花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花木(3月) オウバイモドキ、アカバナユキヤナギ、ニワウメ、他

2021-03-15 | 自宅の花木
庭の花木も順番に花が咲いてきました。
散歩をしていても、白いユキヤナギが目立つようになりました。
我が家の赤花ユキヤナギも咲き始めました。
オウバイモドキとユキヤナギが入り混じっています。


▼オウバイモドキ(黄梅擬) 別名:ウンナンオウバイ(雲南黄梅)
モクセイ科ソケイ属、常緑低木、中国西南部原産、花期:3月~4月、
枝はつる性で、四角形をしており、 枝垂(しだ)れる。
花の直径は4~5センチほどでオウバイより大きい。花びらが6~10枚に分裂するため、
二重あるいは八重先に見えるのが特徴。
オウバイは落葉低木で、一重の黄色い花が多いです。

アカバナユキヤナギ(赤花雪柳)
バラ科シモツケ属、落葉低木、花期:3月~5月、
満開状態は、白いヤキヤナギと同じですが、赤花品種は、
赤いつぼみ~薄桃色の花が咲いていく姿はとてもかわいらしいです。

ニワウメ(庭梅)  別名:赤花ユメウスラ
バラ科サクラ属、落葉低木、中国原産、花期:4月
葉 は 卵形 で縁に ぎざぎざ がある。. 春、新 葉 とともに 白色 または 淡紅色 の花をつけ、
 赤い実 を結ぶ。. 実は 食べられる 。
ニワウメに似たニワザクラもあるが、八重咲きで葉はやや細くまだ咲いていない。

ウグウスカグラ(鶯神楽) 別名:ウグイスノキ、アズキグミ
スイカズラ科スイカズラ属、落葉低木、花期:4月~6月、
ブルベリーの木に隠れているように咲いていました。
ウグイスカグラは、ヤマウグイスカグラの変種。
花柄は細く、垂れ、長さ1〜2cm、先に1花ときに2花をつける。
ウグイスカグラは、普通全体は無毛で、ヤマウグイスカグラは、枝、葉、花に
毛があり、ミヤマウグイスカグラは腺毛があるとありましたが、
家の葉の縁には毛があり葉の裏や花には、毛がありませんでした。
ヤマウグイスカグラの花や子房に毛がないこともあるとありましたので??


ツバキ”ボクハン:卜伴”   別名:ガッコウ(月光)
ツバキ科ツバキ属、常緑小高木、花期:3月~4月
濃紅の外弁と、密集した白色の唐子弁(雄しべが小花弁に変形したもの)とのコントラストが美しい。
中心部の「唐子弁」は白色だが、赤が混ざることもある 小輪。

アセビ(馬酔木)
ツツジ科アセビ属、常緑低木、花期:2月~4月、
開花期が長い,生け垣向き,日陰でも育つ 開花期が長い,生け垣向き,日陰でも育つ 


ユリオプスゴールデンクラッカー
キク科ユリオプス属、常緑低木、アフリカ南部原産、花期:1月~5月、
ユリオプス・バージネウス種からの園芸品種。鉢植えにしています。
枝先の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径0.5~1㎝程度の黄色い頭状花を咲かせます。 
一輪の花のように見えるのは、小さな花が集まった集合花で、中心部分の筒状花と、
周囲で花弁のように見える舌状花から形成されています。
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庭の花(3月)プリムラマラコイデス、、ユキワリソウ、ヒメツルニチニチソウ、他

2021-03-13 | 自宅の花
今日一日は、庭が雨にどっぷりつかるような天気でした。
野鳥も雨の中でも、餌がないか来て食べて帰りました。
庭も目新しいものはないですが、段々と春の気分が盛り上がってきます。

クリスマスローズ 花もあちこちに咲き始めました。

プリムラマラコイデス  階段の石の間から出てきたド根性ものです。


ユキワリソウ(ミスミソウ)  プランターの1株だけ咲き始めました。

ペチュニア  種類が多く花色や花形が非常に豊富な花ですね。
スーパーチュニア  ビスタミニブルースター切り戻すと晩秋まで何度も花が咲く。

オステオスペルマム(アフリカンデージー) 
色違いは以前に投稿済です。鉢植えですが、開花期間長い。

デージーは鉢植えです。

ヒメツルニチニチソウも咲き始めましたが、葉が斑入りの方は未だ咲かずです。

バイモユリ(アミガサユリ)    ▼イベリス(マガリバナ、キャンディタフト)

