
緑色から黄色くなり、赤くなります。種類により黄色いままで落葉するものがある。
日本の秋を彩る代表的な樹木は、カエデ、モミジですが、
植物の分類上では、カエデしかありません。
モミジは、カエデ属の中のいくつかに分かれた名前です。
カエデの中でも、裂片数が5~9くらいで、なおかつ裂片の切れ込みのバランスが良く、
手のひらの様な美しい葉を持つものを、特にモミジと呼ぶ。
 例えば、イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなど。
カエデは、モミジよりやや大柄で切れ込みが浅いもの。
 例えば、イタヤカエデ、ハウチワカエデなど。
その他にも、モミジ形でないものや、外来種で中国からのトウカエデ、北米からのサトウカエデ等。
公園などで美しい彩りを見せてくれます。
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