▼あちこちに”テイタテイト”と”ヒメリュウキンカ”が咲き始めています。

咲き始めたものが多いです、満開状態まで待ちたかったですが、忘れないうちにと。
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老いるということ、人生の黄昏時後、、、

2021-03-11 | 雑記
先日、クレジットカードの更新したものが届きました。
5年更新です、このような更新があるものが届くと気になる事があります。
自分は次の更新まで、現状のままでいられるのかどうか(?)です。

今月の29日が満77歳の誕生日です、77歳は”喜寿”、 長寿の祝いの一つです。
喜の字の草書体が七十七と読めるところから言われたようです。 

2019年日本人の平均寿命は、女性87.5歳、男性81.4歳でいずれも過去を更新して、
女性が7年、男性が8年連続更新だそうです。昨年はどうかわかりませんが、
これからも医療技術の進歩で寿命はこれからも伸びていくのでしょう。

故郷の夕暮れ時、


自分は25歳の時に多発生関節炎で5ヶ月入院、2カ月自宅療養に始まり、
色々な病で何度も病院のお世話になっています。
十二指腸潰瘍とのことで、入院したことがありましたが、
後日の内視鏡検査で「十二指腸に潰瘍の痕がない」が聞こえていましたので、
病名を疑っていました。
42歳の時に東大病院にかかり、神経免疫性疾患の難病と診断されてから現在まで、
35年以上も通院、何度か入院もしました、現在は寛解状態で日常生活も普通に出来ています。
しかし、体調が好調とは言えませんが、検査データは少し位悪くても、これが平常と
よくここまで生きて来られたと感謝しています。

歳を取ると言うことは、病気にもなるし、加齢による身体的な衰えもあり、
片足で靴下を履けない、シャツの袖のボタンが止められない、ジッパーさえ閉めるのが難しい。
昔何気なく出来た事が出来なくなって来ます。手足がしびれたり
これは相当に苛立ちを覚えます。

平均寿命と言っても、ただ生きているだけでは意味がありません。
健康寿命が長くなっていかないと長生きの祝いどころではありません。

病気と言えば、肺結核、直腸がん、パーキンソン病など多く病と闘い病気の問屋と言われた、
「氷点」で有名な女性作家の三浦綾子さん、そして多くの名言を残しています。
享年は77歳でした、その中でも私自信がノートに書き留めていたのは、
☆私達はまいにち生きています。
 誰かの人生を生きている訳ではないのです、
 自分の人生をいきているのです、
 今日一日は、
 あってもなくてもいいという一日ではないのです、
 もしも私達の命が明日終わるものだったら今日という一日が、
 どんなに貴重かわからない。

闘病生活の壮絶さを思うと、自分はまだまし、一日を無駄に出来ないとの思いでいました。

歳取ると回想することが多くなります。
思い出を回想する時には、その人が今どうゆう状況であるか、大きく関わってくると言う。
今幸せである人は、余裕を持って過去を振り返ることが出来るから。
過去とは人間の置かれた状況によりかわる。

子供の頃は大変でしたが、過去の話を書くと長くなるので、また別の機会にしますが、
自分の今は概ね良い人生であった様に思います、回りに良い人に恵まれた為と
感謝しています。
これからどうなるかわかりませんが、幸せは今が一番と思っていたいです。
昔の人の幸福感は、今の時代は大部分満たしています、それでも今の人
の幸せ感はまだ先になってしまいます。
昔、オヤジがバナナを食べてみたいなと生前言っていたのを思い出すことがあります。
今、バナナが嫌いな人はともかく誰でもが食べる事ができます、
家では庭に来るヒヨドリさえ食べていきます。
無理せず、これからも楽しみをみつけて見付けて悔いのない人生にしたいものです。

夕暮れと黄昏は,夕方の薄暗くなった時で似ていますが、
黄昏には、人生を盛りを過ぎた時期に当たりますが追加されます。

少し長くなりましたが、お付き合い頂きありがとうございます。
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野草化(?)している花達、シクラメンコウム、クロッカス、ムラサキハナナ、他

2021-03-10 | 花の写真
野菜や園芸品種を野草の中で育てるのは大変と思いますが、
中には、道を歩いていると野草の如くに育っているのを見ることがあります。

土手で珍しい小さい花が咲いていると思い良く見たらシクラメンの良く似ていました。

シクラメン・コウム
サクラソウ科シクラメン属、多年草、イラン、トルコ等原産、花期:1月~3月
原種シクラメンの中では、花は少し小さめで、花びらが丸みを帯びた形をしています。
 花色は白~濃いピンク、紫まであり、意外と幅が広い上に、
葉も多様で、模様やシルバーリーフの色々な組み合わせがあるようです。
草藪と思われるところに、あちらこちに固まって咲いていました。
自生地では、落葉樹林の下によく生えていて、落葉した葉が積もった腐葉土に
埋もれるようにして育ちますとありましたので、納得しました。

クロッカス      別名:ハナサフラン
アヤメ科サフラン(クロッカス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:2月~4月、11月、
原種数は80種、春咲き種だけでなく、秋咲き種もあります。
葉は松葉のように細く長く伸び、花は日中開き、夜間は閉じるのが特徴。
花色は、黄、白、藤、青紫など多彩です。
畑栽培も良く見ますが、とんでもない枯れ草の間でも見かけることもあります。

福寿草     畑の外れに群生すかの様に混み合って咲いていました。

アブラナ(油菜)
アブラナ科アブラナ属、2年草、花期:4月
花茎を伸ばして次々に花が咲く。草丈は1mを越える。萼片は黄色で花弁の下に開く。 
花は花茎の先端にまとまって付き、 下から順に咲き上がっていきます。
花が咲く前に茎から摘んで野菜として流通している。
アブラナの種子からとれる菜種油ですが、現在はセイヨウアブラナから採取することが主流となっている。  
一般的に「菜の花」と呼ばれるのはアブラナが美しい花をつけたときの状態です。
アブラナ科アブラナ属の植物の花の総称として、すべてを『菜の花』と呼んでいるんです

ムラサキハナナ(紫花菜)  別名:オオアラセイトウ(大紫羅欄花) ショカツサイ(諸葛菜)、ハナダイコン(花大根) 
アブラナ科オオアラセイトウ属、1年草、中国原産、花期:3月~5月、
分枝して伸びた茎の先に総状花序を出し、花径2~3㎝程度の花を多数咲かせます。 
淡い紫色の4枚の花弁を持ち、中心には黄色い雄しべが6本と1本の雌しべがあります。
道端にドンドン増えて咲いています。
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野道を歩けば春の伊吹が感じる。ホトケノザ、スミレ、フキノトウ、他

2021-03-09 | 花の写真
3月に入り、ばか暖かい日もあれば、寒い日もありました。
又明日は20℃近くになるとか、春の花も盛りになりつつあります。

ホトケノザ(仏の座)  別名:サンガイグサ、漢字で、「元宝草」や「宝蓋草」 とも書く。
シソ科オドリコソウ属、越年草、花期:3月~6月、
名前は、葉が仏の蓮華座に似ていることからの名前 、茎に葉が段々とでて三階草。
花は、上部の葉腋に長さ約2cmの紅紫色の唇形花。
畑一面をピンク色にうずめています。

ホシノヒトミ(星の瞳)    別名:瑠璃唐草、オオイヌノフグリ、
オオバコ科クワガタソウ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:3月~5月、
葉の腋に1個ずつ花を付け、花柄は1~2cm、花径7~10mm、瑠璃色。
春になれば、どこにでも見かける花で、横に広がり集まって咲いていればキレイです。
立って咲いていたので、タチホシノヒトミかと思いましたが、花柄が長いのでこれにした。

春を代表する野草の一つにスミレがあります。
しかし、種類が多いので良く分かりません間違っていたら教えて下さい。

ノジスミレ(野路菫)
スミレ科スミレ属、、多年草、花期:3月~4月、
スミレによく似ているが、根は白く葉はたたずたたず、長楕円状か披針形で、
葉柄は短い。
花は径1.2-2cmで淡紫色や青味のある紫色など変化が多い。

タチツボスミレ(立坪菫)
スミレ科スミレ属、多年草、花期:3月~5月、
日当たりのよい道端や草原、森林、やぶなどに普通に見られる 代表的なスミレで、
生育地や地方地方で変異があり、数多くの変種がある。
普通は淡紫色だが変化が多い、唇弁に紫の筋がある。

▼?  タチツボスミレに似ているがアオイスミレに近いかな
  

フキ(フキノトウ)
キク科フキ属、多年草、花期:3月~5月、
フキの若い花茎がフキノトウで、葉柄を食べるので誰にでも知られた植物です。
早春に、葉に先立って花茎を地上に表し散房状に花を付ける。雌雄異株で、
雄株の花は黄白色、  雌株の花は白色です。
雄株:小花隙間なく並び中心はほぼ黄色 雌株:小花間に隙間があり、いびつな形 

タンポポ(蒲公英)
キク科タンポポ属、多年草、花期:3月~5月、
タンポポハ、キク科タンポポ属の総称で、カントウタンポポ、カンサイタンポポ等ある。
草丈は15センチメートル (cm) 内外で、花は一般に黄色であるが、白花もある。
都市部に多いのはセイヨウタンポポである 。
ヨーロッパ原産のセイヨウタンポポは、頭花はやや大きく、総苞の外片が反り返る。
これは、カントウタンポポです。今頃近くで咲いているこのタンポポです。
左:総苞が反り返らず。       右:セイヨウタンポポ 総苞が外側に反り返る

予告編です、ところどころにぱらぱらと咲き始めていました。
カキドオシ     シソ科カキドオシ属、花期:3月~5月、

これからますます色々な花が見ることができるようになりますね。
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春を誘う花木達、サンシュユ、フサアカシア、ツバキ、ボケ、他

2021-03-06 | 樹木(花木)
春の花木と言えば、梅や桜が一番に見応えがありますが、
その他にも色々とあります。
桜の咲く本番前に、春を誘う花木達を幾つかをお届けします。

黄色い花三部作。
サンシュユ(山茱萸) 集まっていると目立ちます。
                                       

シナマンサク  後ろもマンサクですが、色合いが違い濃い黄色です。

フサアカシア  普通はミモザと呼ばれる方が多いですかね。

ツバキ(椿)   サザンカの後はツバキばかりです。
黄色い椿は、金花茶交配椿 黄鳳 の名札があった気がします。

▼赤いボケ(木瓜)    見事にたくさんの花を付けていました。

クサボケ(草木瓜)  草藪の中のあちこちで咲き始めていました。


シキミ(樒)   高いところに咲いていました。

ウグイスカグラ(鶯神楽)  まだまだ咲き始めたばかりです。

ハクモクレン(白木蓮) 
近くには未だ咲くのは少し先です、出先でしたので、再度キレイに撮り直しですね。

以前にも投稿してますので、サラッと負担をかけずに流してしまいました、
これからもドンドン花を咲かせてくれる樹木にも楽しみにしています。
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家の近くにて、一人で観梅散策です。

2021-03-05 | 花木の写真
寒い早春に咲く白梅、紅梅も今が見頃となりました。
春の暖か日ひだまりの中で一輪一輪がほんのりと甘い香りを漂わせて咲いています。
近くには高尾梅郷や吉野梅郷の梅まつりが開催される時期です。
高尾梅郷の3/12~14の梅まつりは中止で、3/8~21までの観梅ウオークは実施されるようです。
外出自粛延長で出掛けるつもりはないですので、近所散策の一人で梅まつりをしました。
白梅、紅梅 枝垂れ梅、などです。
     
        

 
      


    

 
  ツバキと   


       

     

 サンシュユウメ 
  マンサクウメ     

我が家の梅は咲き始めたところです。
       

古来よりウメが愛された理由
「枕草子」に、”木の花は濃いも薄いも、紅梅”と詠われてきたウメ。
日本人に古くから愛されて来た花です。
しかし、もとは中国からの渡来植物ですが、人々の間に広まった、
その理由は、良い香り。日本では古来から、良い香りは邪気を払うものとされた。
もう一つは、葉が出る前に花が咲くこと。
葉が出る前に花が咲くものこそが、もっとも純粋に自然の生命力を表わすとして考えた。
生け花に、長いあいだ葉が茂っているツバキやサザンカなどが使われなかったのは、
この考え方のようです。
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春を待っていた昆虫が活動を始めました。ムラサキシジミ、アシブトアナアブ、他

2021-03-04 | 昆虫
明日3月5日は二十四節気「啓蟄」です。
啓蟄(けいちつ)とは、「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃」の意味です。
今までも最近はよく蝶が飛んでいるのを見るのが多くなりました。
昆虫が生きている様が見られるのは嬉しいものです。

ムラサキシジミ
チョウ目シジミチョウ科シジミチョウ亜科、前翅長 14-22mm   3月-4月、6-10月、
翅の表が青紫色に輝くシジミチョウ。
翅の裏面はシミが浮かんだような茶色。前翅の先がやや尖っているのが特徴的。
少し翅が傷んでいたように思いました、翅の裏面も撮りたかったのですが、
逃げられてしまいました。
 

シータテハ
チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科、 前翅長24-30mm  3月-11月
黄橙色地に黒い紋があるタテハチョウ。キタテハに似るが、本種の方が翅の外縁の凹凸が激しい。 
初夏から真夏にかけて現れる夏型と、秋に現れてそのまま越冬する秋型(夏型に比べて翅が細長く、
外縁の凹凸がより顕著)がある。

テングチョウ
チョウ目タテハチョウ科テングチョウ亜科、前翅長 19-29mm、3-6月、9-11月、
てんぐのように顔の先が尖っている茶色っぽいチョウ。
羽根の表面にはオレンジ色の紋がある。鼻のように見えるのは、下唇ひげ(パルピ)という部分。


アシブトハナアブ
ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科、  12-14mm、3-10月、
胸部に縦筋があり、腹部の黄色い三角班が目立つアブ。脚は黒く、ももの部分が太い。  

フタホシヒラタアブ
ハエ目ハナアブ科ヒラタアブ亜科、 8-10mm、3-11月
腹部の紋は真ん中で分断されている。

▼??    頭隠して尻隠さずでは分かりません。写し方が悪し。

クビキリギス
バッタ目キリギリス科クサキリ亜科、 27-34mm、翅端まで 50-57mm、
緑色または褐色で、頭頂が著しく尖った大きなキリギリス。口の周囲が赤い。
指に噛みつくと離さず、無理に引っ張ると首が抜けるのでこの名がついたらしい。


シブイロカヤキリ
バッタ目キリギリス科クサキリ亜科、  36-46mm、3-6月、9-10月、
褐色で、頭頂が尖ったキリギリスの仲間。背部は濃褐色。脚が短い。

アブラナ科の花に多くのヒラタアブの仲間飛んでいるのを見るようになりました。
野菜害虫の代表格としてアブラムシがいますが、
実は自然の中にはアブラムシの天敵となる虫がたくさんいます。
そのうちの一つがヒラタアブというアブの仲間です。
この幼虫がアブラムシを好んで食べます。 畑の益虫です。
花から花へ飛び回って花粉や花の蜜を食べるため、植物や野菜の受粉を助けます。
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イチゲの似た花、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、ユキワリイチゲ、

2021-03-03 | 花の写真
春にはキンポウゲ科のアネモネ、ラナンキュラス等多くの花が美しく咲きますが、
野草花にも色々ありますが、そのうちの似たもの3体を選んでみました。

アズマイチゲ(東一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:3月~5月、
白い花を茎先に1つつける。 花径は3、4センチくらいである。
白い花びらのように見えるのは萼片である。 萼片は8枚から13枚ある。
茎葉は3出複葉で3枚が輪生する。
        
       

アズマイチゲとキクザキイチゲの違い
アズマイチゲ:葉・・・葉の先が丸く細かく切れ込まず、やや下に垂れている。
      花弁の数が多い、花の中心が紫がかる(個体差多いが)
キクザキイチゲ:葉・・・葉は垂れ下がらない 、小葉が羽状(うじょう)に切れ込むのが特徴 
     普通、白色の花を咲かせますが、薄紫~紫色などの個体も見られます。 

キクザキイチゲ(菊咲一華)  別名:キクザキイチリンソウ
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、 花期:3月~5月
湿り気のあるところに生え、白から紫色の花が1個つき、花径2.5~3cm、
花弁はなく、ガク片が花弁状に見える。 
花びらがが菊のような形で咲き、1本の茎に1輪をつけるので、菊咲一華と書く。
        
  *キクザキイチゲは今年まだ撮っていませんので、以前に撮ったものから選びました。

ユキワリイチゲ(雪割一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:3月~4月、
アズマイチゲ、キクサキイチゲよりも花が少し小さいです。
他のキンポウゲ科イチリンソウ属の植物とは、まったく違う形や色合いの葉で
小葉は三角状卵形で鋸歯があり、表面に白い斑紋があり裏面は紫色を帯びる。
分布は本州でも西部方面fですが、近所の山野草好きな道傍に咲いています。 
        
 
       

キンポウゲ科イチリンソウ属と言えば、当然イチリンソウやニリンソウと似ていますが、
未だ自宅庭にも咲いていませんので、後日回しと致します。
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花木の蕾比べ、ヤナギ、ハクモクレン、コブシ、アセビ、他

2021-03-01 | 花木の写真
3月の声を聞くともう春になるんだと感じられる頃です。
そこで花木も芽吹きを探してみました。
今月末には花が咲いてくるでしょうからその時に、又花はアップしたいと思います。


ヤナギ(柳)
ヤナギ科ヤナギ属、落葉低木、花期:3月~4月、雌雄異株。
ヤナギはヤナギ属の総称です。
正直言って種類が多くあるのでネコヤナギかどうか分かりません。
ネコヤナギの雄花は、黄色で、紅色が混ざるとありましたので、雄株らしい。
 
        

ハクモクレン(白木蓮)
モクレン科モクレン属、落葉高木、中国原産、花期:3月~4月、
葉が出る前に花が咲き、紫色の花が咲くモクレンとは別種で 半月程早く咲く。
大きな木で、一見枯れ木に見えますが今は蕾を沢山付けています。
満開が楽しみですね。
      

▼コブシ(辛夷)
モクレン科モクレン属、落葉高木、花期:3月下旬~4月上旬、
今この辺りでは、蕾は堅い状態です。
花がない状態ではハクモクレンとチョット目には区別がつきませんね。

ヒュウガミズキ(日向水木)
マンサク科トサミズキ属、落葉低木、花期:3月~4月、
トサミズキに似るが、明らかに小さく、花数も少ない。
池の縁にあり遠いところだったので、今度は近場のものを撮ります。
 
      

アセビ(馬酔木)
ツツジ科アセビ属、常緑低木、花期:2月下旬~4月上旬、
早春に穂になって咲く小さな白い花や、紅色の新芽、濃い緑色の葉が美しいアセビには、 
園芸品種も数多くあります。

ジンチョウゲ(沈丁花)
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属、常緑低木、中国原産、花期:3月~4月、
花弁のように見える部分は萼が花弁状に変化したもので、本来の花弁ではありません。
上から見ると小花の集合体であることが分かる。
雌雄異株だが、日本にある木は雄株が多く、雌株はほとんど見られない。
上品な甘い香りを放って春の訪れを告げ、クチナシ、キンモクセイと共に
「三大香木」あるいは「三大芳香花」とされ、庭木、公園樹及び鉢植えとして親しまれる。   
               

▼彩りのない風景にマンサクの花が池に陰を落としています。
      
少し寂しい内容ですが、間もなく華やかな彩りの春本番を迎えることでしょう。
今日など蝶も飛んでいました、寒さもあとわずかの辛抱です。
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